ayaka nakamura

アニメーションや絵、木版画を主につくってます。 映像作家100人2015(BNN出版)に掲載 / 昔の夢は船乗り / 2019の秋までデンマークにて滞在制作/Animation, Painting, Woodcut / http://ayakanakamura.com

残された雛と卵とカルガモと

カルガモの赤ちゃんが生まれた。先月からずっと見守っていた。
そして次の朝にはすでに引っ越していた。
早い。生きるスピードがものすごく早い。さすが野鳥だ。
気付いた時には1時間ほどで全員生まれ、先に生まれていた雛は赤ちゃんではなく子どもの状態くらい大きくフサフサしていた。
周りを見渡し、やばいと感じるとせかせかと親鳥の下へ隠れていく。目もしっかり見え、状況を判断し、行動できるようになっていた。
そん

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余暇と生産 in デンマーク

今、日本の友人から「今デンマーク特集の番組をみた」と連絡をもらった。
ヒュッゲとカフェのことをやっていたらしく、デンマークの朝はカフェが満席らしい。「良い文化だね...日本じゃ通勤ラッシュだよ」ともらった。

わかる。すごく、分かる。満員電車に乗り、残業で遅くに家に着くのが日本に持たれているイメージの一つでもあるし、実際にそうだ。

しかし、
労働と生産はそれなりに比例している。

確かにデンマー

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デンマークと芋

さつまいもが好きだ。
さつまいもを食べていれば、それなりに栄養バランスがとれているんじゃないか?と思うくらいさつまいもが好きだ。

デンマークには、「Sweet Potato」というものがある。アメリカにいた時もあった。
砂糖と芋を混ぜたお菓子ではない。芋の名前が「スイートポテト」なのだ。

見かけがサツマイモすぎて飛びついたら、甘くない。中が美味しそうなオレンジなのに甘くない。
なんで名前がスイ

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言語力と伝えるは違うと感じた熊

デンマークのAIRに来ている。

そして私は制作メインに今月は過ごしていたせいでここ1ヶ月ほとんど人と話す機会がなかった。  

昨日パーティがあり、久しぶりに人と話したが1ヶ月間が空いただけで全く話せない。英語うんぬんの話しではなく、会話を受け取って投げる力が衰えている。しかも、相手が真剣に聞こうと前のめりになるとたじろぐ。
完全に冬眠から下界におりて来た気弱な熊のようだ。

今いるAIRには

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手土産はいらないから作品を買ってくれという人がいて同じ作家として驚いた。

オレンジを剥きながら思い出した。
昔、アパートにまだ住んでいた時。小学生中学年くらいだ。母を励ましたかったのか、驚かせたかったのか。喜ばせたかったのか。絵本で読んだ、小さい紙切れを追って行くとゴールに着くというお話しを再現しようと、自分が出かける前に母が必ず見る場所にスタートの紙切れを置いて出かけた。ゴールには小さい、細いかわいい鉛筆をプレゼントとして置いた。
3本だと物足りないから4本。この色は

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