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アヤワスカ1回目

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セレモニーは、22人のメンバーで円になり計7回12日間に渡って*シャーマン5名とお世話役の*ファシリテーター3名の元で催された。
1回目のセレモニーは、まじクソ吐き気。吐き気オンリー。こんなのに大枚払って参加したのが本当に馬鹿らしいことだと気付いたのがようやくの報酬かと思った。
Have a wonderful night とカナダ人のイケメンファシリテーターマイケルに言われたのが至高の時だった。
アヤワスカを飲んでとりあえずトイレが不安だったので、何もないうちに済ました。その後、すぐに体の力が抜ける感じがする。全く体に力が入らない。あぁ、こーゆー経験は前にもあるな、と若気の至りで使った合法ドラッグを思い出した。最初は吐き気も、これを乗り越えれば更なるワンダフルワールドが!と思ったが、一向に吐き気がおさまらない。しかも吐けない。動けない。ただただ気持ち悪い。無意識に足をバタバタさせて床を蹴っていたようで、アルゼンチン人ファシリテーターの女性マリアから声を掛けられて謝る。
両サイドの2人は号泣していた。煩いな、バッドに入っちゃうだろ、と思っていたら、床を振動させていた私のせいだったかも…?ごめんなさい!
ちょっと何か見えそうになったけど、もうバッドに入るのがクソ怖くて、すぐに目を開けて周りを見渡したら、見えなくなった。
そして、とりあえず殆ど寝ていた。苦しむか寝るか。朝5:30ごろに立ち上がろうとしたが、フラついてしまう。
そこになんとアメリカ人のトーマスが助けに来てくれた。予想外!彼は昼間に話したときにクールな印象だったので、あまりアジア人が好きでないのかと思っていた。
そして私の*タンボまで送ってくれると言う。なんて優しい…。ごめんね、レイシストだと勘違いしていたよ。今回、何も得るものはなかったと思ったが、トーマスがとても優しいということが最大の発見だった。

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奥が私のタンボ

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タンボの中。夜になるとゴキブリやカエルが沢山入ってくる

*シャーマン…アマゾンの原住民で、アヤワスカを操る熟練を積んでおり、儀式によって人々を治療したり、精霊と交信したりすることができる。セレモニーの最中は、イカロという独特な歌を唄う。シピボ語とスペイン語を話し、女性はマエストラ、男性はマエストロと呼ぶ。

*ファシリテーター…アヤワスカの儀式を何度も体験しており、深い知識と経験によって人々を助けるスタッフ。セレモニーを進行し、英語とスペイン語を話すことにより、シャーマンの通訳となり人々を繋げるスタッフ。

*タンボ…木で作られたロッジのような小屋。1人に1つのタンボが割り当てられ、ベッドや椅子やテーブルや水を使わない糞尿を分解できる木屑が入ったバケツのトイレがあり、そこが生活の拠点となる。水道や電気はない。

お知らせ

2019年9月30日
Amazon Kindleで電子書籍『本気のアヤワスカ体験〜処方薬中毒からの脱却〜』販売開始しました!
5ページぐらいサンプルで読めるのでよかったらよろしくお願いします!

http://www.amazon.co.jp/dp/B07YK86RH3

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