こんにちわ赤ちゃん&授乳についての呟き@大阪日赤病院 予定帝王切開

貯血の戻しが始まりました。
(写真撮り忘れていたのが残念)

大きなバッグに、ふなっしーになりながら採った血がなみなみ入っており、それを右手の甲の点滴のルートにつけ、戻しました。
あまり自覚はなかったのですが、貧血の値が出ていたとの事で、この貯血でファイト一発頂いて、元気になるかな?と思っていました。

肩の痛みを堪えながら、くだんのもりもりな産褥食も平らげ、ベッドに寝ていると、13時半ごろ助産師さんから、赤ちゃんの状態も良いので、お部屋に来ますねとご連絡がありました。
当初、2時くらいと聞いていたので、少しだけ早く、当然2時半ごろまではかかると言われていた貯血の戻しも終わらないままでした。

そしていよいよ、コットに乗った子供がガラガラとやってきました。
生まれた時と同じ、キルトのおくるみにくるまれ、他の産院でもよく使われる、新生児用の小さな帽子をかぶせられていました。
部屋に他に誰かいたら、やってくる瞬間を撮影できたかもしれませんが、母もまだ来ておらず、私一人での出迎えとなりました。

赤ちゃんはよく眠っていました。とにかく全体的に小さく、抱っこして、そのあまりの軽さに驚かされました。
これくらいかなという印象で抱っこすると、あまりの軽さに放り上げてしまいそうになるほど!
とはいえ、すっかりきれいにして貰っており、24時間前まで、まだお腹の中にいたのが信じられない気持ちでした。

抱っこしてベッドに座り、顔を見ていると、一瞬目を開いたのですが、その時ある事に気づきました

「あ!二重だ!」

我が家は夫が一重で、私も二十歳頃まで一重、息子もしっかり一重で、きっと2人目も一重まぶたに違いないと思い込んでいたのですが、何と二重で生まれてきたのです。びっくりして、思わず夫に連絡してしまいました。

さて、お部屋に赤ちゃんがやってきたので、助産師さんから、母子同室になってからすべき事などのレクチャーがありました。

①育児日誌の記帳
どこの産院でも、赤ちゃんの授乳(母乳かミルクなら量も)・排泄・睡眠・検温などを、24時間のバーチカルタイプの記録用紙に記録するかと思います。
上の子の時は、コピーされた用紙がボードに挟まれており、それに記入していくスタイルでしたが、大阪日赤ではミルクを使っている森永乳業が提供している冊子になっている日誌を利用しており、こちらに記入しました。
(病院によっては、ビーンスタークの日誌を使っている所もあるようです。大阪市の千船病院はそうでした。)
うちの子の場合、産後24時間はGCUにいたため、その間について、既にNICUの看護師さんが記入してくださっていました。
(出産した時間には「ご出産おめでとうございます!」のかわいい大きなスタンプも押されていました)
部屋で過ごすようになってからは、お母さんが記入をし、助産師さんが部屋に来られる度に内容を確認されました。これを見ることで、これまでの状況をすぐに把握することが出来る様になっていました。

ちなみに私は、自分で買っていた育児日誌と、携帯にダウンロードしていた育児日誌アプリも併用しており、特にアプリに書くと病院の日誌に書き忘れ、日誌に書くとアプリに記録し忘れるという状況が多く、助産師さんが来る度、あわててアプリの記録内容を書き留めていました。

森永の日誌ですが、0~5か月までしか記録できず、6ヶ月からの半年分は、森永乳業のミルクのLINEアカウントを友達登録すると無料でもらえる仕組みで、うちは元々ノベルティ目的でミルクは森永にする予定だった為、友達登録し、送ってもらいましたが、結局アプリの方しか使わなくなったため、メルカリで売ってしまいました。
逆に、友達登録したくないが欲しい方は、メルカリで入手する事も可能かと思います。

②新生児体動モニターについて
これは上の子の産院では使われていなかったのですが、赤ちゃんの体調の急変を感知するモニターが布団の下に引かれており、その使い方を習いました。
ネオガードという商品で、子供の体動を圧力センサで感知し、体動が15秒または20秒以上停止、または異常に低下したときに、警報音と警報ランプで知らせるというものです。センサー部分がコットの端に取り付けてあります。
呼吸が止まるなどすると鳴るとの事でしたが、うちの子は、確か退院までに1回だけ、寝かせている際に鳴ったかとたかと思います。慌ててて見に行くと特に問題もありませんでしたが。
体動を感知しないとなるので、授乳の際など、ベッドから出したらセンサーを切らないといけません。よく切り忘れては、ピーピーとけたたましくアラームがなり、急いで切りに行きました。

このネオガードがある事で、自分が寝ている際にもし子供の呼吸が止まったらという不安がかなり軽減されました。自宅用に買おうかとも思ったのですが、それなりのお値段もしたので断念。ただ、廉価版の様な市販品もあるようですね。

15時頃になって母がやってきました。
そして15時を過ぎ、初めての授乳になりました。

もう約4年ぶりの授乳で、与え方も忘れてしまったと思っていた私ですが、授乳についての講義が有った区のマタニティ教室は産後になるため参加を断念しており(ちなみにこの日の次の日でした)、ふと、動画とかで紹介されていないかなと思って検索すると、沢山ヒット!本当に便利な時代になりました。

特に、コロナ禍で全国のマタニティ教室等が中止になった事から、多くの助産師さん方が、妊娠出産育児に関する情報を、オンラインで沢山発信して下さる様になっていました。
これを閲覧すれば、例えば切迫などで安静となり外出もままならない妊婦さんであっても、手元で学ぶことが出来ます。
コロナが生んだオンライン配信という新しい社会変化の恩恵を感じました。

私はそこで学んだ「赤ちゃんが小さい口でも咥えやすい様に、乳房を片手で平たく潰す」方法をしてみた所、上手に咥えてくれ、立ち会った助産師さんも、上手だと誉めて下さいました。
(この後私は、オムツ換えなど経産婦だから上手だねと言われる事があり、後から思うとこれは、助産師さんの指導は要らないも思い込ませる為じゃなかったのかと…)

なお、大阪日赤の産科の個室には授乳クッションが有るため持参は不要ですが、気に入った物がある場合は持ち込みは可能です。
ちなみにうちの子は小さく産まれてしまったため、授乳クッションだけでは高さが足りず、自分の枕も膝に置き、更にその上に授乳クッションを置いて授乳していました。これは産後も一ヶ月ほど続いたのですが、大阪府助産師協会の産後ケアで使われていた、アメジストというブランドの空気を入れて膨らませるタイプのクッションであれば、かなり高さを出せたので、こちらに通っている時はクッションだけでいけ、後にメルカリで買いました(が、次第に高さも要らなくなり、それなら上の子の時からの物だけで十分と、また転売しました。)

とはいえまだ上手に飲めない為、ミルクも10cc足しました。

子供が戻ってきてからしばらくすると、私の母が面会に来ました。
さすが現役のベテランナース、部屋に入るなり、お手本のような完璧な手洗いと消毒をしてから、孫を覗き込み、私が抱っこした写真も撮ってくれました。
まだ私は貯血の戻しが続いており、写真には点滴の管が写っていました
(チューブが透明で、血が透けて見える為、写真の貼り付けは避けます)

硬膜外麻酔もまだ続いており、抱っこすると、麻酔をぶら下げている紐を握ってくる事もありました。へその緒でも遊んでいたのか、赤ちゃんは紐が好きなようですね。

そんなこんなで、子供との生活が始まりました。

※追記  授乳について
日赤では、おっぱいが大切と言ってくる割に、マッサージなどもなく、搾乳器も個室には運んでもらえず(GCUには、通いのお母さん用にメデラの電動がありました)、また帝王切開の場合、直後の寝たきりのタイミングで搾乳されたりもしません。
母乳推しなんだか、適当なんだかどっちやねんと、退院後に気づいてもやもやしました。
私が経産婦のため、余計何にもして貰えなかったのかもしれません。

帝王切開で、出来たらおっぱい育児をしたい場合は、可能であれは
・産後24時間以内に、助産師さんに搾乳して貰う様にお願いする。別記しますが、搾乳したい場合は空の哺乳瓶を貰えるので、助産師さんに絞って貰えば、その後の分泌が起動に乗りやすいです。絞ったお乳は哺乳瓶で赤ちゃんに与えて貰えます。
・母乳マッサージをお願いする。数年前に日赤で普通分娩した知人は、初産でうまく授乳期出来なくて乳が張り、マッサージしてもらえたそうです。
日赤も他の産院と同じく、コロナ後は、母乳外来は閉じてしまっています(近隣で唯一やっていたのは、谷四の国立病院)が、入院してる方にはして貰えるのではと思います。

なお、今でもそうなのかは不明ですし、特定の助産師さんだけなのかもしれませんが、出産予定だった産院の母乳外来に行った際、日赤のマッサージは桶谷式だと言われました。だとしたらめちゃくちゃラッキーなんですけどね。

とにかく日赤は総合病院なのと、コロナで接触を減らしているのも有ってか、自分からお願いしないとあれこれしてもらえないので、気後れせずにお願いする方が、ストレスが溜まらないと思います。
(無理だと言われても納得出来るので。)

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