見出し画像

春眠暁を覚えずとはいうものの

 4月になってめっきり気温が上がりましたね。半袖半ズボンで過ごしてると宅急便のお兄さんに若干ぎょっとされますが、20度もあるともはや暑くて仕方ないのです。……と思ったら熱出してました。
 この時期、春の陽気に誘われてつい転寝を……なんてことも言いますが、花粉症の薬で眠い方も多いのではないでしょうか。
 アレルギーの薬は眠くなりますよね。わかります。
 とはいえ、最近の私のこの尋常でない眠気は違う薬によるものと、純粋に体力のなさが原因かと思われます。
 座っていることすら辛くて一日ベッドにいることも珍しくはないのですごく長く寝てるかと思いきやそうでもないのが困ったところです。

 父は今や、仕事や何か用事がない限り毎日実家に泊まり、母の元へ通っているそうです。
 痴呆が進んだ母は被害妄想が激しく、「毒が入っている」と病院の食事を受け付けず、父が持ち込んだ食事を食べているのだとか。“手元にない”スマホで毎日私に電話をかけ、孫である息子は病室に入ってこないだけでいつも近くにいると父に言うのだそうです。
 こんな話を、父は私のトラウマのトリガーになると知ってか知らずか顔を合わせるたびにするのです。父のストレスも推して知るべし……なのですが、夢に母が出るたびにうなされて半覚醒の辛さを味わうのは本当に困ったことです。最近は元旦那もセットで出てくるので本当に辛くて辛くて……。母と元旦那、似てるんですよね。他人の痛みを一切解しないところとか。
 最近は私も症状が進み、風呂すら入るのが億劫になってきてまして、これはまずい……となってます。
 加齢臭が悪臭に変わる前に何とか入りますが、これがまた一苦労で。

 春眠暁を覚えず。
 いっそ永眠をしたいと思う今日この頃です。

読んでいただくだけでも十分嬉しいですが、サポートいただくとおいしいものを食べたりして幸せになれます。私が。