事後の自己採点で起きた事故
週末の美女とのデートも終わり、
酔わないビールを飲んだ私は早めに就寝した。
言葉通り、泥のように眠っていたと思う。
そのせいでドロドロの朝を迎え、
家からドロンし、
アランドロンを彷彿とさせる香水をつけて、
ドローンでもどこかに落ちてないかなと思いながら、
ドロップアウトしそうな会社に向かった。
楽しい思い出の後には振り返りが必要なのだ。
うまくいったこと、うまくいかなかったこと。
清濁併せ呑んで、次のデートに備えるべきだ。
ランティの時間を返上して自己採点をした。
合格ラインは6科目×60点=360点
ただし1科目でも40点に満たない場合は、
ラインを超えていたとしてもおジャンジャンになる。
美女の評価基準というものはなかなか厳しいものがある。
40点以下の科目はなかった。
身なり、性格、清潔感、言葉使い、どれも最低ではなかったということだ。
私のトータル得点は335点だった。
つまり25点足りなかった。
そう、これは事故だ。
つまりどれもソコソコ、その辺にいるだだのメンズである。
特筆すべき点はない、ただのモテないメンズだ。
100点足りないとかであれば、
鼻水を垂らしながらあははと笑っていられるが、
25点は笑えないやつだ。
もう少し努力したらいけたんじゃないか。
Gパンじゃなくて白パンだったら。。。
ジャケットにスカーフさえつけていれば。。。
悔やまれる部分が色々とある。
前に進んだこともある。
今回の美女からの評価は過去最高であり、
6科目中2科目は合格点をいただくことができそうだ。
美女だけでなく女神とは!
ああ、なんということだ!
次に会えるのは来年だが、
7科目中4科目の得点が試される。
あれやこれを鍛えて、今度こそ美女を満足させ、昇天したいのである。
ということで今年もダメでした、でも前進しましたの回でした。
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