今のアクシーのベアマーケットについて by Jon Jordan

Jon Jordanはアクシーを含むNFTなどについて様々な記事を書いています。
アクシーについても創業当初から経過を追っているそうです。

内容は
「今のベアマーケットでもアクシーの現状はそこまで悪くないのでは？」
というものです。

面白かったので和訳してみました！

元記事

以下和訳↓

アクシーの現状

まずはアクシーの現在の状況(ピーク時からの下落について)

・AXSは価格のピークの去年11月時点と比べると67%も下落した。それでもまだ40億ドルの時価総額がある。（どのBCGよりも大きい）

・SLPは価格のピークの去年7月時点と比べると95%も下落した。DAU（デイリーアクティブユーザー）はピーク時と比べると38%下落したが、それでもまだDAUは170万人近い。

・40億ドル以上のアクシーのNFTが独自のRoninチェーンで取引されており、RoninはすべてのブロックチェーンでのNFT取引で2位となっている。イーサリアムは180億ドルで1位、アクシーはSolana, Polygon, Flow, WAX ,Avalancheを合わせたすべてのNFT取引よりも多くのNFT取引量がある

・膨大な取引量にも関わらずRONの時価総額は、わずか3億2500万ドル。

・アクシーの最低価格が300ドルから25ドルに減少しても、最も希少なOriginとMysticアクシーのNFTの価値は、それぞれ最低価格が約3.5ETHと25ETHと安定している。

アクシーの今後

ブロックチェーンにおける私の考えは、すべてが1か0になるというものです。アクシーはSlpの価格が荒れた時期がありましたが、ユーザー数や資産価格には大きな影響を及ぼしていません。

アクシーの14億ドルのトレジャリー（製品開発、マーケティング、エコシステムの成長などのために確保されている）が手つかずなのも大きいです。現時点では、アクシーの価値がゼロになる事は考えにくいでしょう。

(仮にAXSがゼロになったとしても、トレジャリーには1億6000万ドルのETHが含まれており、Axie Infinityは最も価値のあるブロックチェーンゲームのトップ10にランクインすることになる）

しかもまだ、

・Apple App StoreとGoogle Play Storeに無料版アクシー

・ランドやOrigin(ランドの最低価格は2.5ETH)

をリリースする前の状況です。

私はRoninに対しても強気です。

・すでに何百万ものアクティブなウォレットで使用されている

・何十億ドルもの AXS ステーキングと RONのファーミングが行われている

それにも関わらず、Polygon,Flow, Solana, Immutable X などのブロックチェーンと同じように評価されない事にはいつも驚かされます。

(しかも今後多くの企業がアクシーのNFTや既存のトークンを使用して、Ronin上に新しい製品を開発する予定)

最後に

最後に、

「ゲーム自体の魅力でユーザーを集めているブロックチェーンゲーム」

という観点からはAxie Infinityに迫るゲームがないことが挙げられます。

Thetan Arena、Zed Run、Pegaxy、CyBallといったゲームが「次のアクシー」として引き合いに出されています。

しかし、ほとんどのブロックチェーンゲーム経済が、いかに早くゼロに収束してしまうかを示しているだけです。

これはあなたの投資アドバイスではありません。しかし、アクシーの価値を再検討する必要はあると思います。

私たちは皆、「新しい魅力的なゲームの可能性」を追い求めがちです。ピカピカの新商品は刺激的ですよね。その一方で、多くの困難を乗り越え、価値がゼロになってしまうような不確実性の多くに対処し、それを克服してきた企業を犠牲にしがちです。

「どんな環境でもゼロにならないもの」を見つけたら、それが少なくとも私の中では勝者なのです。

感想：

アクシーの本当の強さは守りが強いとこだと思います。

トレジャリーに豊富な資金があるので、仮にAXSの価値が0になっても開発を続けられる。半年の間でslpが40円から1円になるという下落を経験してもユーザー数がそこまで減らなかったのもかなり大きいと思っています。

これは稼ぐというよりもアクシーのゲーム自体を楽しんでいる層が多いという事ですよね。

資金、コミュニティ、ゲームの面白さ、独自のチェーン。

この4つが既に揃っているBCGは他にない。

そしてもうすぐOriginとランドのリリース。

負けることありますか？笑