きみは完璧

下敷きでふにゃふにゃあおぐあの人を爽やかくんと呼ぶことにした

張り付いた浴衣の袖をまくりあげ提灯に火をともす はじまる

その帽子似合ってないよピカチュウのお面のほうがあなたらしいよ

どうしてもきみはこっちを向かないね わたあめを水溜まりに溶かす

似合うねと顔赤らめて言いなさい浴衣も髪も化粧も下駄も

中指をくびれのとこに差しこんでラムネを飲んだきみは完璧

お祭りはもっと暗いと思ってた吹く風に髪ばかり気になる

いまならば祭囃子を歌えそうきみの映像エンドロールに

山縣 彩夏

かばん2018年10月号に掲載

#短歌 #tanka #かばん #note短歌部

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山縣 彩夏

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