AXEL SMITH

チェルシーと鹿島アントラーズを愛し、ウイスキー片手に観戦することが何よりの喜びです。

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最近の記事

”一意専心”J1第11節 鹿島(A)vs札幌(H)マッチレビュー

鹿島 1 ー 0 札幌  前節ガンバ戦を4-0で快勝し、約半年ぶりのホーム勝利に沸いた我らが鹿島アントラーズ。順位も中位までアップし、苦しみながらも上位進出へのチャンスはまだまだあります。垣田と優磨の2トップが機能性をみせはじめ、優磨自身も3試合連続ゴール中。ゴール前で仕事ができるFWであることを、改めて示してくれていますね。  対するホームのコンサドーレ札幌。今季も攻撃性能の高さは折り紙つきで、ここまでリーグ2位の20ゴールを叩き込んでいます。とはいえ失点の多さも札幌ら

    • ”締め方”J1第6節 鹿島(H)vs広島(A)マッチレビュー

      鹿島 1 ー 2 広島  前節AWAY・マリノス戦を落として10位に後退したアントラーズ。開幕ダッシュ自体には成功したものの重要な一戦で勝ち点を落としてしまっており、なおかつホームでは昨季途中から勝てていません。今節の相手・広島は昨季ダブルを食らった相手でもあり、昨季終盤までACL圏を争ったクラブ。ホームで久方ぶりの勝利を!と行きたいところでしたが・・・  サンフレッチェ広島は鹿島と対称に開幕から連敗したもののその後復調。現在はリーグ2連勝中で9位につけています。日本代表

      • ”型とパリィ”J1第5節 鹿島(A)vs横浜FM(H)マッチレビュー

        鹿島 1 ー 2 横浜Fマリノス  今季もやってきましたThe Classic。雨ニモ負ケズ現地観戦してきました。鹿島は前節ホーム福岡戦をスコアレスドローで終え現在4位。なんといっても今節においてポイントになるのは今季新加入ながら戦力の中核を担っている佐野海舟の出場停止。これまでアンカーとして絶大な結果を出してきた佐野がよりにもよってマリノス戦にいないのは大きな痛手です。ということで今節はピトゥカがアンカーを務め、IHには土居が先発でチョイスされました。  対する横浜Fマ

        • ”ニガテ克服ドリル vol.1”J1第4節 鹿島(H)vs福岡(A)マッチレビュー

          鹿島 0 ー 0 福岡  ミッドウィークのルヴァン杯、アウェイ柏戦を引き分けで終えた鹿島。関川以外全員をターンオーバーという思い切った采配でリードを奪ったまではよかったものの、後半に攻め込まれ終盤CKから失点。主力に休養を与えられた面ではポジティブでしたが、川崎戦同様に終盤の失点でリードを失ってしまった点は非常に残念でした。  現在鹿島はリーグ戦を2勝1敗の4位。スタメンで目を見張ったのが昌子の復帰で、これには胸をアツくされた方々も多かったはず!(あのレアル戦以来なのか・

        ”一意専心”J1第11節 鹿島(A)vs札幌(H)マッチレビュー

          ”真・佐野無双”J1第3節 鹿島(A)vs横浜FC(H)マッチレビュー

          鹿島 3 ー 1 横浜FC  前節劇的な敗戦を喫してしまった川崎戦から1週間。次なるリーグ戦の相手は横浜FC(13位)となりました。前節がショックの大きい負け方をしてしまっただけに立て直しを図りたいところです。  今季昇格を果たした横浜FCですが今季はいまだ勝ち星なし。前節湘南戦は悪天候の中打ち合いで引き分けて勝ち点を獲得しています。特に前節2ゴールをあげたFW小川はJ2得点王の実績をぶら下げて挑む勝負の年。チームの攻撃力は決して侮れません。ポイントとしてはCBで主将も務

          ”真・佐野無双”J1第3節 鹿島(A)vs横浜FC(H)マッチレビュー

          ”掴みかけたモノ”J1第2節 鹿島(H)vs川崎(A)マッチレビュー

          鹿島 1 ー 2 川崎  見事勝利した開幕節・京都戦から1週間。今季のホーム開幕戦の相手は川崎フロンターレとなりました。昨年もダブルを食らいましたし、昨季ホーム戦では立ち上がりにミスから失点(確かゴールを奪ったのは知念..)と苦い思い出が蘇ります。 しかし今回は大きなチャンス!?というのも川崎はDFラインに負傷者が続いており、しかもCBジェジエウは前節退場により出場停止。佐々木旭もどうやら体調不良でトレーニングを満足に消化できてないなんて情報もありましたので、緊急事態に陥

          ”掴みかけたモノ”J1第2節 鹿島(H)vs川崎(A)マッチレビュー

          ”砲撃”J1第1節 鹿島(A)vs京都(H)マッチレビュー

          鹿島 2 ー 0 京都  待ちに待った2023シーズンが開幕!!今季もアウェイ開幕となり、相手は京都サンガ。昨季は京都お得意のハイプレス&ショートカウンターに苦しめられた印象。その強みはそのままに上位進出を狙う彼らは決して簡単な相手ではありません。  鹿島のスタメンに目を移すと、新戦力である知念、藤井、佐野、そしてタイトルをもたらすべく戻ってきてくれた植田が先発に名を連ねました。昨季終盤はとにかく点が遠く、火力不足を感じる試合が多かった鹿島。新しい得点源として知念には大き

          ”砲撃”J1第1節 鹿島(A)vs京都(H)マッチレビュー

          ”大人の余裕”カタールW杯ベスト16 日本(E組1位)vsクロアチア(F組2位)マッチレビュー

          日本 1 ー 1 クロアチア (PK1ー3)   いよいよ決勝トーナメントの戦いが始まり、日本はベスト8という”新しい景色”に挑戦するチャンスがやってきた。勝ち抜けすら厳しい前評判を押しのけ、堂々の1位通過を決めた森保JAPAN。確かな手応えと自信を胸に、前回準優勝クロアチアへと挑んでいく。  日本は今大会CBとして主力を担っていたDF板倉が累積警告により出場停止のため欠場。またさらに、MF久保が体調不良のためトレーニングを欠席し、そのまま今試合も欠場している。そのためこ

          ”大人の余裕”カタールW杯ベスト16 日本(E組1位)vsクロアチア(F組2位)マッチレビュー

          カタールW杯ベスト16 日本(E組1位)vsクロアチア(F組2位)ゆるマッチプレビュー

           カタールW杯分析企画 決勝トーナメントver.でまさかの日本担当になりました・・・(絶句)。スペイン戦の興奮から一転現実に引き戻された感満載ですが、クロアチアはGS分析企画でも担当したチームなので縁を感じますね~~。 抽選司会のかしまわり御大将より「クロアチアvsモロッコ担当してたもんね!?プレビュー書けるじゃん!(期待)」→数分後「アクセルさんがプレビュー書きますので~(断言)」とありがたい宣旨を受けましたので、グループステージ最終日の試合を横目に書いておりまする。日本

          カタールW杯ベスト16 日本(E組1位)vsクロアチア(F組2位)ゆるマッチプレビュー

          ”技術vs筋肉”グループF#1 クロアチアvsモロッコ マッチレビュー

          Dobar dan!(ドーバルダン!) مَرحَبًا!(マルハバン!) さて今回はカタールW杯グループF第1節、クロアチアvsモロッコのレビューを行っていきたいと思いやす。 分析試合のドラフト抽選会では無事(?)エスポワール号行きが決定しましたが、なんとか黒服たちを振り切ってレビューしていきましょう! 両軍の状態について まずは前回W杯準優勝のクロアチアについて!欧州予選グループHを首位通過し、3大会連続6回目の出場。首位通過とはいえ、予選序盤はなかなか成績が安定せず

          ”技術vs筋肉”グループF#1 クロアチアvsモロッコ マッチレビュー

          "千日手"J1第34節 鹿島(H)vsG大阪(A)マッチレビュー

          鹿島 0 ー 0 G大阪  前節清水戦で8試合ぶりの勝利に沸いた5位鹿島アントラーズ。いよいよリーグ戦最終節をホームで迎えます。相手は今季既に4試合を戦っているガンバ大阪。ガンバには今季4連勝中(リーグ開幕節3-1、ルヴァンHOME4-1、ルヴァンAWAY3-1、天皇杯2-0)で相性の良い相手ではあるものの、それはレネ・ヴァイラー前監督指揮の下でのこと。前節清水戦には勝ったものの内容(特に攻撃面)には課題が残っているので、そこをどう改善し来季へつなげていくのかが注目でした。

          "千日手"J1第34節 鹿島(H)vsG大阪(A)マッチレビュー

          ”今はただ研ぎ澄ますのみ”J1第33節 鹿島(A)vs清水(H)マッチレビュー

          鹿島 1 ー 0 清水  前節より3週間が空き、リーグ戦最終盤を6位で迎えている鹿島アントラーズ。前節磐田戦では3-3ドローで終え、これで岩政体制では7試合リーグ戦勝ち星なし。勝利は8月14日福岡戦まで遡ります。負傷明けだった常本が本格的に戦列へ復帰したものの、樋口と広瀬が出場停止で欠場。この2人は岩政体制でも気を吐いていた存在だっただけに、不在の影響は大きく感じましたね。 準備期間を多く取れたことで新コーチ陣からの落とし込みにも期待したいところ。そういった意味でも、今節

          ”今はただ研ぎ澄ますのみ”J1第33節 鹿島(A)vs清水(H)マッチレビュー

          ”邀撃劣勢、のち反撃”J1第32節 鹿島(A)vs磐田(H)マッチレビュー

          鹿島 3 ー 3 磐田  ミッドウィークの天皇杯でまさかのジャイアントキリングを許し、ベスト4敗退が決まってしまった我らが鹿島アントラーズ。これで今季無冠も確定し、何度目かの「今季こそは」の願いが実らぬまま、またシーズンが終わろうとしています。試合後のあの静まり返った、なんともいえない雰囲気は今でも忘れられません。そしてその後に起こった、ゴール裏での衝突も。拍手と怒号が入り混じったあの光景は色々と感情に来るものがありました。 そこから中2日で迎えたアウェイ戦。岩政監督は流

          ”邀撃劣勢、のち反撃”J1第32節 鹿島(A)vs磐田(H)マッチレビュー

          ”閉塞とスライド”J1第31節 鹿島(H)vsFC東京(A)マッチレビュー

          鹿島 0 ー 1 FC東京  代表ウィークが終了し、ルヴァン杯も鹿島は敗退しているため束の間の休息。中央大学とのトレーニングマッチでは快勝し、試合前会見では岩政監督も「ここからは結果を求めていく」と決意を露わにしました。前節京都戦でリーグ初先発を飾ったGK早川が今節もゴールマウスを務め、ここ数試合途中出場からハイパフォーマンスを発揮していた名古が先発。現在5位で勝ち星が遠のいており、残り少ない試合数でどれだけ上位に食らいついていけるかを占う重要な試合でもあります。  対す

          ”閉塞とスライド”J1第31節 鹿島(H)vsFC東京(A)マッチレビュー

          ”じゃんけん勝負” J1第30節 鹿島(A)vs鳥栖(H)マッチレビュー

          鹿島 1 ー 1 鳥栖  前節京都戦を1-1ドローで終わり、リーグ戦では4試合勝利が遠のいている鹿島。「負けていない」と評価すべきか、「勝てていない」と評価すべきかはわかれそうなところです。勿論勝ち点を落としているのは事実ですし、残念なことに変わりありません。 そんな状況ではありますが、岩政監督はここでなんとGK早川を先発チョイス。ここまでスンテと沖で支えてきたGK陣ですが、リーグ戦デビューを飾ることになりました。足元の技術に定評があり、現代的なGK要素を兼ね備える早川の

          ”じゃんけん勝負” J1第30節 鹿島(A)vs鳥栖(H)マッチレビュー

          ”有り合わせ料理”J1 第29節 鹿島(A)vs京都(A)マッチレビュー

          鹿島 1 ー 1 京都   前節浦和戦を引き分けで終え、優勝争いどころかACL圏内からも離されつつある鹿島アントラーズ。リーグ戦の成績自体はあまり芳しくないものの、ミッドウィークに行われた天皇杯では神戸を下してベスト4進出を決めています(やったぜ)。神戸戦をリーグ戦とほぼ同じメンツ(GK沖→スンテのみ変更)で戦ったので疲労を考慮し、岩政監督はターンオーバーを採用。今季リーグ戦初先発の小田、エレケをはじめ出場時間の少ないブエノや荒木らにもチャンスが巡ってきました。  対する

          ”有り合わせ料理”J1 第29節 鹿島(A)vs京都(A)マッチレビュー