ドラレコ

ドライブレコーダーの使い方

高齢者の危険な運転や、ならず者のあおり運転から自衛するため、ドライブレコーダー(通称:ドラレコ)の販売が好調。
中でも、リア(後部)カメラ付きの比較的単価の高い商品が売れているようです。

どんな種類があるの?

フロントカメラ(車両の前方を録画)
リアカメラ(車両の後方を録画。あおり運転の証跡を残せる。)
全方位カメラ(①の全方位版。駐車場のドアパンチ確認できるかも。)
大まかに、こんな種類があり、
エンジンが作動してる運転中のみ録画するタイプ駐車中も録画できるタイプもあります。また、運転中ずっと録画するタイプとイベント検知(衝撃を検知した前後〇分)だけ録画するタイプがあります。

物件事故であれば、①と②があれば個人的には十分だと思います。
③の全方位カメラは巻き込み事故やドアパンチに効果を発揮しそうです。

ぶっちゃけ、役に立つの?

実際、ご契約者がお相手のある事故に遭ってしまい、フロントカメラの映像を基に、お相手の主張がファクトと異なる点があり、過失割合が修正された案件もあります。(車両後方から車線変更し、衝突した案件。3:7→1:9。ご契約者ドラレコ前方に、お相手の車両を確認できなかったため、側面でなく後方から衝突したものと認定。)

Twitter見ると、「速度は置いといて、俺悪くなくね?」みたいな投稿ありますが、速度超過は、過失割合の修正要素になりますので、安全運転を。

どこで買うのが良いの?

amazonなど通販でも買えます。但し、リアカメラの取付は素人には難しいと思います。通販で購入したものをカーショップや整備工場で工賃を払って取付もできますが、基本的に良い顔はされないでしょう。(販売の粗利がないから、わかりますよね。。)

最近は、保険会社の自動車保険にリースで付帯されるものもあります。
各社、良し悪しありますが、駐車中も録画するタイプはなかったと思います。各社、事故による衝撃を検知したらダイレクトに連絡できますなんて謳ってますが、かなり大きな衝撃(3Gとか5Gって、かなり大きな衝撃です。)でないとダイレクトに連絡は来ませんので、ご注意を。

事故直後はSDカードを抜く(商品により違いますが)などして、事故後の映像が上書きされて消えないようにしましょう。市販のモノにしても、保険会社の商品でも大半の事故は、自分でSDカードなど記録媒体で、映像を保存するのが良いです。

まとめ

ドラレコは、運転者に良い意味で緊張感を与えると思いますし、事故発生時に確たる証拠となります。なので、おすすめです。
今後の示唆として、下記のご意見があります。

悲惨な事故を防止するため、ドラレコのフロントカメラがセンターラインオーバーを検知したら、エンジンが自動停止するなどのテクノロジーが盛り込まれると、売り切りからSaasに変革できるのかなと思っています。
※トップ画像はあいおいニッセイ同和損保より。

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