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情報源が違うだけで、格上の相手でも一目置いてもらえる

現在は外資系コンサルに勤めていますが、もともとテック系のスタートアップ企業で仕事をしていたので、テクノロジー周りの情報は「人並み」には知っていますし、使ったこともあります。

一般的にコンサルの世界はかなりIT化に遅れています。「一般的に」と書いたのはITコンサルや小規模なコンサル会社には当てはまらないからです。

プロジェクト自体がかなり守秘性が高いので、社内コミュニケーションは未だにメールを使っています。スラックは情報が漏れたらまずいからということで使えないのです。。。(社内の人とコミュニケーションするのに、どうぞ宜しくお願い致します、をメールの最後に付けてたりします)

同じ理由で、ファイルの保管&共有も守秘性を保たないといけないので、DropboxやG SUITなんて使えず独自で作った共有サーバにアクセスしなければいけません。(UIがクソ、検索動くのが遅すぎる、情報がバラバラ、社外からアクセスできない、死んでほしい)

社用スマホとマイスマホの二個持ちなんて愚の骨頂だと思っているのは、僕だけではないはずです。(Apple IDは同じものを使っているためか、社用スマホにかかってくる電話にマイスマホの方も反応するのです)

コンサルに仕事を依頼するクライアントサイドも一般的には重厚長大産業の方々が多く、クライアントに合わせて自社のIT化が進化していくこともありません。

情報の守秘性、クライアント特性からなかなかIT化が進まず、中にいる人はITに対する感度も低いのが実態です。

とはいえ、頭のいいコンサルタントはテクノロジーを使った効率化やイノベーションが重要なことは重々承知しています。必要性には迫られていないだけで、重要性は感じていますし、かつ若手の方がそういったことに詳しく、理解も早いと一定の敬意を持っています。

私の勤めるコンサル会社はかなりシニアな方が大半を占めており、私のような20代後半の若造は正直言ってなかなか価値を出せません。

しかし、これまで書いてきたように新しいテクノロジー領域ではかなり価値を出せています。
特に突き抜けた何かをしているわけでもなく、当たり前のことをしているだけなのにもかかわらずです。

まだまだ道半ばですが、どう社内のデジタル化を進めているかをご紹介します。

その①:社内合意を得る
これが一番大切です。いきなりデジタルとか言っても誰も聞く耳を持ちません。文脈がないので唐突感が出て、若さと振りかざす知ったかぶりのイタい奴になります(私はこれを若さの老害だと思っています)。

まず最初に私がやったことは、「社内合意を得る」です。幸運なことに、我が社では入ったばかりの新人が会社のおかしな所を全員の前でプレゼンするイベントがありました。

実際のプレゼン資料をダウンロードできるようにしました。

プレゼンのポイントは、
・権威付け(過去の実績)
・共感を得られる具体的な問題
・テクノロジーを用いた具体的な解決策を示す
・まとめとして、デジタルトランスフォーメションの重要性を全社的な視点で説く

これは社内でデジタル推進は〇〇、分からないことがあれば〇〇に聞けというポジションを確立することにも役立ちます。

その②:困っていることから変えていく
よくやってしまうのが、「自分の知っているところから始めてしまう」です。例えば、スラックを使うとコミュニケーションがより良くなるよ!とか。「〇〇を使うとより良くなる」は大概失敗します。なぜなら明確な課題に根ざしてないので、変える必要性がないからです。

大事なことは、「誰が何に困っているか?」をまずは知ること。そして、困っている人が多いものから着々と変えていくこと。

例えば、私のケースでは、社内コミュニケーションがメールを使っているところをスラックに変えたかったり、CISCOを使ったテレコンをZOOMにしたかったのですが、スラックもZOOMも使ったことがない人からすれば、良さも分からければ、別にメールとテレコンでこれまでやってこれているので、変えることは負荷にしかならないわけです。

我が社のケースは、年二回実施する360度評価をパートナークラスのコンサルタントが毎回直接ヒアリングしており、これがヒアリングする側、される側、ヒアリングを調整する側にとってかなりの負荷になっていることが分かったので、「うん、サーベイモンキー使いましょう」という感じでデジタル化が進んでいます。

こんなことに専門的なテクノロジーの知識なんていらないですし、我が社がこれから使っていくデジタルソリューションも99.9%ググれば詳しい情報は出てきます。

それでも、新しいテクノロジーは若い人の方が詳しいし、理解が早いよねと敬意を払ってもらえるいわばラッキーゾーンなので、これを活かさない手はないと思います。

まとめると、若手はIT系に疎いコンサル会社や重厚長大産業で、テクノロジー・デジタル変革領域で価値を出せ、さらには世の中で重要と考えられており、かつ若手だからこそ強みが発揮される領域(例えば、若手起業家とのネットワークを持っているみたいなこと)おいては価値を発揮できるという記事でした。


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福山さん

大阪在住。外資コンサル勤務。経営陣の評価育成・社長後継計画・コーチング・コーポレートガバナンス・エグゼクティブ向けヘッドハンターに従事。奥さんが外国人のため日本とヨーロッパを行き来する生活。個人では、動物に関わる社会課題を解決するために活動中。

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