これからが大変だぞ、という話

日々、皆様からの在庫お問い合わせやご購入をいただいております。
本当にありがとうございます。
国内だけでなく海外からもご購入をいただいており、本当にありがたい限りです。
おかげさまで在庫は少しずつ減ってきております。ですが、まだまだございますのでぜひご協力をお願いいたします。

昨日、母が無事に転院をいたしました。
手続きや荷物を運ぶために同席したのですが、終了後病院内でぶっ倒れるという醜態を晒してしまいました。
母と顔を合わせるのはそこまでのストレスだったのだろうかと自分でも戸惑いを隠せませんで、これは本当に出て行くしかないのだなと再確認することとなりました。

さて、本日保護先の方とお話をいたしました。
本当に簡単なお話ではあったのですがぼんやりと見えてきたことがありました。
私の思惑というか、想像していたことと違う事態がかなりあるので、それも含めて私のための整理も兼ねて書き連ねていきたいと思います。

あちらはただの保護施設ではなく「自立支援保護施設」というのだそうです。
ただ住む場所を提供するのではなく、住み込みで働いてくださいね、とのことでした。内容としては厨房作業を一日数時間。体調に不安はありますがそれほど難しくはないでしょう。ただ、作業のための時間が確保できるかどうかが非常に考えどころです。
家賃は納めなければなりませんが光熱費の支払いはありません。通信費や衣服など個人的なものは自分で賄う必要があります。
生活費の補填として生活保護を受けることはできそうです。となると、最低限の生活の保障はされることになります。……多分。生活保護についてはいいお話をとんと聞かないのでかなり疑問を持っています。
生活保護はいいことばかりでなく、デメリットもあります。実は、そのデメリットがかなり問題です。なぜなら、国の制度も穴だらけならケースワーカーの裁量によるところも大きいからです。どこまで認められるかがあいまいなものが多すぎて、将来に不安しかないのでこれでは「自立」できるかどうか謎ですよ、と行政に言いたくなる内容でした。

最大のデメリットは「資産が持てないこと」
不動産は言うに及ばず、車も持てません。これについては転居先は公共の交通機関が発達した場所なので自転車さえ買えれば不便はないかなと感じました。ただ、大量な買い物ができませんね。
資産の中には実は「保険」も含まれます。生活保護受給期間は新規での保険契約を結ぶことができませんし、これが一番問題なんですが学資保険は一部の例外を除いて解約しなければなりません。私は息子の将来のために学資保険をかけていて来年が満期なんですが、これを息子のために貯金しておくことができない、というわけです。医療保険についても受け取った保険金を自治体に返還(返還というのもよくわかりませんが)する必要があるとのことです。事故にあった場合の保険金なども同様です。賠償金も多額には受け取れないようです。この「保険」の解約が実は最大の打撃で、満期のお金をフルボイス版「フクロウさん」の開発費用に充てようと思っていたので途方に暮れています。
じゃあ、現在までの解約返戻金を貯金に回せばいいじゃないの、と思うじゃないですか。……ところが貯金も額によっては保護を打ち切られるのだそうです。ゲーム一本を制作できる現金を持っていると自立できると見なされてしまうわけです。先にそれを生活費に充てなさい、というわけですよ。
保険にせよ貯金にせよ将来や仕事のためにコツコツと培ってきたものが想定していたものに使えなくなるのは痛手です。
自立ねえ……と首をかしげざるを得ません。

それから、これも地味に痛手なのですが「クレジットカードが持てない」
まあ、当然です。
クレジットカードは収入があるからこそ使用できるもので、生活保護は収入とはみなされません。
adobeやウィルス対策ソフトなどクレカ払いにしているものも多く、それらの支払い方法を変える必要もありますし何よりとても不便になります。それらは仕事で必要なものだからです。
住み込みで働き、作品を作って収入を得るのにクレカが使えないとは何事ぞ……という感じではあります。

現状、一番望ましいのは保護施設のお世話になりつつ生活保護は需給しない……ということのように思えます。そのためには当座の資金と、今後の生活費のために作品を作り続けるということがまず重要になります。

これからどうするにしても、家を出てそこにお世話になる以上、車は手放す必要があるでしょう。駐車場もありませんので。実家においていくわけにもいきません。そのお金は引っ越し費用や新たに必要な家具家電に消えることになります。今使っているテレビは大きいため持って行くと売却対象になります。……新しく買う方が贅沢じゃない? と、思いますけどね。冷蔵庫も持って行けませんね。大きいのでね。炊事洗濯がどうなるのかは来週実際に見て確認してきます。
そして心配していた通り、とても狭い1Kの部屋なので在庫は一切置けません。今後在庫を作ることもできません。
少しならひものが預かってくれることもできますが、現在段ボールに4箱の在庫があります。これはとても無理です。
かと言って捨てられるのも自分で捨ててしまうのも耐え難いことです。

どうぞ、皆様のご協力をさらにお願いいたします。
こちらのページから在庫の確認やまとめ買いなどについてご説明させていただいております。
何卒よろしくお願いいたします。

読んでいただくだけでも十分嬉しいですが、サポートいただくとおいしいものを食べたりして幸せになれます。私が。