佐藤文香『そんなことよりキスだった』(左右社)のためのプレイリスト4*B’z「MOTEL」/Backstreet Boys「Everybody」/Queen「Another One Bites the Dust」 #そんキス

『そんなことよりキスだった』、4話目は「高校デビュー」。
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前回書き忘れたのですが、我々世代が音楽を聴く方法には、ものすごい変遷があります。まずはCDをカセットに。そのあとMDに。そしてPC、iPodへ。今はapple musicとspotify。もちろん、たまにお店で聴くレコードもよい。そういえば中学時代、好きな子を示す隠語として「CD」や「MD」というのをつかっていたことを思い出し、顔から火を吹きました。

さて、今回の3曲は厳密には中学卒業ごろから。B’z、Backstreet Boys、Queenの共通点、ズバリ「好きな人が好きなアーティスト」です。

B'zは「だからその手を離して」が1988年なので、とっくの昔から流行っていましたが、ゆずとスピッツくらいしか知らなかった私にとっては衝撃だった。「ギリギリchop」の人か!(1999年「名探偵コナン」の主題歌だった)という認識でした。高1のときが「スイマーよ2001」です。お母さんと一緒にTSUTAYAに行っては、それ以前のアルバムを借りまくってMDに録るということを繰り返しました。好きだったアルバムは「B'z the Treasure」、「B'z the Mixture」、「LOOSE」でしょうか。曲でいえば「BLOWIN'」「消えない虹」とか、Mixtureの曲はマジでほんと好きでしたね、「今では…今なら…今も…」とか、誰も知らなくても歌ってました。

彼を見つめながら
話してる君は知らないね
もうすぐ昔の恋人
すれちがうこと           B'z「今では…今なら…今も…」
                        歌詞は→こちら

ヤバい、B'zのことを書き始めたら止まらないのでやめますが(というかのちほどまた書けばいいのだろう)、「もう一度キスしたかった」を一生懸命打ち込んで携帯の着メロにしたり、「The Ballads 〜Love & B'z〜」は高校2年のクリスマスにサンタさんがくれたり。
「MOTEL」は、カラオケで今でも一番歌う曲ということで挙げました。

勢いないぬるいシャワーで体を洗い流して
ただの独りよがりの禊ぎ
きれいな宝石(もの)だけを愛した君は
それでも僕といるね             B'z「MOTEL」
                      歌詞は→こちら

宝石と書いて“もの”と読む!!! 1周まわってかっこいいですね(違う?)。「いつかのメリークリスマス」や「恋心」など、B'zの曲には物語性があるものが多い。本を読まずにB'zを聴いていました。でも、「熱き鼓動の果て」あたりから先は追わず、ひたすら昔のものを聴いています。

Queenは、音楽的な意味で衝撃がすごかった。「Bohemian Rhapsody」、一曲でこんなごちゃまぜでいいのか!?と混乱しました。この曲はなんだか怖くて好きになれなかったけれど、好きじゃなくてもすごいものがある、というのを知れたのはよかったです。
「Another One Bites the Dust」は、怪しいかんじが好きだった。マイナーコードで低音の響く曲はだいたい好きみたいです。おばあちゃんの家にあったキーボードに名曲がいろいろ入っていたのですが、なかでもShocking Blue「Venus」を「どろぼうのうた1」、The Animals「House Of The Rising Sun」を「どろぼうのうた2」と名付けて踊り、小さいころから気に入っていました。

私がこの曲でMVをつくるなら、忍者がたくさんいて、同じ動きをしているアニメにすると思います。

Backstreet Boysこそ、はじめて付き合った人が好きだった曲ですよ! 外国で今流行ってる音楽を聴くことができるなんてすごい!と思った。それまで、洋楽というのは古典のようなものだと思っていたので。ハモるのもよかった。はりきって、「Larger than life」は歌えるように練習しました。ほかにも有名な曲はあるんですけど、これはかっこいい!と思って聴いたのが「Everybody」。日本っぽくないのがよかったのかもしれません。

ちなみに洋楽は英語を聴き取る気はなく、完全に声と音楽だけで楽しむスタンスです。

次回は、ポルノグラフィティ「アポロ」/BoA「ID; Peace B」です。


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