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沖縄で暮らすひと、になる2019年

2018年の1月に、沖縄に移住した。

せっかく新しい土地に移り住んだのに、最初は驚くほど何もする気が起きなかった。たぶん、単純に疲れていたんだと思う。移住前、まあまあのハードワーカーとして働いていたこと。慣れない土地での生活。

移住して3か月くらいは、ただただ休んだ。やったことといえば、大好きなプロ野球の春季キャンプを見に行ったくらい。

あれから1年。
沖縄ではいろんなことが起きた。

何時間でもゆんたくしていられる気の合う友達ができた。
一緒に飲みに行って笑い合える友達もできた。
1日中過ごしたい好きなカフェが見つかった。
美味しいお酒を飲める店も、美味しい食堂も、
趣味を共有できる人も、悩みを吐露できる場所も、見つけた。

随分と沖縄という場所と、ここでの生活に慣れてきて、次のステージに進んでみようと自発的に思えるようになった私の、2019年の目標。

それは、「ここで、暮らすひと」になること。

暮らすって、なんだろう?

私の考える、暮らすってのは、その場にいる人たちとの関係性が構築されて、私に役割ができること、だと思う。

2018年の私は、どこかでまだお客様だった。暮らしているというより、長い旅に出ているような。間違いなく「沖縄に移住した」んだけれど、「沖縄で暮らしている」とは、胸を張って言いづらかったような気もする。

それはなぜかといえば、その場所での役割が少なかったからだと思う。やりがいっていうのは責任と背中合わせで、責任があるからこそ人は人生を楽しめるようになるのだ。たぶん。

Feel OKINAWAというメディアで記事を書かせてもらうようになり、やらなくてはいけないこと、が増えた。アポを取り、取材に行き、写真を編集し、原稿を書く。期限もある。もし私が、明日までにこの原稿を書かなければ、いろんな人に迷惑がかかる。そう思った時、プレッシャーと共に、ふと、なんだか妙に、

私、いま、沖縄で暮らしてるんだなあ・・

という実感が湧いたのだ。

というわけで、2019年は、積極的に沖縄での自分の役割を増やしていこうと思っているところ。せっかく縁あって沖縄に来たんだもの。私が沖縄を楽しむだけじゃなくて、沖縄の人たちにも「あなたが沖縄に来てくれてよかった」って思われたいじゃない?だからよー。

がんばれわたし。




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