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都会から地方にきて17年の私が考えること⑤~その他、そして二拠点生活を目指します

長い間、結婚して地方にきたことを悲しみ、
否定的なことばっかり考えていた私ですが、

いつの間にか、0か100ではなく、フラットに考えられるようになっていました。

年齢も重ねたし、家族も元気でいてくれるし(もちろん白目むくこともあるけれど)、こうやって「ある」ことに感謝できるようになったことも多いのかな。

東京で育ち、都会のど真ん中で社会人生活をして、リア充的な雰囲気の中だけで生きてきちゃった私に、

神さまか何かが「いい加減、自分をちゃんとみなさーい!」と、強制的に地方にくる運命だったんだろうなーと、今では思えています。

そして、これからは未知数!とも。

地方にきて感じるいくつかのプラスマイナスを書いて、このシリーズを終わりにしようと思います。

地方生活のプラスマイナス

・地元産食材の多さ、美味しさ

→ 胸を張って1番に自慢できるもの!
地元産のお肉や野菜があるありがたさ!
食材そのものが美味しいってほんとに贅沢だなと思います。海もあるし、山もあるし、最高です。
鳥刺しがスーパーに並んでいるってすごいことです。

・情報が溢れすぎていない

→ 毎日情報に振り回されないですむ。
地方暮らしは時間がゆったりしていると感じるのもこれがあるからではないでしょうか。

でも、医療や美容、教育など、必要なときには、こちらから前のめりにとりにいった方がいいこともあります。

・壁に耳あり障子に目あり

→ 良くも悪くも、どこで誰と誰がつながっているかわからない。

「ご主人の弟くんと同級生で」とか
「私たち親の代から知り合いで」とか
「ご主人は◯◯さん?うちの夫が仕事で関係があってね」なんていうことが本当に多いです。

夫が経営をしているので、範囲もなかなか広いです。悪いことはできません。笑

プライベートを出すことにも慎重になります。

新築から2,3年後の固定資産税って高かった気がするのですが、その頃にコンビニで支払いをした際、「結構しますよね。広いお家にお住まいなんですか」というようなことを聞かれたことが2回も。

自動引き落としがない自治体に住んでいるので、今はPayPayで払っています。

それから、

銀行で通帳の更新をした際、担当してくれた人が奥の人に私の通帳を渡したら、その人が幼稚園のママ友で、なんだかなーと思ったことがあります。

・誰にも会わない可能性があるところが少ない

→そもそも行くところが少ないからか、誰かに会う確率高め。会わなかったとしても、外に置いてある車で私がいることがわかることも。

そして基本、車移動なので街を歩くという習慣が極端に少ないここでは、たまに歩いていると

「あのあたりを歩いていたよね」と言われることも。一方的に目撃されると、どんな顔して歩いていたのかとちょっと恥ずかしくなります。

・洋服を買うところが少ない

→ネットより見て買いたい派には物足りない。

出産後、いまだにお気に入りのお店がみつけられない服ジプシーなので、見て買いたい派。
ユニクロやGUなどはばっちりあります。
服に執着がない人には何の問題もないはずです。

パッと思いつくものを書いてみましたが、

結局は、

自分(と自分の取扱説明書)を持っていると、
豊かに過ごせるのだと思います。

自分をご機嫌にしてくれること、もの、場所などをちゃんと把握できていれば、どこにいても、例え気分が落ちることがあっても、住めば都になるのでしょうね。

この先、二拠点生活を考えています

結婚した時に、夫は「2年以内に東京進出をして、都内にも拠点をもとうと思うから、一緒に地方に来てほしい」と言いました。

…数年後に早や20年になります〜。笑

長い間、その言葉を信じ、その言葉にかけ、被害者意識満載で、夫の頑張りをサポートという名で子育て中心に生きてきた私。

このまま、夫ありきだけの人生を続けるか、
自分でも行動を起こすか。

そのあたりの覚悟ができたのは、お恥ずかしいことに最近のことです。

子どもが巣立つことが視野に入ってきて、2人になった時の人生を考えるようになったからです。

でも、今は決めています。
きっと夫はこの土地を完全には離れられないと思うから、二拠点生活をしようと。

なので、私はこの先、もう少し都会にも拠点を持とうと思っています。東京じゃない気もしています。収入もやっぱり自分である程度はほしいです。

「空港や新幹線の駅が近くて、デパートがあって、街に元気を感じられるところ、そしてマンション」。

身軽に効率よく動きたい私がよく表れている暮らし方ができる方法をこれから探していこうと思います(同時に今住んでいるところももっと知って楽しもうと考えています!)。

あれ、凪状態だった私が、少し波打った?

最後に。

誰かに「地方で暮らすことはどう?」と聞かれたら、

「いいところも惜しいところもあるよ。あとは自分の考え方に合うか合わないかだけかな」と答えると思います♡


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