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2020年「好き」を感じた曲を振り返ってみる

お恥ずかしいことに、あまり新譜を聴けなかった2020年。だから、ベストアルバムとかベストソングとか、まとめなくていいかなと思っていたんです。

でも、バスリズムの「これバズ」とか関ジャムの「2020ベストソング」を見ていたら、自分の好きもまとめておこう~という気になりました。

ということで、行ってみよう…!

「ever after」XOX

初めて聴いたとき泣いた記憶がある。応援していたグループの解散ソングということもあるんですけど、歌詞が本当によくて。
解散ソングって感謝に執着しがちじゃないですか。でも、この曲は”ありがとうなんて言えないよ”って歌うのよ。XOXとしての活動は終わってしまうけど、活動する場所は変わっても繋がっているし、最期ではないよっていうのを感じてエモい。
全推しがいる人には響く曲。

「So What」JO1

JO1のデビューは、2020年を語るうえで欠かせないトピックだよね。リードトラックはどキャッチーな曲が多いんだけど、カップリングはこういう攻めた楽曲が豊富なのも、彼らのよいところ。
とにかくトラックが爆イケだし、一糸乱れぬダンスを披露する11人はマジでかっこいいです。

「僕らが強く。」DISH//

はい、最高~!!!
みなさん、マカロニえんぴつの「ヤングアダルト」好きですね⁉ だったらきっと、この曲も好き。
マカえんのはっとりさんが楽曲提供をされているのはもちろんのこと、北村匠海さんの大切なものをしっかりと見据えている人柄とのマッチというの? もうね、全力で励まされます。
本当に名曲です。「猫」もいいけどさ、「猫」は2017年の曲なのでね。今の彼らの曲も聴いて。まじでよい。

「PLACEBO」米津玄師+野田洋次郎

これも超好きで、一時期狂ったように聴いていたな~。ディスコを基調とした色っぽいトラックに、米津さんと野田さんの声が掛け合いで乗っかるわけ。悪いわけないじゃんね!
男性同士の一線を超えた関係を歌った曲というのも、最近っぽいな~と思うのよね。米津さんといえば、菅田将暉さんと一緒に「灰色と青」を出してましたが、あれとはまた違う関係性という。
回りにいる歌が上手い男の子に、散々「カバーしてええええ!」とお願いしていたのは、ここだけの話です。

「片っぽ」eill

紛れもない2020年の名曲。eillというシンガーは韓国や洋楽の影響を強く受けてきていて、そもそも歌いかたもそっちのハイブリット感が強かったんですよね。洋楽×K-POPをJ-POPに落としこむというか。
それが! この曲では! 全歌詞が日本語なのよ。んで、歌いかたもジャパニーズバラードに寄っている。歌いかたの切り札が本当に増えたな~と思います。この曲が収録されている『LOVE/LIKE/HATE』を聴くと、彼女のシンガーとしての力量を感じることができるはず。2021年も超期待です。

「Singin' for...」和楽器バンド

ライブで聴いて、しとしとと泣いた曲。始まりのシンガロンから、もう全部持っていかれる。
コロナ禍で作成されたアルバムにも関わらず、打ちこみでもなければ、盛大なシンガロンもいれるのよ。だって、だってさ。いまこの曲を演奏しても、ライブでファンの声は聴けないんだよ? それをわかったうえで、「歌えるような世界が戻ったら、一緒に歌おう」という約束の歌としても機能している。
”Singin’ for you and me"で終わるリリックもよい…。

「スキスキ星人」すとぷり

はい、好き。超好き。すとぷりに格段の興味があるわけではないのだけども、この曲だけはもう超好き。
さすが動画主! ということもあり、それぞれの声がまじで魅力的で、それを活かした歌割がよいというのはもちろん、曲がどきゃっちーで耳に残る。楽曲はナユタン星人さんが手掛けたんですって。さすがでございます。
2020年がダウナーな空気だったからこそ、底抜けに明るい曲調には励まされたなぁ…なんて思ったりもしましたよっと。

「TENO HIRA」Moment Joon 

実はとても好きなMoment Joon。彼のオンラインライブが最高で、すっごく印象に残ったな~。
2019年もベストアルバムに『Immigration』をあげましたが、どんな時代でもぶれないよね。彼が歌うからこそ意味があるし、彼だからこそ伝えられることがあると思させられる。

「嘘はつけないよ」YUNOSY feat. 虎太朗

歌謡曲を令和サウンドで奏でるネオ歌謡の波は、ここ何年で来ていると思いますが、この曲もそれに該当するナンバー。YUNOCYがトラックを担当し、歌唱は虎太朗が行っております。
聴いたときににやけたんだよね~。どちゃくそおしゃれだし、ボーカルの声も色っぽくてすごくよい!
虎太朗くんは、福岡で活動するBOATのメンバーでもあるので、ここからより一層活動を期待していたりもします。

「WonderLand」MORISAKI WIN

三浦大知やKEITAを好きな人が次に注目するなら、きっと彼。系統こそ違えど、歌って踊れるソロアーティストです。
サウンドがあまり日本よりではないので、J-POPを主戦場にしてる人からすると「おおお!?」ってなるかもしれないけど大丈夫。考えるな、感じるんだ(迫真)とにかく歌が上手い。そして、グルーヴィー。
世界規模でいろいろ見据えているので、今後の活動もリリースもとても楽しみ~!

「東京」Omoinotake

Spotifyのお気に入りから「これ好きだったな~」を思い出しているわけですが、個人的にOmoinotakeで1番印象に残っているのはこれでした。
切ないサビは雪が淡々と降り積もっているようで、すごく抒情的なのです。歌詞自体は、東京という街で10年過ごすなかで見えたことや感じたことが綴られていて、上京組にはじんわり染みると思います。

「Vampire」IZ*ONE

この曲は好きで好んで聴いていたな~。サビのメロディーラインがすっごく耳に残るのよね。彼女たちの女神的な美しさを感じるのなら「FIESTA」だと思うんですけど、わかりやすいアイドルソングは大好物なので、こっちをば。
かわいい、とにかくカワイイ。カラオケで歌いたいです。

「解散。休止。人が死ぬニュース。」WHITE JAM

昨年はWHITE JAMないしSHIROSEの曲を、たくさん聴いていた曲だったわけなのですが、2020年である意味が一番強いのはこれかなと思うんだよね、うん。
歌詞になんかギミックがあったり、トラックがずば抜けて新しかったりっていうのはないです。でも、だからこそ響く曲というか。
隣から話しかけてくるような語り口調のリリックとピアノを基調としたバラードが、いいんだよな~。メンタルが弱ってるときに聴くと、間違いなく泣く。本人たちも<お守りソング>と言ってますが、まじでそういう曲だと思います。

「オレンジ」さとうもか

実は好きな、さとうもかさん。あまりアルバムを聴いてない2020年だったけど、『GLINTS』はよかった記憶がある。
この「オレンジ」もポップで可愛くて、なおかつ懐かしさもあってよい~。「パーマネント・マジック」と、どっちにしようか迷ったけど、こっちのMVがあったのでこっちにしてみたよ。
うん、何度聴いても、いつ聴いても、可愛い。

「Endless Summer」小西真奈美

そもそも、この曲が収録されている『Cure』が名盤なんですけど、1番のお気に入りをあげるとしたらコレかな~。
小西さんって、ブレスの取り方が特徴的なのよね。普通だとここでしないだろ~って、ところで息継ぎをするというか。それが不自然じゃないのは、役者を仕事にしてきて言葉を届けてきた彼女だからなのかなとも思ったり。ごっちさんプロデュースということで、しっかりとロックンロールに仕上がっております。
同じアルバムの「Ain't Nobody Know」のカバーも、めっちゃ良きなので聴いて…。

「Cutie girl」Mega Shinnosuke

世間が過小評価しすぎなアーティスト、Mega Shinnosuke。彼の何が好きって、すごく美意識のあるところなんですよね。あと、イケてるものをちゃんと感覚以外でも理解しているところ。菅田将暉さんに見つかったので、そろそろ世間にも見つかると思ってる。というか、バズるアーティストに入らないのは、まじで納得いかない。
爽やかにポップに紡がれる恋心は「これぞ、Mega Shinnosuke!」という感じ。同じフレーズの繰り返しで成り立ってる曲なのに、ラストまで聴き飽きることがないのが本当にすごいわ…。

「ポップミュージックは止まらない」ONIGAWARA

ずっとずっとずーっと、ポップミュージックと向き合ってきた彼ら。事務所から離れた2020年にリリースされたのが、これが収録されているアルバムでした。
平成の時代にひとつの成熟を迎えたJ-POPへ敬意を払い、今にあのときの煌めきを鳴らし続けている彼ら。『ポップミュージックは止まらない』には「ヒットチャートをねらえ!」の2020年Ver.も入ってるので、聴き比べも楽しいよ。

\ 全部で17曲になりました~! /

もし興味が沸いたら聴いてみてね。あとで2020年、注目アーティストもやろうっと♡

ではでは。

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