人生ビンゴゲーム
ここ最近、人生に焦ることが増えた。
仕事が暇で時間をもてあましているからなのか、30歳になり10の位が変わってしまったからなのか、結婚や妊娠といった変化がないからなのか、コロナ禍が収束しつつあるからなのか。
まー、焦る。
「まだ、何者にもなれてない」とひりつく自分もいるし、アリキタリナ シアワセを羨む自分もいる。
この感覚知っているぞ…とずっと考えていて、答えが出た。
ビンゴゲームをしていて、自分のカードだけなかなか穴が空かないときの気持ちに似ている。
他の人は「ビンゴ!」と叫んであがっていくのに、自分のカードはリーチまでいってもあがれない。もしくは、なかなか穴が空かない。
そんな焦りがある。
隣の人は「社会的成功」をそろえてて、その奥の人は「大きな仕事」を成し遂げてて、向かいの人は「幸せな家庭」をゲット。
でも、自分はどの列も揃わない。
コロナ禍なんて、動きが止まってしまっても、何もできなくても当たり前だと思ってた。でも、そんなことなかった。みんな、ちゃんと人生してた。
ある人は親になっていたし、ある人は家を買ったというし、ある人は海外へ行くらしいし、ある人は転職していたし、ある人は本を出すらしい。
みんな、ちゃんと人生に進捗がある。
一方で私は、どうだろう。
この約2年間、「何も進んでなかったのでは?」と思って怖くなった。
何だったら「進んだ」とカウントしていいのだろうか。
この鬱屈した気持ちが五月病だと思いたい
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