わたしは今もやもやしている。

出産予定日1か月前に、夫がトルコに帰省すると言い出したからだ。

ただでさえ夫は単身赴任で、わたしはワンオペ妊婦。
正直、そんな長期休みがあるなら、帰ってきて家事とか育児の準備を手伝って欲しい。

こっちはフルタイムで仕事しながら、保活してベビー用品買って、あなたの免許切り替えの情報収集して、あなたの怪我の保険金請求してるんですよ！！

「子ども欲しいって簡単にいうけど、10か月お腹のなかで育てて、やりたいこともできなくなって、産んだ後も大変なのは母親のわたしなんだよ！」
と、YouTubeのドラマで女優さんが言っていたセリフを、そのままそっくり夫に聞かせてやりたい。

……とまぁ芋づる式に不満は止まらないのだけど、わたしはこの【もやもや】を吐き出すのが非常に苦手なのである。

それは、吐き出したところでもっともやもやするのが分かっているから。

夫に洗いざらい吐き出したとして、もしかしたら「じゃあトルコに行くのやめて、家のこととかサポートするよ」と言ってくれるかもしれない。

しかし、それはそれで新たなもやもやの誕生なのだ。

「わたしのせいで夫は年に一回の帰省のチャンスをなくした」「わたしと結婚するために遠い日本へ来てくれたのに」とか、これまた自責の念に駆られる。

別に本人に言われたわけでもないのに、わたしの頭は、わたしが思っている以上に想像力豊かだ。

こういうときは、読書して別の世界に意識を飛ばすか、さっさと寝て考えるのを強制終了するようにしている。
結局のところ、どれだけ考えを巡らせたところで、変えられるのは自分の考えと行動だけだからね。

今日はじめて「書き出す」という行動をしてみたけど、これももやもや消化にいいなぁ。


わたしの脳内は、すっかり今日の夕飯のメニューを何にするか？に置き換わっている。