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やる気の出ない日々のザツな飯づくり(7)ちょっとやる気が出てきたので結婚後はじめて夫に弁当をつくってみた

一昨日・昨日と、残り物をつめて行くだけの自分用のお弁当を2日続けることができました。これはもしかすると他人のお弁当を用意できる可能性があるのではないか、と思ったのが昨日の昼。ただし朝から全部つくるのは無理だから、あらかじめ準備をしておこうと思ったのが昨日の夕方です。

まず、スーパーへ。
・冷凍食品(小分けでチンできる小さいおかず)
・鮭
・不知火(しらぬい、と読みます。柑橘の一種。うまい)
を購入しました。

夕飯(夫不在)に、
・茄子とお揚げの味噌汁を多めに(翌朝も食べられるように)
・さつまいもを甘く煮たやつ
をつくっておきました。
玄米も朝炊き上がるようタイマーをセット

ここからが今朝の流れです。

1)【玄米ご飯】を弁当箱につめます。
2)【鮭】2切れを魚焼きグリルで焼き始めます。
3)なんだか野菜が少ない気がして、人参を剝き、細切りにします。
4)人参をオリーブオイルで炒めながら、卵4つを割り、溶きます。なぜ4つも使うかといえば、生協で今日卵が届くにもかかわらず、まだ6つも残っていたからです。
5)【ただの人参炒め】が出来上がってしまったことに愕然としつつ、そのフライパンで卵を焼きます。卵焼きは時間がかかるため、【オムレツのよく焼いたやつ】をつくりました。
6)うちのグリルはあたたまるのが遅いので、ようやく鮭をひっくり返します。
7)【昨日の味噌汁】をあたためなおしながら、【冷凍食品のほうれん草のごまあえ】のみを取り外しレンジでチン。
8)夫がリビングにご飯を食べに来たので、あわててご飯をよそい、納豆を出して食卓へ。あたたまった味噌汁も持っていきます。
9)味噌汁と納豆だけじゃあれなので、冷蔵庫に残っていたレタスと生ハムをちぎって【レタスと生ハムのサラダ】をつくって出します。夫にはご飯を食べ始めてもらいます。
10)鮭が焼きあがったのでおかずをつめはじめます。この弁当箱は、いつか弁当をつくるときのためにと1年くらい前に買ってあったものです。結婚3年目にして初めての弁当か、と、ちょっと感慨深くなりながら、ご飯の一部に海苔を敷き、その上に鮭をのせます。
11)オムレツとほうれん草と人参をつめます。余った卵と人参は、夫に持って行きます。オムレツは自分も少し食べます。味がないのでケチャップをかけます。鮭の残りのひと切れは私の朝ごはんと昼ごはん用なので、少し食べてみます。甘口と書いてあったがじゅうぶんな塩分です。
12)ここで【つくっておいたさつまいもを甘く煮たやつ】を弁当に入れ忘れたことに気づきました。とりあえず、夫にさつまいもをひと切れあげに行きます。
13)【不知火】を切ります。デザート用のケースにさつまいもも入れることにしました。残った不知火を夫に持って行き、自分も食べます。この時点で、弁当に入れるほとんどのものを朝食でも夫に食べさせてしまいましたが、まあしょうがないです。
14)できあがった弁当箱に保冷剤を当て、少し冷やします。
15)弁当をつつんで完成。夫は朝食終わり。どうにか夫の朝食が終わるまでにつくり終えました。めちゃめちゃになった台所を片付けながら、ご飯を少しよそって台所で食べ始めました。
16)夫を送り出し、残ったご飯をラップにつつみます。ここまでで約1時間です。
17)最後に洗い物です。ボウルとフライパン、味噌汁が入っていた片手鍋、まな板、炊飯ジャー、そして魚焼きグリルなど、でかいものがてんこ盛りです。感情を無にして洗います。
18)コーヒーをいれて飲み、これを書いています。

写真を撮る余裕はなかったため、夫に頼んで食べる前に撮ってもらいました。

わりと弁当っぽくはなりました。おいしかったとのことです。

反省点としては、
・朝になってから用意するものが多すぎる
→ひとつひとつはたいしたことないですが、朝から4品つくったことになります。料理が得意なわけでも、手際がいいわけでもないので、せめて2品くらいにとどめたい。
・夫の朝食にメインディッシュがない
→上記とも重なりますが、前日の夜に多めにつくっておいて、その残りを出すべきでした。
・自分が食卓でゆっくり座って食べなかった
→余裕がなさすぎて、座る気になれませんでした。
・ふだん魚なんかめったに焼かないのに張り切って鮭を焼いたりしたため、すごく消耗した
→愛妻弁当らしさを捨て、もっとラクすることで、分相応を心がけるべきです。

前日の時点では、いろいろと準備をしておいたと思っていたのに、いざつくりはじめてみるとパニックになり、【ただの人参炒め】のような虚無を生み出してしまいました。なにを入れるかは、前日のうちに完全に思い描いておくことが大切だと思いました。
また、うちには食洗機がないので、洗い物でもかなり消耗します。午前中に授業や仕事があるとすると、これは無理です。

私が目指すのは、いかに素敵な弁当をつくるか、ではありません。いかにパワーをつかわずにつくるか、です。今日くらいパワーをつかってしまっては、「弁当をつくるのは疲れることだ」と悲しい気持ちになり、継続的につくるのは難しいでしょう。今後、週に1~2回程度つくり、ラクな弁当のつくり方を発見できるといいなと思います。その上で夫が喜んでくれるものになるなら、それに越したことはありませんし、自分の弁当も一緒につくれるようなら、それもいいでしょう。

これは私の昼ごはんです。

なお、私は自ら試行錯誤することに意味を見出しており、「時短テク」など先人の知恵から学ぶことに興味がないので、アドバイスは受け付けておりません。アドバイスより弁当のおかずになるようなものをください。万が一応援したいという気持ちになられた方は、noteでサポートいただければ、弁当やザツ飯づくりに役立てます。

では。

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