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6月22日イベント「気持ちが伝わる子育て」

6月はRAC主催 プチ勉強会「知りたい!気持ちが伝わる子育て&子どもの気持ちにどう向き合うの?」を開催しました。


ずっとやりたいなと思っていた、念願の
グループディスカッションを踏まえた双方向の学びの場。


一方向になりがちな講演会ではなく、
主体的に振り返り、子どもたちと関わる皆が学び・参加できるものはないか?とその思いを理解してサポートいただける方として

認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事の 高祖常子さん
子どものこころを主に診ていらっしゃる 小児科専門医の山口有紗先生

にゲストとしてお話しいただきました。

認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事   高祖さんのお話

(公演中の高祖さん)

高祖さんからは
・知らない人が叩かれているのを見たときどうする?
・一日の中でイライラするのはどんなとき?

というような投げかけをいただき、テーブルごとにディスカッションをしながら


・恐怖・不安による支配の結果何を子どもは学んだのか
・しつけの4ステップ(気持ちの受け止め→相手の気持を伝える→アドバイスする・考えさせる→子どもが自分で決めて動く)

など実際に出来ることを中心にお話しいただきました。

小児科専門医の山口有紗先生のお話

(有紗さん) 


有紗さんからは
・専門家ではなくても、目の前に気になる子がいたときの話かけ方
・子どもの話は変化する、子どもが話したくないときは無理に聞かない
・実際に子どものこころの専門家は何をしているのか
・こころの怪我のせいで、こうなっているんだよ。あなたのせいじゃないよ。日常生活でどうやって「症状という困ったところを一緒に退治していこうね」という伝え方で話している

など、私もよく聞かれるが具体的な対応は悩ましいな、というところに対してヒントとエッセンスをたくさんいただきました。


RACでは今まで、社会的養護、短期里親、ショートステイ、という単語で
参加者を募っていましたが

もっと親子に真剣に関わっていきたい、
もう少し周りの子どもたちにも関心がある、というような、
身近な人こそがセーフティーネットとして近所隊、見守れる人に
なれたらいいなと思っています。

こちらは机ごとに作っていた
気づきのメモ。


ひとテーブル分です。(実際にはこれが4つ+オンラインも同じやり取りをチャットでやっていました。)

そして今回は学びの場として
オンラインも同時開催をさせていただきました。
また、託児ではないのですがasobi基地さんにもご協力いただき
遊ぶ見守りスペースを用意させていただきました。

アンケート結果

【アンケートで頂いた意見】                     まとまっていてわかりやすかったです。
専門家の方の深い内容だった。
手探りで進めていた子育てについて、はじめて道が見えたから。
日頃の相談業務の説明や、相談員の心得として学びが大きかったです。
虐待に幼少期のトラウマ。どちらも子供(や親)がとても苦しい話だったので身につまされました。

今回は子育て、がテーマだったのだけれどやはり虐待防止、短期里親は関心の高いテーマのようす。(MECEではないのですが、短期里親はRACの説明でもお話している部分なのでアンケートの選択肢に入れてあります。)

ご参加いただいた皆さん、シェアいただいた皆さん

ありがとうございました。


(この投稿はアメブロの投稿に写真を追加し、加筆したものです。)

いつも応援ありがとうございます。サポートいただけたお金は、当事者の子どもたちとのご飯代金か、直接子どもたちに手に渡る寄付に回したいと思います。