私が乳がんになるまで(その4)

こんにちは!aya.です。

noteの更新が意外と時間がかってしまうことと、
なんとなく文章だと固くなってしまうなーと思って、
ずっとやってみたかったYouTubeでの配信を開始しました。

まだ、乳がんについての動画までは、撮れていませんが、
今後上げていくつもりなので、よかったら
観てください!

ヨガインスタラクターだけどヨガはしないYouTube




前回からの続きはこちら↓


精密検査が始まりました。

採血・検尿・心電図・太針生検・MRI・CT・骨シンチグラフィー。
これが私の受けた精密検査の内容です。

CTは「どうするCT撮る?」と聞かれたことからも、撮らなくても
よかったみたいです。

この時は少しでも詳しく知りたいと思ったので、撮ることにしましたが、
被曝すること等考えると、撮らなくてもよかったかな〜と、今では
思います。

MRIは水分の多い場所の撮影を得意とし、CTは水分の少ない場所の
撮影を得意とするそうです。(参考:MRIとCTスキャンの違いは何?

私が通っていた病院は乳腺外科専門で、MRIと骨シンチグラフィーは
機械がないため、別の所で受けました。
そのため、精密検査のために3箇所を移動せねばならず、全部受けるのに
2週間ほどかかりました。


初日は通っている病院で採血から。
腎臓・肝臓に異常がないか(あるとMRIが受けられない)と
腫瘍マーカーを調べました。
(採血の結果は、その日のうちに出ました)

腎臓にも肝臓にも異常はなく、腫瘍マーカーも正常とのこと。

ガンなのに、腫瘍マーカーが正常⁈と思いましたが、調べてみると、
腫瘍マーカーって一つの目安でしかないみたいで、
高いからガン、低いからそうじゃないと一概に言えるものじゃないみたいです。(参考:腫瘍マーカーとはどのような意味があるのでしょうか



採血自体は、通常より採る量が多めであるほかは、
特別なものではありません。

ただ私は、アトピー性皮膚炎で皮膚が硬くなっていたり、
症状が出ていたりして
もともと血管が細いのに加えて、肌がそういう状態なので、
血管が極端に出にくく、看護師さんは大変そうでした。

でも、この時の看護師さんは、何とか手の甲から一発でとってくれました。
ありがたかった!


ここで、とりあえず、もう採血はないしーと思ったんだけど、
CTもMRIも造影剤を静脈注射で入れないといけなかったので、
まだまだ、つらい思いが続くのですが……(涙)


そして採血の結果と一緒に、これからの大まかな治療方針の説明を受けました。(弟も一緒に)





精密検査の結果により、多少の変更はあるかもしれないが、
恐らく、化学療法を行なった後、手術になるだろうとのことでした。


化学療法とは、抗がん剤を使う治療ということ。


抗がん剤には、いくつか種類があり、
1種類につき3週間に1回×4を1クールとして投与し、
効き目がなければ、次のクールは違う種類を投与すると言われました。

初めての投与の日は副作用の出方を見るために一泊二日の入院が必要。
問題なければ、2回目からは通院でOKとのことでした。

手術は早くても半年後とのことで、当初心配していた、すぐ手術ということは
なかったので少し安心。


ただ、あー、やっぱり抗がん剤か……と思ったのも事実。


私はヨガインストラクターをしているので、
手術をする事で動きに制限ができたり、

薬の副作用で体調が悪くなったり髪が抜けてしまう事に、
すごく抵抗がありました。



先に化学療法をするのは、腫瘍を小さくすることと、
リンパ転移がなくなるのを期待して(リンパ転移がなくなれば
リンパを切除しなくて済むから)行うとのことでした。


一通り説明が終わり、この病院では受けられない、
MRIと骨シンチグラフィーの予約をとって、この日は終わり。
(検査を受けに行く施設と病院に紹介状を書いてもらいました)




病院の帰り道、何気なく腫瘍の横の胸の骨に触れた時に、
微かな痛みを感じて、「もしかして骨に転移しているのかな」と
不安に。

やはり精密検査が終わるまでは、
ちょっとした変化に敏感になっていた気がします。


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