aya.

アトピー性皮膚炎、ステージ4の乳がん。ヨガインストラクターしながら普通に暮らしています…

aya.

アトピー性皮膚炎、ステージ4の乳がん。ヨガインストラクターしながら普通に暮らしています。アトピーだって、ガンだって、もっと自由に楽しくていいじゃんという思いを綴っています。

最近の記事

祝!一周年!!

どーも、こんにちは!ヨガインストラクターのaya.です! ちょうど一年前の昨日、私は乳がんのステージ4と診断されました。 そして、今。一年前となんら変わらず、元気な私がいます。 なんなら、乳がんピノコはだいぶ小さくなりました。 あの時は、一瞬目の前が真っ白になりました。 これからどうなるのかなって不安に襲われたのを 覚えています。 不安の襲われた時、その不安に飲み込まれずにいられたのは、 自分の置かれた状況を客観的にみて そして何より自分の感覚を信じることができたから

    • 暗黒期の始まり

      毎年、冬は、私にとっての暗黒期。 とにかく、体調が悪くなる。だいぶ改善したとはいえ、いまだにしつこく残る冷え性が全ての元凶な気がする。 体が冷えると言うことは、巡りが悪く滞りがあるということ。そして、滞るからさらに冷える。 今って、女性は特に冷え性じゃない人を探す方が難しい。でも、冷えって本当に怖い。もし、自分が冷え性だという自覚があるのなら、なんらかの対策をした方が絶対にいい。 と、言うのが、すべての病気の始まりは冷えだと思うから。 どんなに優秀な免疫システムを備

      • 病気を基準に選択するのは嫌だなあと思うのです。

        どーも、こんにちは!ヨガインストラクターのaya.です! 2018年11月に乳がんステージ4と診断されて、もうすぐ一年を 迎えようとしております。 自分がこの病気になる前までは、ガンって怖いものってイメージが 少なからずありました。 実際、診断されて間もない頃は、情報を集めるために ネットで調べれば調べるほど、恐怖が募って、 ノーテンキ、ケ・セラ・セラ、どうにかなるさがモットーな私も 流石に、これからどうなっちゃうんだろうって、 落ち込みました。 で、約一年経った今

        • あ、そうだ、私、乳がんだったんだった。

          どーも、こんにちは! ヨガインストラクターのaya.です! 最近の私は、季節の変わり目で アトピーが大悪化してヒィヒィいっています。 なぜだか、ここ数ヶ月、足の甲と足首が 痒くって、かきすぎて痛くって 皮膚が硬くなって足首がうまく動かなくって 変な歩き方になって、腰をやられたりとか(笑) とにかく、あの手この手で 私の意識を一時たりとも、逸らさせてくれない アトピーちゃんには、ほとほと手を焼いています。 まあ、アトピーちゃんは、かなり長いこと ステロイドで抑圧してきち

        祝!一周年!!

          ガンとは戦わない

          どーも、こんにちは! ヨガインストラクターのaya.です。 私のガンは、2015年には良性と診断されて、 3年かけて巨大化してきました。 なので、ガンと診断される前から 「ずっと居た」って感じなんです。 痛みもないし、なんていうか ブラックジャックのピノコみたいな感じ(笑) でも今、改めて調べたら、ピノコとお姉さんは 仲悪かったけど(笑) 目に見えない所にあったら、 感覚も違ったのかもしれないけど、 私のしこりは、目視で確認できる位置にあるので 大きくなるのも、小さ

          ガンとは戦わない

          数字に惑わされないで

          乳がんになってみてわかったこと、それは、数字はあくまでも目安でしかないということ。 まずはステージ。ガンには1〜4までステージがあります。多臓器に転移があると、もうその時点でステージ4。 私は肺転移の疑いがありますし、乳がんとわかった時点で、しこりは5センチ近くありましたから、ステージ4と言われた時もショックはショックでしたけど、「まあ、そうなるわなぁ」とも思いました。 そして、精密検査の結果でki67というガンの進行の度合いを示す値は48%(15%以上は高値とされる)

          数字に惑わされないで

          乳がんになったからこそ見えたもの

          どーも、こんにちは!aya.です。 初めにお断りしておきます。今回は少し毒を吐きます。 通常、私は基本的に人の批判をこういう場でしないようにしています。 それは、めんどくさいのが嫌だからです。合わない人って絶対いるし、できれば争わず平和に生きていきたい。だから嫌な人とは関わり合わない。見ざる聞かざる言わざるです。 だけど、ガンの人にとって、人との関わりってかなり重要だと思うので、ポリシーには反するけど書いていこうと思います。 ただ、かなり私の独断と偏見による偏った意

          乳がんになったからこそ見えたもの

          私が乳がんになるまで(最終回)

          どーも、こんにちは! ヨガインストラクターのaya.です。ここまで、10回に渡って、 私が乳がんになるまでの話をさせて頂きました。 大雑把な性格のせいか、当時の日記や記録を見ても 結構曖昧なところがあったりして、 わかりにくい部分もあったかもしれませんが、 大体の流れなどはお伝えできたかなと思います。 これは、私の例であって、患者さんの数だけ、 そして先生の数だけ治療法は変わってくるのだと 思います。 病気に限らずなんだけど、世間一般で言われている、 「普通」とか「標準

          私が乳がんになるまで(最終回)

          私が乳がんになるまで(その9)

          どーも、こんにちは!aya.です。 さて、精密検査の結果発表を迎えて、 いよいよセカンドオピニオン! と意気込んでいたんですが、 まさかの弟の逆鱗に触れてしまって、 とりあえず、性急に目に見える治療を 始めることに決めた私。 肺の影の原因を調べねばならんので、 呼吸器科のある総合病院へ 検査に行くことになりました。 都合のいいことに、この病院にも 乳腺外科があったので、 肺の検査のついでに、 セカンドオピニオンをすることに。 本当は、標準治療以外の治療をしてくれる病院

          私が乳がんになるまで(その9)

          私が乳がんになるまで(その8)

          どーも、こんにちは!aya.です。 長かった精密検査が終わり、いよいよ結果発表。(笑) 結果は以下の通り 乳がん・ステージ4 リンパ転移(左) 肺転移の疑いあり(要検査) ER 95%、PgR90% Her2 陰性 ki67 48.1% ER(エストロゲン)、PgR(プロゲステロン)は ホルモン受容体の値。 この値が高いほど、ガン細胞が 女性ホルモンの影響を受けるということ。 言い換えるとホルモン治療の効果が期待できるということです。 Her2が陽性だと、ガ

          私が乳がんになるまで(その8)

          私が乳がんになるまで(その7)

          どーも、こんにちは!aya.です。 精密検査もいよいよラスト! ラストは骨シンチグラフィーという検査です。 これは、骨に転移がないかを調べる検査で、 撮影する機械はCTと同じです。→骨シンチグラフィー MRI、CTは撮影前、数時間は水かお茶以外は 摂取してはいけないと言われましたが、 骨シンチは特に制限はありませんでした。 骨シンチの場合、事前に薬を注射したら、 薬液が全身に行き渡るまで3時間待ちます。 (また静脈注射……とブルーになったけど、 一発で決めてくれた!)

          私が乳がんになるまで(その7)

          私が乳がんになるまで(その6)

          この日は検診を受けた病院で、 検尿・心電図・CT撮影・太針生検でした。 検尿と心電図は健康診断などで行うものと 同じで、特に問題なく終わりました。 CT撮影もMRIと同じように、ガウンに着替えて行います。 ベッドに寝て、マジックテープのベルトのようなもので 体を固定されます。 CT室に入る前に点滴をされ、撮影の直前に点滴のチューブに 注射器で造影剤を注入します。 MRIの時は、アトピー肌で血管が見つからず、点滴自体も 撮影直前にしましたが、この日は看護師さんが一発で

          私が乳がんになるまで(その6)

          私が乳がんになるまで(その5)

          いよいよ初めてのMRIの日。 MRIを撮ること自体には全然不安は ありませんでした。 ただ、2日前は採血の後、胸の骨を触って 少し痛みを感じた程度だったのが、 前日の夕方から、しこり自体が痛み出しました。 それも今まで感じたことのない、脈打つような ズキンズキンとする痛み。 採血しかしてないのに、何でだろう……と 一気に不安に。 不安はあったけど、とりあえずMRIセンターへ。 問診の後、事前に注意事項など 簡単に説明を受けました。 「大きい音がしたり、 撮る前に

          私が乳がんになるまで(その5)

          私が乳がんになるまで(その4)

          こんにちは!aya.です。 noteの更新が意外と時間がかってしまうことと、 なんとなく文章だと固くなってしまうなーと思って、 ずっとやってみたかったYouTubeでの配信を開始しました。 まだ、乳がんについての動画までは、撮れていませんが、 今後上げていくつもりなので、よかったら 観てください! ヨガインスタラクターだけどヨガはしないYouTube 前回からの続きはこちら↓ 精密検査が始まりました。 採血・検尿・心電図・太針生検・MRI・CT・骨シンチグラフィー

          私が乳がんになるまで(その4)

          aya.流、病気の不安とのつきあい方

          病気になると不安になるのは誰でも同じ。 逆に不安になりすぎて病気になる人もいます。 ガンって、あまりにイメージが出来上がりすぎていて、 その病名を聞いただけで、言いようのない不安に襲われます。 それまで何でもなかったのに、その病名がついた途端、不安に襲われ、 どんどん本当に病人になっていく…… 私は、ガンと診断されてから、ガンに関する色んな本を読みました。 (西洋医学から代替医療からスピリチュアル系まで)その中で、 全てに共通して書いてあったことが、 「生活習慣を改める

          aya.流、病気の不安とのつきあい方

          私が乳がんになるまで(その3)

          乳がんという宣告を受け、ショックを受ける暇もなく、どの病院で手術をするのか決めるように先生から言われた私。 しかも二日で決めないといけない。 Facebookで公表していたのですが、実は家族には特に何も言ってませんでした。(父がFacebookを見て、弟に伝えてたので結果的に伝わってたんだけど)でも、一人で決断する自信がなく、弟に連絡。 翌日には福岡に帰ってきてくれ、一緒に病院を探してくれました。 この時点で、わかっていることは、乳がんだということと、左脇のリンパに転

          私が乳がんになるまで(その3)