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ビジネス×ITの経験を最大限に活かせる、CREの役割とは

台湾発AIベンチャーとして「ECをもっと探しやすく」をテーマとしたAIサジェストプラットフォームを提供しているawoo。
今回は、CRE(Customer Reliability Engineering)として、技術・ビジネス双方の観点から顧客への価値向上を目指す大川さんへ、awooへの入社の決め手や仕事の面白みについて話を聞きました。

大川 泰平(オオカワ タイヘイ)
大学卒業後、損害保険会社にて営業職としてキャリアをスタート。その後、IT業界へ飛び込み、ソフトウェアエンジニア・プリセールスを経験。2023年1月awooへ参画。現在は、CRE(Customer Reliability Engineering)として、これまでの営業・エンジニアリング経験を活かしながら、技術・ビジネス双方の観点から顧客への価値向上に貢献している。

営業・エンジニアを経て、CREとしてawooに入社した理由 

──はじめに、これまでのご経歴を教えてください。

大学卒業後、損害保険会社の営業職としてキャリアをスタートしました。さまざまな業界に触れることができるという点は魅力的であったものの、業界やビジネスとして変化が激しい環境へ身を置き、スピード感を持って成長したいと思い、IT業界に転じました。
ソフトウェアエンジニア・プリセールスを数社で経験した後、2023年1月にawooに入社し、現在はCREとして従事しています。

──awooへの入社の決め手となったのはどのような点でしたか。

awooのサービスに強い魅力を感じたことが最大の決め手です。
具体的には、awooのプロダクトがAIソリューションである点、モバイルに対応している点。また、これまではコスト削減や効率化のためのソリューション開発に携わることが多かったため、お客様の売上向上という攻めのプロダクトに関われる点も魅力的でした。

また、私が感じていたインターネット上で起きている変化に対して、awooのプロダクトが実現できることの可能性の大きさを感じられた点も背景にあります。
いま、インターネットは「検索」から「探索」にシフトしていると感じています。従来の「検索」は目的型で情報を絞り込んでいくアプローチでした。一方、「探索」は非目的型で情報を広げ、冒険のように様々な出会いがあるアプローチです。ECの場合、「検索」は目的をもって買い物をする、「探索」はウィンドウショッピングのようなイメージです。スマホとSNSの普及によってこのシフトは加速していると考えています。
このような時代の変化において、awooのサービスが「探索」型で、顧客体験の向上に貢献できるプロダクトであり、インターネットをますます面白い空間にできそうだと思えた点も決め手でした。
例えば、従来はユーザーが能動的に検索して商品を探していたのに対して、これからは1つの情報からシームレスに次の情報へ遷移し欲しい商品へと辿りつくことが求められると考えています。awooのプロダクトは、まさに商品データを活用・解析して、ハッシュタグやレコメンド機能、ポップアップ機能などを提供し、ECサイトの顧客体験向上を実現していく点で大きな可能性を感じました。

──これまで様々な職種を経験されてきた中で、CREを選ばれたのはどのような背景なのでしょうか。

まず、私自身がキャリアを決めるときに大切にしている考え方があり、それが「キャリアのVSOP」という概念です。

おおよそ
 - V:20代 バラエティ・バイタリティ
 - S:30代 スペシャリティ
 - O:40代 オリジナリティ
 - P:50代以降 パーソナリティ
に分類されます。

この考え方に基づいて、これまでの20代は様々なことに挑戦し自分の幅を広げようと考えていました。そのため、営業からエンジニア、そしてプリセールスなどさまざまな職種を経験してきました。
そしてちょうど30代になったタイミングで、これまでの営業×ITの経験を活かしてスペシャリティを発揮していきたいと考えたときに出会ったのが、awooの現在の仕事です。

技術面でプロダクトの価値最大化に貢献するCREの役割とは

──現在の仕事について、教えてください。

現在はCREとして、営業メンバーに同行して技術説明を行うプリセールス、そして契約後のインプリメンテーション、プロダクト導入後のサポートを担当しています。お客様の日々の運用における技術的な質問や追加実装などテクニカルな部分を中心に担当し、プロダクトの価値最大化に努めています。
チームはとてもフラットで風通しがよく、Slackやミーティングでプロダクトの課題や改善点など積極的に意見が言い合える環境なので、私自身もプロダクトを育てているような感覚があり、やりがいを感じています。

──awooで働く魅力や面白みを教えてください。

「グローバルな環境」が魅力の一つだと感じています。これまで、私は外資系企業で働く経験や海外経験はなかったため、入社前は言語や文化などへの不安もありました。
しかし、台湾側にも日本語が話せるメンバーがいますし、日本にも中国語・英語が堪能なメンバーがいるので、必要に応じて互いにサポートし合いながらコミュニケーションをとっています。台湾×日本という環境で、多様性から新しいアイディアや意見が生まれる点は、まさにグローバル企業ならではの強みだと感じています。

──入社前のイメージとギャップはありましたか?

そうですね。外資系企業が初めてだったということもあり、入社以前は”外資系=冷たそう” というイメージを勝手に抱いていたのですが、良い意味で裏切られました。
awooは温かい人が多く、チャットで呟けば当たり前に誰かがリアクションしてくれたり、自分のできることや持っているものを自然とGiveしていこうという文化があります。また、上手くいかない時には、原因を人に求めるのではなく、組織や仕組みの中で改善していこうという雰囲気があり、とても良い環境だと感じています。

また私自身、「相手にリスペクトを持って接すること」「ボールを持ったら一歩でもゴールに近づけること」という価値観を大切にして生きています。特に、自分と合わない人でも否定せずにリスペクトすること、そして、自分が向き合っている仕事や物事に対して全力で取り組み、一歩でも前に進めるということです。
これは私自身が大切にしている価値観ですが、人を大切にする社風や物事を自発的に改善し前に進めようとする人が多いawooの環境は、私の価値観ともフィットしていて、働きやすさを感じています。

お客様が短期間で効果を実感できる仕組みを創っていく

──awooで今後実現したいことについて教えてください。

まずは、お客様がプロダクトを導入した後、効果を実感できるまでの時間をできる限り短くすることを目標としています。お客様はプロダクト導入により、エンドユーザーのECサイト上での購買体験の向上や売上向上を目的とされています。
awooのサービスを導入したことによってその目的が達成され、「awooのサービスを導入して本当に良かった」と少しでも早く実感していただきたいです。
また、awooのプロダクトを通してEC体験を向上し、社会をより良くしていきたいと考えています。EC領域は今後ますます拡大していくマーケットなので、業界で存在感を発揮し、ゆくゆくは業界を牽引できる存在になっていきたいと考えています。

──最後に、awooに興味をお持ちの方へメッセージをお願いします。

私はawooのサービスによって、インターネットでの購買体験をよりワクワクさせられるよう頑張ります。今後実現されたいことやご自身の興味と、awooの未来やビジョンの重なりが大きいと思われたら、ぜひエントリーいただき、一緒に事業を盛り上げていけたら嬉しいです。