フェムテックの認知度はわずか5.8%

フェムテック・フェムケアについて

女性がライフステージの中で抱える様々な健康課題を技術の力で解決しようとするプロダクトやサービスの総称をいいます。
デジタル技術を使うものをフェムテック、デジタル以外の方法を使うものをフェムケアと分けて使うことが増えてきましたが、線引きがはっきりとあるものではありません。

例:月経・妊活管理アプリ、吸水ショーツ、月経カップ、卵子凍結、デリケートゾーン用ケア、
  骨盤底筋トレーニング(膣トレ)

フェムテックの歴史と今後

2025年までに日本での市場規模は2兆円にものぼると推測されており、
業界はさらに伸びていくと予想されます。
ただし、現時点での認知度はわずか5.8%です。

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2015ドイツの月経管理アプリの会社が初めてフェムテックという言葉を使用
2020 フェムテック元年
   フェムテックスタートアップ企業が200社OVER
2021 大手企業が参入開始、SDGsの浸透
   流行語「フェムテック」「ジェンダー平等」
2022不妊治療保険適用開始

2025 日本での市場規模は2兆円と試算※
    月経分野:約2,400億円/年
    妊娠・不妊分野:約3,000~5,000億円/年
    更年期分野:約1.3兆円/年

※経産省「働き方、暮らし方の変化のあり方が将来の日本経済に与える効果と課題に関する調査 報告書」
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国がフェムテック推し

経済産業省が行った実態調査により、生理痛やPMSといった月経に伴う女性特有の体調不良による欠勤や生産性の低下で約4,900億円/年の労働損失が発生。
不妊治療や更年期
などの分野で女性の健康課題が軽減され、離職をする人が減ったら、どれくらいの経済的インパクトがあるか給与相当額を計算すると2025年時点で約2兆円/年にものぼる…とされています。

この仮試算結果を踏まえて補助金制度を設立
「フェムテック等サポートサービス実証事業」を開始
フェムテック製品を製造、サービスを提供する企業を支援しフェムテック推進を行っています。

国民全員がフェムテック当事者

フェムテック推進のメリットが及ぶ範囲は女性個人や企業だけではありません。
健康課題による望まぬ離職を防げる・働きづらさを解消できる

体調不良によりパフォーマンスが落ちるのは仕事だけではありませんね。
日々の家事・育児・介護・趣味…

PMSのせい、生理痛のせい、不妊治療通院のせい、産後の不調のせい、更年期のせいで、妥協してきたこと諦めてきたこと。
フェムテックの力で負担を軽減出来たら最高じゃないですか!

男性にとっても、自分の家族、パートナー、同僚が健康で、いきいき仕事ができることはいい効果がありますよね!

さいごに

フェムテック・フェムケアの推進は好影響を及ぼす先がたくさんあります。
ひとりで抱え、我慢してきた悩みを、フェムテックの力で解決できたら最高ですよね。
多くの女性が感じている生理の不快感解消のため、月経カップをお勧めしているのですが、
使ってくれた方、ほぼ100%が「知らなかったけど、もっと早く使い始めたかった」という感想をくれます。
知ること、使うことで解決できるものはどんどん活用しましょう。

ぜひfemiwell shop も訪れてくださいね☆




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