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JAXA つくば宇宙センター

乳幼児連れ3家族でJAXA(日本宇宙航空研究開発機構)のつくば宇宙センターへ言ってきました。

筑波宇宙センター Tsukuba Space Center
Tel: 029-868-5000
住所: 茨城県つくば市千現2-1-1
Web: https://global.jaxa.jp/about/centers/tksc/index.html

JAXAでは『ファン!ファン!JAXA!』と銘打って、日本各地のJAXA施設で見学を受け入れています。
つくばの宇宙センターでは日本の宇宙開発の中枢機関としての役割を担っていて、広大な敷地の一部を見学することができます。

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ガイド付きの有料見学ツアーは事前予約制でオンラインから予約できます。
予約不要の無料で見学できるゾーンもありますが、有料ゾーンの方がワクワクドキドキできる展示や施設を見ることができるのでおすすめです。

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まずは資料映像の上映を視聴しますが、乳児たちは暗い空間にじっとしていることができず騒ぎ出してしまいました。
それからガイドによるパネル展示の解説を聞きますが、ここでも大人は関心してても乳幼児にはちんぷんかんぷん。
誰かがあやしている間に残りの人がガイドの話を聞くという連携プレーになりました。

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それから厳重なセキュリティチェックを受けてからバスに乗り込み、宇宙飛行士養成エリアを見学します。
実際に宇宙飛行士の候補生たちが過ごしたという密閉空間を窓越しに見て、なんて厳しいんだ!絶対ムリ!と感じました。

それから「きぼう」運用管制室へ移動して、実際に稼働しているオペレーションルームを見学しました。
2019年現在、きぼうはアメリカ時間で運用されているようで宇宙飛行士たちも睡眠中でした。
日中は数名のスタッフがトラブルなどないか監視しているだけらしく、管制室はがらんどうでしたが、それでも実際に宇宙と繋がっている場所を目にしてワクワクドキドキしました。

でも、知れば知るほど、絶対、私は宇宙飛行士になんてなれない。
頭も体力も気力も何もかもが足りなさすぎる…

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ツアーを終えると展示館「スペースドーム」へ移動します。

実物大の人工衛星や本物のロケットエンジン、日本実験棟「きぼう」の原寸モデルなどが展示されていました。
こちらは予約不要で無料なので、ふらっと来て見学できます。

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国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の実物大モデルです。
内部に入ることができますが、空間は思ったよりも狭くて閉塞感があり、ここで働く人はミッションがあるとは言え過酷過ぎる…と感じました。

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宇宙服の顔出しモデルがあります。
子どもたちに入ってもらいましたが、囲まれた雰囲気に驚いてしまって号泣して写真撮影できず…
大人なら宇宙飛行士さながらの写真が撮影できますよ!

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最後に受付建屋前にある『ロケット広場』でH-Ⅱロケットの実機の前で記念撮影をして終了しました。
このロケットが50mもあるので広角のカメラでなければ全貌を入れるのがなかなか難しかったです。

70分の有料ツアーと無料展示スペースを見学して3時間弱。我々は持参したランチを食べて休憩もしたので、計4時間ほど滞在しました。

正直言って、2歳児が宇宙を少しでも理解できたか?というと、全くわかってないです。
ですが、帰ってから「ロケット」とか「ちきゅうはあおい」などと言っているので、断片的にでも思い出に残っている部分があるようです。
個人的には小学生くらいになって宇宙、若しくは化学や理系の分野に興味を持った子だったら楽しめると思いました。
自分が10歳くらいの時だったら…難しいだろうな。

テクノロジー、ビジネス、化学、医療など色々な分野に関わる研究や実験が行われているので、大人なら大抵の人が面白いと思えますよ、きっと。

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