連続降板のお話

※2017/9/9追記
 すみません。大事なことなので敢えてトップに書かせていただきます。
 有料記事が広まって以降、乙SUN倶楽部へ「自分の推しの声優さんはそのファンと飲みに行ったりしてないか」「そのファンの名前を教えて欲しい」といったお問い合わせが増えています。
 ツイッターに公開されている内容ではありますが、乙SUN倶楽部としましては今後そういったお問い合わせには一切お答えすることができません。
 現在「nEroErosso」及び「金のために鐘は鳴る」ローカライズ版公開前の大事な時期です。乙SUN倶楽部は私とひものの二人でやってますがお問い合わせにお答えする渉外はすべて文音一人で担当しております。
 事務の手間を減らすためにも、何卒ご協力をよろしくお願いいたします。
 というか、あなたの推しを信じてあげてください!!


どうも。
疲れ果ててる乙SUN倶楽部文音です。

先月からはっきり言わなかったものも含めて降板が続きましたのでちょっと私たち(というか私の)公式見解を書いておこうと思います。
いつもわりとのほーんとだらーんとしてる文音を見慣れてる人は見ない方がいいかもしれません。
だいぶ嫌なことも書くかもしれませんので。
また、降板理由になど興味はないよ。乙SUN倶楽部がいつも通り創作してるんであれば別にいいさ、という方も読まなくていいかもしれません。
ただし、今回の記事には一部創作ができなかった理由も含まれています。

一番嫌なことを書く部分はどうしたって悪口になってしまうので(だって良く書きようがないし)有料設定にさせていただきます。
100円です。※現在は無料記事です
興味がある方は文音のおかず代と思って読んでください。

降板自体は過去になかったわけじゃないです。
残念ながら実力不足で一度採用したにもかかわらずお断りした方もいらっしゃいます。
ただ彼は彼なりに一生懸命やってくださったので、本当に今でもチャンスがあれば頑張って欲しいと思ってます。
でも、今回の降板は正直言って社会人として、声優としてありえない話です。

今日告知させていただいた降板の件については、単純に一切の連絡がなかったことが原因です。
ネロエロッソの声優の皆様の締め切りは年末のマスターアップを見越して10月末を設定させていただいてます。
メインの皆様は今一生懸命作業をし、その進捗をご報告いただいております。私もご迷惑をかけないように早くエンドエピソードを書かねばというところです。
今回のネロエロッソはモブにも声が付いてます。兼ね役で7名の男女の声優さんにお願いしています。
今回降板された方を含めて二名の方がまだ未提出ですが、一名様には納品についてご連絡を頂戴してますので問題がないのですが、今回降板されたに~やま様は7月1日のメールを最後に丸二か月音信不通となっておりました。
まだ期間があるからいいじゃないかと思われるかもしれません。けれど彼はどちらかというと新人の部類で、私はモブだろうが何だろうが出来がよろしくないと思ったらリテイクを出すタイプの人間です。2か月は長いようですが、スタジオの手配などを考えると決して長くはないんです。スタジオは取ろうとしてすぐとれるものではないのですから。
リテイクがあろうものなら、それも複数あろうものなら、最終的に納得がいかないものを提出するか、それくらいなら私はその役に音声をつけないという結果にしてしまうでしょう。
それを考えると、新人さんに二か月は決して長くはないのです。
怪談音声の古川靖人様は、音声が提出してありました。ただ、アップ時期の連絡に対してやはり返信がありませんでした。
約二週間。
二か月よりましじゃないかと思うじゃないですか? クライアントからの業務連絡に返信をしないなんてプロの世界じゃありえないです。
声も提出されてるからいいと思うでしょう? でも、その後の事務的なことに関しても一切連絡がないのです。そんな人の音声を使うわけにはいきません。

よくある話ですよ、ってよく言われます。私もそう思います。
本当によくある話です。
でも、言われちゃだめなんですよ。
金もらってプロがプロとして仕事する以上、うちみたいにミニマムなクライアントであろうがないがしろにしていい作品ができるはずがないんです。
エーエス企画様にはお電話にて(責任者の方がどなたもいらっしゃらなかったので事務の女性にですが)社名を出して降板告知をすることをご連絡させていただきましたが、いまだ謝罪などの連絡はありません。
「社名を出すことに異議があれば連絡ください。でなければ不要です」といったのは私ですが、最低限本人からの謝罪はあるべきなのです。
それをさせるのが事務所の本来の役割なんです。
役者として、人として育てるのが役割の一つのはずなんです。
代わりはいくらでもいる業界です。私はこの言葉が本当に嫌いですが、それでも今日一日で代役は確保できました。
本当に信頼しているご縁があったからです。
信用できない事務所よりそちらにチャンスを多く差し上げたいと思うのは人情でしょう。
本日の降板についての流れはそういったところです。

※2017/9/6追記
 本日上記降板案件の声優さんに謝罪のメールをいただきました。
 ですが、はっきり言って遅すぎます。
 事務所に連絡をしたのは9/1なので六日経ってますね。
 降板という大失態の後の謝罪としてはありえないほど遅いです。
 また、やはり事務所からは何もご説明などはありません。
 今後乙SUN倶楽部ではエーエス企画様との一切のお取引をしないことにいたしました。
 うちのような小さなユニットでは痛くもかゆくもないでしょうが、ここに明記しておくことで事務所の評判について調べる際の参考資料になるのではと考え、この記事も削除いたしません。

もうお一人、古くから乙SUN倶楽部の活動を見守ってくださっている方でしたら気になっている降板劇があると思います。
それについて語る前に、声優さんの役割についていくつかクライアント側から触れておきます。
私がこれから書くことについて多様なご意見があろうかとは思いますが、たいていのクライアント側はそれを非常に意識していると思われます。

声優さんは、ご本人が望むと望まざるとにかかわらす作品や関わったメーカーの広告塔の役割を担います。
別に広告料をもらってるわけじゃなくても特撮ヒーロー俳優さんは外での行動にかなりの制限がかかりますが、皆様それはご存知でしょうか。それと似たような制限が声優さんにもあります。
プロとアマの境界線が曖昧な昨今、プロでもボイスコさんでも私はこれは同じだと思います。
まず、ツイッターなどですと政治、宗教、異性に関わる話題はほぼご法度です。これは昔から言われていることのはずです。アンチを招きやすい、ファンの反感を買いやすいのが理由です。
ファンとの交流は事務所が決めた範囲内。飲みに行くときの画像は異性が混じるときは多人数と決められているところが多いかと思いますし、自発的に気にしている方も多いです。そもそも異性が混じった飲み会の写真をアップできない人もいると思います。そもそも、ファンと飲みに行くことは公言できませんし、禁止している事務所さんも多いはずです。
それは、他のファンの心情を考慮するからです。他のファンとは、クライアントにとってはユーザー候補に他なりません。その人のファンが減れば起用する価値は減るのです。
それから、声優さんは絶対にクライアントやクライアントが属する業界を貶めることを言ってはいけません。当たり前です。使ってもらえなくなります。
最後に、報告・連絡・相談は社会人の基本です。
締め切り日は、完納日です。リテイクも何もかもを終わらせた完全納品日です。

以上を踏まえて、下記記事を有料記事とします。
長くお付き合いがあったKK(@Jealoussic_KK)さんがなぜおもちゃ箱を降板することになってしまったのか。今後いかなる企画であっても彼を起用することはもうないでしょう。
これから先の記事には私情も少なからず混じっています。
それでも読みたい、何があったか知りたい、という方はどうぞ100円寄付していただけると幸いです。

※9/23追記 ご本人がご出演されていた舞台が無事に終わられ、今後も活動を続ける意思を表明されたようですので、下記記事を無料配信することにしました。

KKさんは、元々少々難がある方でした。
ご存知の方はご存知かと思います。政治的なリツイートやツイートは多いですし、落ちた企画に暴言を吐くことも少なくありません。
ボイスコさん界隈では、ある意味とても有名な方だったようです。私は知らなかったのですが。
さて、そんなKKさんを起用していたのは彼の唯一無二の声とお芝居に惹かれていたからです。
ウォルター、犬飼、原田、どれをとっても印象的なキャラクターです。オジサマキューブは本当に、彼のために立ち上げた企画でした。
そんなこともあって、彼の多少のルール破りには可能な限り目をつぶってきました。それは、私の責任です。

提出日が締め切り当日、もしくは何も連絡なく翌日以降ということも多かったです。最近は催促していたので締め切り当日か前日かというところですがまあ、大差ないです。リテイクが発生する箇所は編集で対応しました。
金鐘フルボイス版は、彼のために3か月近く待ったかと思います。ちょうどその時期に転職をされてしまったので。
ファンの漫画家さんにツイッターのアイコンのウォルター絵を依頼するという通常ではありえないこともしてくれました。公式側(敢えてこういう言い方をします)の人間がファンに二次創作を依頼し、それをツイッターという場でアイコンにするなど、あってはならないことです。ひものに依頼するのが筋なのです。
乙SUN倶楽部の方針に口を出したときにはさすがに文句を言いましたが言うべきことを言えばその後は謝罪を受け入れて納めてきました。

そこまでしてきて、じゃあ、何が許せなかったの?
って話ですね。

私が座談会の話をKKさんから事後承諾として聞いたのは5月18日でした。
後で杉山さんに確認すると一四日には連絡が回ってきてことが決まったようです。
この時期、実は私はツイッターを見ているようでそんなに見られませんでした。
なぜなら、5月18日に離婚届を出したからです。その二日後の20日には引っ越しも控えていました。
意味がわかりませんでした。
それまでいろんなことでもめて、それを外に出さないようにしながら作品を作り、やっと離婚届を提出し、他の手続きが山ほど待ってる。
そんな中で届いた座談会の話に、目を疑いました。
「金鐘の座談会から一年がたち、また文音さんたちの手助けをしたいと思って座談会を企画した。三人の声優さんに話をしてる。スケジュール上一緒にできないからバラバラになる。だから対談になる。そこで文音さんに三回分の台本を書いてほしい7月~8月を予定してる」
そんな内容だったかと思います。
慌ててKKさんのTLをさかのぼるとちょこちょことそれについて触れていて、これはもう止められない段階なのだと確信しました。
ただ、離婚届を出したばかりの私にはそれをよく精査することもできず、返事を返すこともできませんでした。というより、茫然としたというのが正しいです。ただでさえ忙しいこの時期に三本分+キャスト用ネタ進行表を書けと。
そこからが、地獄でした。
おもちゃ箱のシナリオを書き、クラウンの制作をし、引っ越しをし、離婚後の様々な手続きで一か月はたっぷりお役所裁判所関連を走り回り、敢えて座談会のことに触れずにいました。自分が幹事で動くのだから、いくらなんでも事前に相談がきちんとあるだろうと思ったんです。ところがいつまでたっても予定だとされる月が近づくのにスケジュールが出ない。これでは脚本を書こうにも書けないというか、そもそもそんな暇すら本来はない。離婚経験の女性はおわかりかもしれませんが、本当にいろんな手間がかかるのです。行政的にも、生活的にも。とりあえず対談の順番だけせかして連絡させ、オジサマキューブの予定を落としてそちらの台本を書いて渡し、そこではたと気づきました。

ギャラは? 交通費は? スタジオ代は?
イヲリさんは関東からかなり離れた場所にお住まいです。脳無々さんは関東近県ですが、金鐘の座談会とは様々な条件が違いました。
金鐘の座談会はそもそもクラファンのリターンとして設定する予定だったこと。声優の皆様のご厚意からの発案だったので皆さんが東京近辺にお住まいだったのでうちはスタジオ代を負担させていただくにとどまりました。
ところが今回は、売るあてがありません。というか、うちは十八禁じゃないと売れないのです。確実にこれだけでも赤字です。それに加えて対談を三回するということはスタジオ代が三回分必要だということ、遠方からの方には当然交通費を支払うべきだということ。
KKさんは私にも「台本を依頼」という言い方をしましたがお金の話は一切出ていません。
出演者の方に確認したのですが、どなたもそれを聞いてないことがわかり、慌てて準備できる範囲でお支払いしました。
その時点で、一万四千円の想定外の出費です。(イヲリさんの交通費半分、スタジオ代、脳無々さんの交通費)
この座談会のためにオジサマキューブの制作をすっ飛ばしてこちらの脚本にかかりきりになってしまったので、どうしても収録後すぐ編集してファンクラブにアップする必要がありました。そうでないと、ボイスプランの方の特典がなしになってしまうのです。それだけは避けたかったので作業速度が速い私が請け負った方がいいと判断しました。そこで、KKさんには「編集なしでいいですからすぐ投げてください」とお願いしてありました。

イヲリさんとの収録後、すぐに音源は来ました。
マイク一本録りなので音量差とノイズがひどい中、必死で編集をしました。
キャラ対談はいいのです。台本があるから。
キャスト対談……編集後記……。内容のクオリティについては聞いていただければわかります。現在がるまにさんで半額で販売してますし、ファンクラブだとまとめて400円で売ってます。
「この活動のおかげで若い子と接触が持てる」というどちらかというと不謹慎な発言。でも、ここまでは「まあ……」と苦笑いで済ませられました。
ところが、イヲリさんの居住地については全く知らなかったと本番のラジオで聞いて脱力しました。だからこんな無謀なことができたのかと。
それから敢えて名前は出しませんが特定のファンに関する話が2か所ほど。そのファンが好きな他作品に関する話が5分以上。全部カットしました。
やっとの思いで編集を終え、ツイッターを見た私が見たものはKKさんの飲み会の写真でした。イヲリさんとの打ち上げのはずなのにお箸は三膳。同席したファンの子(前述の方と同一人物です)がお二人の名前を出していて、私は正直「こいつが若い子と飲むためにいろんな時間を削って必死で編集したんじゃない」と思わずにはいられませんでした。
ただそこには触れず、「特定のファンに関する話題は控えてくれ」とだけ注意しました。
摂食障害は思えばこの時からです。流動食と水分以外は何も口にできなくなってしまいました。

その後の脳無々さんとのキャラ対談、キャスト対談はそれなりに無難に終わったのですが、編集後記が問題でした。
34分の音源のうち、10分が自分が出演予定の舞台の話、その中で脳無々さんにチケットを売りつける行為までありました。深夜枠アニメ声優さんへの苦言、特撮の蘊蓄が合計10分ほど。
とどめが「文音さんはどれだけ欲求不満だとこんなものが書けるんだ」という暴言。
私は編集後記のアップを諦めました。

最後の対談相手だった杉山さんに確認をとったところ、「乙SUN倶楽部からの仕事として聞いていたんだけど、ギャラもスタジオも何も聞いてない」との回答がありました。
事務所付きの声優さんに依頼するのにギャラの話も何もなしで、しかもそれが乙SUN倶楽部からだと思われてたとすると、うちのイメージにも関わります。ギャラだけはきちんと支払ってきたんです。安くても、ちゃんと払ってきたんです。
それが崩される。

その瞬間に、KKさんの対談企画を打ち切ることを決めました。
KKさんそのものを切ることを決めたのです。

その後出演者にはきちんと交通費とギャラを全額お支払いし、さらにスタジオ代の補填をKKさんにはしました。
空いてしまった杉山さんの収録日にはご存じの通り雪正さんに一緒にゲストに入っていただき、スペシャルな乙SUNラジオにしました。
おもちゃ箱はキャスト入れ替えとなり、時間、労力、金銭共に割ととんでもない想定外の支出がありました。
実質、5万では利かないほどではないかと思います。

以上が、昨今の降板劇の全容です。
KKさんは長くうちと関わっておられたので正直多少のファンの方の反発があるのではないかと思っていたのです。
ですが、ニコ生でも一切の事情を聴かれなかったのでとてもほっとしたのを覚えてます。
ただ、それでも事情を知りたくても声をあげられない方がいるかもしれないと思い、こちらに書かせていただきました。
本来であればこんな汚い裏の事情は見せるべきではないと思っています。
不快な思いをさせて申し訳ありません。
ですが、私たちの今後の創作のためには必要なことだったのです。

最後に。
ボイスコさんだと一般のファンの方との交流は当たり前のようにやってますよ、という方は多いと思います。私も最初はそんなに否定的ではなかったんです。ボイスコさんはどちらかといえば一般人寄りだと思っていた節があったからですが。
最近のゲーム、音声系クリエイターさんは趣味の方も多いですがプロ(並みの)意識をお持ちの方も多いように見受けられます。
SNS、見られてますよ。自分が採用するべき相手か、SNSを見ることでわかったりします。私も、SNSに書かれていることが原因で採用しなかった方がいます。思想、生活、ファンとの距離。常識的に金銭が絡んだ付き合いができる相手かどうか見極めるためです。
私がボイスコさんがファンの方とのプライベートな飲みに否定的になったのはつい最近のことで、他のファンの感情のことだけが理由ではありません。過去にKKさんはそのファンの方との飲みの席で公式(私たちですね)を全く無視した「金鐘とかキューブとかのインタビュー系コンテンツを作りませんか?」的な誘いをされてました。
それは、私たちが作りたいと思えば作るものです。というか、乙SUNラジオがありますし。聞きたいことがあればそこで聞けよ、というのが本音です。一人のファンが勝手に公式側の人間を巻き込んで作っていいものかどうか、考えればわかる話です。
そこから、私はファンの方との飲み会実況ツイートに関していいねもリツイートもしなくなりました。
実はこの一件があったことから、ネロエロッソはクローズドでプロ限定オーディションをするに至ったのです。
彼らはプロですから。自分が何を話し、どんな行動をすべきかよく知っておいでです。
急にキャストが決まって驚かれたことと思いますが、そういう理由がありました。
このことから現状お願いしているボイスコさん以外、今後乙SUN倶楽部ではボイスコさんの採用をいたしません。
うちは小さなユニットです。それでも、彼が潰したチャンスはそんなに小さくはないと思います。

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