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クラブメッド キロログランド-ミニクラブ編-

前回の記事の続き



私たち家族が、お値段が多少高くてもクラブメッドを選ぶ理由。

それはなんといっても、子どもを丸一日預かってくれる、ミニクラブの存在だ。


2年前にクラブメッドデビューで泊まった夏のトマムでは、優しくてノリの良いG.O.(クラブメッドではスタッフ達のことをこう呼ぶ)に、連日9時前から16時過ぎまで遊んでもらっていた子ども達。

その間に私と夫はマウンテンバイクやアーチェリーなど、大人のアクティビティを楽しめたのが良すぎた。

国内にも子ども向けアクティビティが充実してるホテルはたまにあるが、ここまで長時間親と子を分けて、お互いたっぷり楽しめたのは初めての体験で。

家族旅行って普段はなんやかんや、親にとっては「疲れる」と「楽しい」のバランスがどっこいくらいだったりするけど…

クラブメッドは親自身も楽しめて最高!と、そこからクラブメッドにハマった。


クラブメッドおなじみ夜のショー


北海道のクラブメッドでは、冬にはスキーのレッスンや雪遊びもしてると知り、今度は絶対冬に来る!と心に決めて。

その後、キロロに新しいクラブメッドができるとの情報を聞きつけ、絶対にオープンしたらすぐ行きたい!と今回の予約をとった。

さて、肝心のキロログランドのミニクラブはどんな感じだったかと言うと。

とにかく、スペースが広い!綺麗!

ちびっこスペース
大きめの子どもが本を読めるエリア
アスレチックゾーン


トマムや石垣島のクラブメッドにあったミニクラブと比べても、圧倒的に設備が充実している。



大きなロッカールームもあり、ホテル滞在中の子ども達は、ここに自分のウェアやヘルメットなどを保管できる。

子どものスキー道具やらは、かさばるし重いので、全部ミニクラブで管理してもらえるのは、めちゃくちゃ楽!



ゲームやUNO、お絵描きセットなど、インドアで遊べるものも色々あり。

そこまで冊数は多くないが、日本語と英語の本も置いてあった。


ミニクラブを利用する場合は、前日の18-20時に受付カウンターで申し込みをする必要がある。

子どものアレルギーの有無、スキーやスノボのレベルを登録するのだ。

クラスは5-6段階くらいに、結構細かくレベル分けされている。


スタッフの話によると、ミニクラブでは日本人の子どもが1人だけ、ということも珍しくなくて。(日本人0の時もざらにあるとか)

子どもによっては泣き出して、ミニクラブに参加するのを嫌がる子もいるんだとか。

まぁ英語環境に慣れてない、普通の日本人の子ならそうなるかもね…と私は思ったのだが。

「インターナショナルスクールに通ってるような子でも、泣いちゃう子はいますよ。」とのこと。

まぁ、クラブメッドはスタッフもゲストもかなり多国籍で、独特の雰囲気だから。

たとえ英語ができる子でも、なじめない場合があるようだ。

逆に英語が全然わからなくても楽しめる子もいるだろうから、ミニクラブを好きになれるかは、子どものキャラにもよるんだと思う。


広々とした初心者キッズ専用ゾーン 
屋根つきスノーエスカレーターまであって豪華


ちなみに、うちの娘たちはというと…
すでにトマムと石垣島でクラブメッドのスタイルには慣れてるので、英語力はたいしてなくとも、今回も楽しめた。

英語が全くできない次女は、初日に「日本語話せる人いる?」と少し不安げだったが、スキー初心者グループは日本人スタッフもいたので、問題はなかったよう。

長女のグループは、コーチが英語オンリーだったのだが。

英語わかったの?と尋ねたら、「ほとんど聞きとれなかったけど、雰囲気でだいたい分かったから大丈夫!」とニコニコ答えてくれた。


キロロのミニクラブでは、マックス8:30-17:00まで子どもを預かってくれる。

しかし、クラスによって午前のレッスンの開始時間は異なるので、開始時間の30分前までに集合すれば良いというルールだ。


クラブメッドでは毎晩パーティーが開催され、子どもも夜ふかししがちなので、うちは毎日9時くらいに娘たちをミニクラブに連れて行ってた。



レッスン開始より早めに到着した子たちは、シアターで上映されているアニメを観て時間を潰していた。

クラス別に違う色のゼッケンをつけているが、ウィンタースポーツをやらずにインドアで過ごしたい子の場合は、赤いゼッケンをつけていた。

そういう子たちはミニクラブで本を読んだりゲームをして一日過ごすらしい。



初日のスキーレッスンを終え、一番下の初心者クラスに入れた次女は、「あのねぇ、ハの字が上手って褒められたの!クラスも上がったんだよ!」ととびっきりの笑顔で報告してくれた。

次女は去年2回スキーをした経験があったから、本当にスキーが生まれて初めて!の子たちの中では一番上手だったらしく、かなり自信をつけていた。

子ども達一人一人を先生が評価して、上のクラスに行けると判断されたら、翌日から順次上がっていくシステムのよう。

次女の1つ上のクラスだった長女も、「4種類もいろんな初心者コースをすべれて、めちゃくちゃ楽しかった!」と、大満足で初日を終えたのだが…。


キッズクラブのスキーレッスンの様子


次の日は、長女と次女が同じレベルのクラスになり。

どうやら前日に台湾からの団体客がきたから、ミニクラブのメンバーもガラッと入れ替わったようで。

ミニクラブ2日目が終わったあと、長女は
「今日は初心者で全然滑れない子が多かったから、レッスンが全然進まなかった!
クラスの人数も、1日目は5人だったのに、今日は10人以上いたし。
超簡単な短いコースしか滑れなくて、昨日と比べてつまらなかった!」
と、ご機嫌斜めになっていた。

同じクラスのレッスンでも、日によってメンバーは変わるので、多少人数やレベルの変動はあるよう。

まぁその中で一番下手な子に合わせることになるだろうから、仕方ない面もあるが…。

結果論からいうと、この日長女は多少背伸びしてでも、1つ上のクラスに入れてもらえたら良かったなぁと思った。


一方、次女はというと、

「あのねぇ、英語のコーチだったから、スキーの板をピザにして!って教えてくれてたよ。今日もたくさん滑れて楽しかった〜。」

と満足げ。ある程度慣れてきたからか、外国人コーチでも問題なかったよう。



私と夫はというと、子ども達がミニクラブへ行ってる間、2日間たっぷりスキーを楽しめて大満足だった。

ダイナミックな北海道のゲレンデは、大自然を満喫しながら滑れて、最高に気持ちよかった。 


北海道の雪質はいい!と昔から聞いたことはあったけど…

普段よく行く長野の雪とは確かに違って、握るとキュッとする感じが片栗粉っぽいなと私は感じた。

ベタベタ感0でサラサラしてるので、雪だるまはむしろ作りにくいよう。


ホテル外の巨大な氷柱
 


クラブメッドトマムやカビラ(石垣島)と比べても、キロロは圧倒的に外国人率が高くて。

私たちは3連休プラス1日で、3泊4日したのたが。

スタッフの話によると、3連休中は日本人が増えて3割ほどいたけど、連休明けの月曜には日本人率1%に激減!

我が家ともう一家族だけだったらしい。


また、どこの国の人が多いかはシーズンによるらしく。

12〜1月はオーストラリア人、春節は中国人、2月後半は台湾の連休があるから台湾人、また全体を通してタイ人も多い、と教えてくれた。

そうなるとホテルの混み具合は日本のカレンダーとは連動しないので、予想するのは難しいなと思った。

今回も、3連休明けの方がミニクラブは混んでて、人数が多すぎるため長女はスキーレッスンの満足度が下っていたので。


長女だけ少し不満を残していたが、総じて今回の滞在は北海道の冬を満喫できて素晴らしい体験ができた。

日本国内で、99%外国人の環境というのもなかなか貴重なので、海外旅行気分を味わえるのも楽しい。

来年の冬も、北海道に滑りに行きたいな!


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