天孫降臨の神秘の秘境、高千穂峡(宮崎県)でボートに乗ってみた話
宮崎県のパワースポットとして有名な高千穂峡。
国の名勝・天然記念物に指定された五箇瀬川にかかる峡谷。
日本の滝100選にも選出されている名瀑「真名井の滝」が見どころ。
高千穂バスセンターから約徒歩20分。意外と歩く。5月中旬だったが気温が高く到着するころには汗だくになった。
まずは有名なフォトスポットその①「三段橋」。写真中央の下から神橋・高千穂橋・神都高千穂大橋の三つの橋が同時にシャッターの中におさめることができることから名づけられたとか。この日は晴天で青空と緑が本当に美しかった。
三段橋からしばらく歩くと超有名フォトスポットが現れた。雑誌で見たことあるところだ!とテンションが上がる。写真を撮ろうと人だかりができているので一発で分かる。(笑)
高さ80~100mの大迫力の崖が7kmにもわたって続いており、圧巻の一言に尽きる。
その昔、阿蘇山の火山活動によって噴き出た火砕流が流れ出し、急激に冷却されたことにより形成されたV字峡谷に、大地のエネルギーを感じた。
新緑が美しい5月に訪れたこともあって、活き活きとした木々とエメラルドグリーンの川の色のコントラストに思わずため息が出る。川の水は日の光が当たるときらきら煌めいて、とてもきれいだった。
待ちに待ったボートの時間。高千穂峡観光の目的の1つでもあったので、とても楽しみにしていた。高千穂峡では落差17mの真名井の滝を間近で見上げることができる貸しボートが大人気。受付で乗り方の簡単なレクチャーを受けた後に一人で放り出される。
ボートは後ろ向きに漕ぐため、一人だと難しかった。崖にぶつかりそうになりながらジグザグに進む。(崖は網で激突しないようカバーされているので安心)
行く先が見えない状態で進むのと思うように漕ぐことができず、ドキドキハラハラしながらなんとか滝の近くに辿り着く。
滝に近づくととても涼しく、必死に漕いだからか汗が止まらなかったので助かった。(笑)
間近で感じる滝の音と迫力に感動した。身体がデトックスされるような心地よさ。上からの眺めも良かったけれど、近くで見る滝は抜群に見応えがある。
帰りはコツをつかんでスムーズに戻ることができたけれど、30分で戻れるかぎりぎり危うかった。
この貸しボートは1回30分で体験することができる。今回私はどうしても滝を近くで見たかったため一人でボートに乗ったけれど、ヒヤッとする場面が多かったので慣れていない場合は2人以上で乗るのがおすすめ。
人気のため時期によっては事前ネットで予約していた方が確実で安心。
ふらっと立ち寄った売店近くに幸せの黄色いポストを発見!
黄色を見ると元気が出る。
良いことありますように!!
大地の神秘を感じる良い場所だった。
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