見出し画像

保育士から兼業ライターへ。えりさんがもう1つのキャリアを拓いた理由

私たちの人生は、たくさんの選択肢に囲まれています。


どっちのメニューにするか。どの大学に行くか。どちらの仕事に就くか。小さいものから大きいものまで、私たちは選択しながら前に進んでいます。

しかし、何かを選ぶことは、それ以外をあきらめることだと思い込んでいませんか?

ライターとして第一歩を踏み出した中野えりさんは、なんと10年以上のキャリアを持つ保育士さん。「働き方は1つじゃなくても良いと思って!」と、保育士を続けながらライターの道も選びました。

自分のこころに素直なえりさんに、新たなキャリアを選択した理由とこれからの展望についてお聞きしました。えりさんの軽やかさに、背中を押してほしいあなたに読んでほしい記事です。


オンもオフも、たくさんの予定で充実した毎日


――えりさんは現役のベテラン保育士とのことですが、具体的にどのようなお仕事をされているのですか?

今は担任を持たずに、ほかの先生のサポートをしたり、欠勤の先生の代わりにその日だけ担任を受け持ったりしています。今日は1歳児のクラスで、明日は3歳児のクラスで勤務、ということもあります。

保育士というと、子どものお世話をする仕事というイメージがあると思いますが、実際には、事務作業や掃除など、表からは見えない仕事もたくさんあるんですよ~。
子どもたちと遊ぶときも、危険なものが周囲にないかどうか前もって確認して、準備をして……重いものを運ぶこともありますし、めっちゃ重労働です(笑)


――みんながあこがれる職業ですが、体力勝負のお仕事なんですね……
今日はお休みとのことですが、休日は何をして過ごすことが多いですか?

気になっているお店に足を運ぶことが多いですね。よく行くのは、カフェやパン屋さん、大好きな古着や靴下のお店です。
ただ、働きはじめたころに無理をして、週末に体調を崩すこともあったので、ゆとりある生活も意識しています。録画していた番組を家で見たり、けん玉の練習をしたりと、好きなことをしながら家でゆっくり過ごすときもあります。


SNSからつながったライターへの道


――趣味の幅が広いですね!
平日はお仕事、休日は趣味と、とても充実していて忙しくされているように見えるのですが、さらに、ライターをもう1つの仕事にしようと思ったのはなぜですか?

空いた時間にSNSをよくチェックしているのですが、インスタグラムで綾乃さん(注:えりさんが受講したライター講座の講師)を見かけたことがきっかけです。
綾乃さんを通じてライターという働き方を知りました。年齢や場所などの制約なく働けるなんてすごく良い!と思って。


その後参加した綾乃さんのセミナーで、やりたいことを仕事にするって素敵だなと感じたんです。私がSNSでいつも拝見する方たちに、好きなことを副業にしている人が多かったことも影響していると思います。

私はオタク気質なところがあるので、自分のマニアックな知識を文字にして、人に伝えることを仕事にしたらどうだろう?とふと考えたんですよね。その未来を想像したら、とてもわくわくしたんです!
もともと、興味のあることはとりあえずやってみるタイプなので、ライターの仕事も、まずはやってみようと決めました。


自分の「好き」が、誰かの「好き」になる仕事


――ご自身の気持ちに素直にしたがった結果、兼業ライターにたどり着いたのですね。えりさんの書くマニアックな記事、読んでみたいです!
「こんな記事を書いてみたい」など、えりさんの目指すライター像を教えてください。

例えば、私はこだわりのある靴下が好きなんです。デザインが素敵なものはもちろん、子供たちと汗だくになって走り回っても蒸れない靴下、サスティナブルな素材を使った靴下など、本当に靴下の世界って奥深いんですよ!

靴下に限らず、世の中にはユニークなものがたくさんあります。おもしろいものに敏感なので、読者の方がまだ知らない世界を、私ならではの切り口で伝えていきたいです。

私の書いた記事が誰かの役に立つのはうれしいですし、記事を介して、私の好きなものが人から人へと広がっていくのが楽しみ!


嘘のつけない性格こそライター向き


――オタクっぽかったり、好奇心が旺盛だったりと、さまざまな顔を持つえりさん。
他に、ご自身の性格で「ここはライターに向いている」と思うところはありますか?

行動力があるところですね!
保育園で扱ったのをきっかけにけん玉にはまっているのですが、隣の市にけん玉メーカーさんがあると知り、わざわざ足を運びました。そのご縁でイベントやゲームにも参加させていただいています。

あとは、自分の実体験や感情を誇張せずに伝えられるところもライター向きだなと感じます。

私、嘘つけないんです(笑)自分が経験して感じたことや事実しか伝えられなくて。不器用な性格ですが、情報を正しく伝えるライターにはぴったりだと思っています。


親しみやすさと積み重ねてきた信頼が私の強み


――これからライターとしても活躍していくえりさんの姿が楽しみです。
最後に、えりさんにお仕事を依頼したいと思っているクライアントさんのために、ご自身の強みや貢献できることをアピールしてください!

仕事柄、小さい子どもからそのご両親・祖父母まで、様々な年代の方とお話しするので、老若男女問わず、誰とでもコミュニケーションするのは得意です。

「えりさんは話しやすい」「えりさんにならこの話してもいいかな」と、信頼していただけることも私の強み。クライアントさんともきっと良い信頼関係を築けると思います。

これから、さまざまな業界のクライアントさんとご縁があるなかで、クライアントさんの隠れた魅力を引き出すお手伝いができたら嬉しいです!


――保育士とライター、正反対に見える仕事ですが、どちらも「人」とかかわる仕事。
「人が大好きで、人とつながることが楽しみ」という気持ちに正直にいたからこそ、えりさんはどちらもあきらめることなく、2つの道を歩み続けています。


えりさんの明るさと人懐っこさのおかげで、話題と笑いの途切れない取材となりました。えりさん、ありがとうございました!


中野えりさんのnoteはこちら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?