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過剰に反応する人の心理と対処法

先日、EQ(心の知能指数)について、記事をアップしました。心の豊かさや余裕というのは、自分や周りの人にもメリットがある。親切にするだけで、自分も周りもHappyになれる効果が脳科学でも分析した結果紹介されている。

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EQの高い低いでは、私たちの日常で、どんな影響があるのか、その行動や思考パターンには、さまざな大きな差がある。むしろ、IQよりも大切かもしれない。

心の知能指数が低ければ、社会生活に支障を与えることになる。相手のことを思いやれない、理解できない、適切な言葉や態度を選ぶことができません。

EQに関連する思考は、大きく分けると2つある。

創造的思考と閉鎖的思考。

創造的思考(Creative thinking)は、ゼロからアイデアを生み出す力があること。創造的思考の人は、情報の処理能力や問題解決能力が優れている人が多い。また、想像的思考(Imaginative thinking)でもある。だから、適切な情報にアクセスするのが早いので、その時、自分が取るべき行動も速やかに判断がつきます。自己認識力といった、自分を客観的に見ることができ、この発言や行動、態度を取ったら、どう思われるか?と、自分で予測することができる。

閉鎖的思考(Closed thinking)は、自ら情報を遮断し、選択肢の少ない状態にする。そのため、情報が少ない分、問題解決に必要な情報を得られず、アイデアが浮かばないことが多い。それ以上、考えようとしない止まった思考になる。自分の可能性さえも、自分で止めてしまうことがある。

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先日、私に、『有料記事を購入されていないのに、スキ送るのやめて下さい。』とコメントした人は、自分の嫌だ!っていう気持ちだけが先行してしまい、自分がコメントして、どう思われるかなんて知ったことではなかったのでしょう。

noteのライク機能である♡は、ユーザーの履歴に♡した記事が記録されます。ですから、♡した時は、しっかり読む時間がなくて、とりあえずキープした記事のことも多い。時間が出来たときに、ゆっくり読む人もいれば、何に対して、『いいね♡』したかなんて、人それぞれです。

タイトルの見せ方が上手い!サムネイル画像良い!文章構成が上手い!購読してみようかなら!など、理由は様々。

そんな、今後の自分の見込み客になるかもしれないのに、購入せず、ライクした事に対して、『有料記事を購入されていないのに、スキ送るのやめて下さい。』とコメントしてくるのが、あまりにも浅はかな考えではないでしょうか。 

想像する力や心を落ち着かせるといったことができないことに、いつか大きなトラブルを起こしかねないと思います。

その人は、些細な事を言ったまでで、気に止めてもいないだろうけど、こう言う人がTwitter炎上とかやりかねないのだと思う。 自分の感情だけにフォーカスをしていて、周りが全く見えていない。 配慮にかけた発言をしてしまうなど、自分の人生で取り返しのつかないことを引き起こしてしまう可能性もあります。

自分のコメントは、写メでスクショされて、拡散されるわけで、そんなつもりじゃとか、ちょっとムカついただけでは、済まされないこともあります。

明日は、我が身だと思って、発信するときは気をつけないといけない。

【過剰に反応する人の心理】

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過剰に反応する人は、日常生活を送っていて案外多いと思います。え、そんなことが気に触るの?なんで、いきなり癇癪を起こすの? と、普通の人からすれば完全に理解不能な行動を繰り返します。

過剰に反応する人にありがちなのは、自己顕示欲が強く、自己承認欲求も強いこと。

自己顕示欲:他人から注目されたい

自己承認欲求:自信がほしい、だから評価してほしい!

など、正当に自分が評価されないと不機嫌になってしまうのです。または、自己愛が強すぎる人も偏った考え方や承認欲求が強い傾向にあります。

イラッとする沸点がかなり低いのは、心の成長が追いついていないことが原因。子供から大人になる過程で、自分にとって、それはイヤ!!って思うことも、幼少期は、周りも気にせず、『だって、嫌だからイヤ!って言ってるじゃん。何が悪いの?』って、遠慮なく言いたいことを言っていた時期は、みなさんにもあります。

ですが、大人になるにつれ、言い方を選んだり、些細なことには、我慢できるようになりました。小さいことで、ガタガタ言っている自分が、カッコ悪いとか、小さいなって、恥ずかしく思うことも、我慢し始めるきっかけなのかもしれません。または、一々、苛立つことの方が、精神的にも疲れたり、どちらかというとめんどくさいから流すといった、建設的な考え方もするようになります。

過剰に反応する人は、心の成長が止まっているか、気持ちに余裕がない、ストレス状態であったり、なんらかの精神疾患を抱えている場合があります。

【過剰に反応する人の対処法】

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多くの人は、なるべくめんどくさい人とは関わりたくないなって思うはずです。会社や学校でも、些細なことでキレる人は、います。そういった人を上手く交わしたりしながら、今日も平和な日を送りたいと、何もトラブルがなかった日は、内心ホッとして、安堵しているのではないでしょうか。

過剰に反応する人が、上司だった場合かなり面倒ですよね。意見を言えばキレる。確認をすればキレる。訂正なんてすれば、爆ギレする。今、話題になっている『サイコパス』の書籍も、そういった一方的にキレたり、パワハラがひどいなどサイコパスが増えて困っている人が多いから、対処法など紹介本が増えているのだと思います。

対処法として、一番心がけてほしいことは、過剰に反応する人に、反応しないこと。キレやすい人の脳は、安心や幸福といったセロトニンという脳内伝達物質の分泌量が少ないため、アドレナリンやドーパミンなど攻撃性が高まる脳内伝達物質が優位状態にあります。常に、脳が刺激を求めるジャンキー状態なのです。

そういう過剰に反応する人にとって、他人のリアクション自体が興奮する材料になるので、悲しい顔、悔しい顔、怒った顔を見せず、いたって冷静で、無感情で対応する方が、相手もアレ?何の打撃もない?いじめても無駄かって、対象者から外れることもあります。

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自分の心を守る

心無い言葉をかけてくる人は、います。ですが、その言葉に、罪悪感を感じたり、嫌だな、悲しい、怖いと気持ちがマイナスに引きづられないようにすることが大切です。

自分と他人を完全に割り切り、一方的に怒っている人に対して、あなたが悪いんじゃなくて、その人の問題だと、切り離すこと。何でもかんでも、責められている自分が悪いと思う必要はありません。人格否定をされたり、問題点に全く関係のないことをフォーカスして、精神的に攻撃してくる人もいますが、真に受けないでください。精神的苦痛を与える人に耐える必要はありません。

パワハラ対策は、2020年から企業で義務化

【2019年、厚生労働省の労働政策審議会は、パワハラやセクハラなど職場におけるハラスメント(嫌がらせ)の防止に向けた対策を、企業に義務づける労働施策総合推進法の改正案が成立】


自分の身を守る方法を紹介した本を出版しました。

サイコパスから心を守るガイドブック

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パワハラ経営者や上司に悩まされている人を救う
”サイコパス”から自分を守る方法

サイコパスがもたらす社会への損失
精神的な攻撃・暴力・不正行為(企業犯罪・横領・着服・詐欺・偽装etc)

【本書の3大テーマ】
サイコパスに支配されない心理学応用編
パワハラをなくす社会の取組み
サイコパスの接し方・対処法

【サイコパスのもたらす影響や対策とは?】
・パワハラ・セクハラなどのハラスメントに対する認知を広げる
・パワハラ・セクハラなど、法律で厳しく取り締まる
・サイコパスに支配されない
・パワハラがもたらす企業への損失とは?
・サイコパスは、組織を崩壊させる
・サイコパスの性質を知って、対策をする


【本書の主な内容】
・サイコパスに、支配されない強いメンタルを身につける
・人間関係を築くEQ(心の知能指数)の高め方
・サイコパスの脳の構造・人格の特徴
・パワハラがもたらす社会への悪影響とは?
・サイコパスをやめる方法
・サイコパスの接し方・対処法
・人生・人間関係を豊かにするEQ(心の知能指数)とは?
・【人権】を知ろう、私たちの存在価値

心の回復を助けるガイドブック

人生の9割は、メンタルで決まる
〜鋼のメンタルは、幸せな人生を歩む〜

【幸せな人生を作る「ルール」とは】
・自分のあり方・生き方・存在を確立させる
・結果が出るポジティブ思考の作り方
・行動したくなる心の働きとは?
・決断力•強い精神力の身につけ方
・メンタルブロックを解除する
・愛と強いメンタルの最大の効果とは
・人間関係が上手くい心の育て方
・やる気を元気を引き出す身体のメカニズム
・ネガティブ感情・思考の対処法
・最強のメンタルにするメソッド
【本書の主な内容】
・本番に強いメンタルを作る
・決断力・判断力・精神力を身につける方法
・豊かな人生を作るEQ(心の知能指数)の高め方
・心が折れる原因
・最強のメンタルと仕事の効率化
・他人への依存を断ち切る
・潜在能力を最大に引き出すメンタルトレーニング
・健康な心と身を作る


【宮比彩羽 潜在能力を最大に引き出すブッダ生心力☆心と身体のケア☆】

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