鈴木彩可

愛しい家族の話。 父親は自由人だし、おばあちゃんはレインボー年子だし。 母は真面目で、…

鈴木彩可

愛しい家族の話。 父親は自由人だし、おばあちゃんはレインボー年子だし。 母は真面目で、妹は9歳年下。 私は、ラジオパーソナリティになったけど、 未だに小学生の時の記憶をウロウロしてるんで、 その辺をコラムにして書いたりしてます。 未だに、かっこよく、ローラーブレードに乗りたい。

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    家族について書いたものをまとめてます。

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のり弁とやきとり弁当

今私は、立体駐車場に車を停めて 仕事が始まるまでの1時間、 のり弁を食べながら過ごしています。 真っ白の衣装をきて、 のり弁のフライの油を落とさないように フライにつけるソースをこぼさないように 豪快にカッ喰らうはずのものを、そろりそろりと食べています。 午前中はタイヤ交換をしたため、 後部座席には取り替えられた方のタイヤがゴロゴロ4つも転がっていて、運転席を圧迫しているということを忘れていたのが盲点。 仕事までの空き時間、北大の近くを運転していたら、美味しそうな弁当屋

    • ママは今日、時間をかけたい。

      私はすごく気にしいだ。例えば、仕事。 自分に非がないことでも、相手が嫌な気分になったのでは?と怯える。 ギャラの未払いしてる相手でさえも、 ギャラが振り込まれていないということは、もしかして私が努力不足だったんじゃないだろうか。と怯える。怯えなくていいのに。 先日、ズンと悩むことがあった。これも多分、後から考えると何にそんなに悩んでいたんだろう?と思う程度のことなんだけど、それでもその日の自分に取っては、かなりショッキングな出来事だった。あぁ嫌だな。なんでかな。どうして

      • 金沢ではノドグロを食べた

        現在、3月26日火曜日午後11時5分 先週火曜日の札幌近郊は、雪がたくさん降り、 我が家も、お隣さんも、お向かいさんも、みんな朝から雪かきをした。 「もー今年の雪はしつこいわぁ」 と、毎年言ってるようなセリフを言っていたのだ。 それがまさか、夕方の飛行機にまで影響するだなんて。 いつものように生放送を終えて、 生放送が終わった頃は空は晴れていたから きっと大丈夫だろうと思い、空港へ。 到着して、チェックインカウンターへいくと、 朝の雪の影響で遅延しまくってて、 羽田までは行

        • 金沢の魅力を感じる旅でした(後編)

          旅慣れていないもんで、何日間かは、旅行の思い出に浸る。 写真を見返したり、お土産を整理したりすることで、その土地に思いを馳せる。 もったいなくて食べられない、お土産で買ったお菓子は、賞味期限ギリギリまで食べずに眺めて、いよいよもう食べなきゃやばいって時に、風情も何もなく、一気に平らげたりする。 もったいないと思っていた割に、一気に食べて、こんなはずじゃなかったと、後悔するのは子供の頃から変わっていない。大事にすることの意味を間違え続けている気がする。 さて、金沢の旅を振り

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          18本

        記事

          金沢の魅力を感じる旅でした(前編)

          金沢に行ってきました。 2泊3日の予定が、当日の北海道悪天候で飛行機遅延という、冬の道民が経験しがちなハプニングがありつつも、 それさえもいい思い出に変えられるほどの、金沢パワー。 素敵な街です。と、一言でいうなら、本当にこれ。素敵な街なんです。 雨が降ろうが、風が吹こうがどこを切り取っても素敵な街なんです。と。そればかり口から出てくる。 どう素敵なの?何が素敵だと思ったの?と聞かれても、 多くの旅行者が、旅行をした土地の感想を求められて同じようにいうんじゃないか

          金沢の魅力を感じる旅でした(前編)

          札幌千秋庵の山親爺にはムネアツな思い出がある

          でてきたでてきた山親爺、笹の葉かついでシャケ背負って〜 昔から北海道に住んでいて、ある程度の年齢の方なら、誰しもが歌える一曲ですよね。 でてきたでてきた、まで歌ってもらえたら、 「山親爺♪」と、言ってしまう。もう、脳にそうプログラミングされていると言っても過言ではない、おなじみのワンフレーズです。 例に漏れず、私も小さな頃から、この曲を何度も耳にしていましたし、 この曲を聞いたシュチュエーションで、最も記憶に残るものがあるのです。 ちょっぴりエモーショナルな、

          札幌千秋庵の山親爺にはムネアツな思い出がある

          関ヶ原ウォーランドでカッチューシャ

          楽しい旅がまた終わってしまった。 今回は、愛知県、岐阜県、三重県の東海地方三県を巡る旅。 ラジオを聴いたことない方は “名古屋城いくのかな?” “白川郷とか行くのかしら” “お伊勢巡りもいいわよねぇ” と思うはず。私なら思う。絶対に思う。 だけど、今回のツアーのメインイベントは、 “関ヶ原ウォーランドで甲冑シャ(カッチューシャ)をかぶって、みんなで写真を撮ります” だし “トヨタ産業技術記念館に行ってトヨタのことを学んだ後に、バスの中でトヨタビンゴをします” だ。

          関ヶ原ウォーランドでカッチューシャ

          ドッジボールクラブの1年間

          我が家の娘は、運動音痴だ。 “またそんな、親が勝手に決めつけて” “多様性の時代です!それでいいと思います” “本人が楽しんでいれば良くないですか?” などの声が今、一気に耳に届いた気がするのだけど、 そう、そう。その通りなの! 全然その通りだけど、運動が苦手なのは確かで、 どのくらい苦手かというと、走る時に手と足が同時に出ちゃうくらいの苦手っぽさはある。 私も夫も運動は得意ではないし、気持ちがすんごくわかるんだ。 そして、本人は体を動かすことを、さほど楽しいと思っていない

          ドッジボールクラブの1年間

          キャッシュカードと、印鑑が、ない!

          ここ最近、気分が上がったり、下がったりと、目まぐるしくしていたので週末は、しっかりと休むことにしました。 忙しさを理由にしたり、忙しいアピールをするつもりはないんだけど、 それでも、忙しなく生きていると、やっぱり心に余裕がなくなって、よくないなぁと思うのです。 時間に余裕がない、心に余裕がない、ということは、気分の浮き沈みに関係するだけでなく、実生活にも影響を及ぼします。 「やばい、キャッシュカードが、ない」 これは、今週水曜日、朝8時30分頃、私が呟いた言葉です。

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          高校の友人に活力をもらう

          みんなよく頑張っているなぁと感心する出来事があった。 ことのきっかけは、 ZIONという、北海道を拠点に活動するバンドに、同級生がいる!という話をビーラジスタッフに話した時のこと。 ZIONでギターを担当する櫛野さんは、高校時代の同級生で、 これまでも、ギタリストとしてたくさん活躍していた。 高校卒業してから会うことはなかったけど、友人を通してその活躍を耳にしたり、 実際にメディアなどで目にすることがあったので、陰ながら応援して、陰ながら勝手に誇らしく感じていた。 クッシー

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          ダンジョン飯について、熱く語るだけの日記

          ちょっと大袈裟とかじゃなく、 寝ても覚めてもダンジョン飯のことを考えています。 ダンジョン飯とは です。気になる方は、どうぞ書店へ! そもそものきっかけは、娘のインフルエンザ。 あれよあれよと、インフルの流行に乗っかり、我が家にもインフルの波が来て、娘と私と夫が時間差で罹患。 みんなで罹ったなら、仕方ない! というような感じで、とにかく体調が復活するまで、みんなベッドで眠るだけの生活。 眠っては起きて、眠っては起きての繰り返しの中で、 本を手に持つ気力すら生まれなくて、

          ダンジョン飯について、熱く語るだけの日記

          RICOH GR Ⅲを1ヶ月使ってみて

          可愛いカメラでした。 RICOHGRⅢ。 RICOHのGRシリーズは、歴史が長いようで、 気になる方は公式サイトのこちらをどうぞ。 昔から、ズームを採用してないシリーズなのねぇ。 カメラを始める前は、 カメラを買う意味って、 “ズームにしても綺麗に撮れるんでしょ?” くらいのものでした。 そうじゃなきゃ、スマホでいいじゃん。 と思っていたから、 ズームができない、しかも高級なコンデジに、 こんなに魅せられるとは思ってもいませんでした。 今回、GOOPASSで、私が借りたカ

          RICOH GR Ⅲを1ヶ月使ってみて

          カメラのサブスクを利用してみた

          カメラのサブスクを利用した経緯カメラを使い始めてから、半年ほど経過しました。 私が使うFUJIFILMのxt100は、 FUJIFILMの中でもかなりエントリークラスで、 カメラの右も左も、ISOも、シャッタースピードも、何にもわからない私にとっては それはそれは仲良くしやすい存在で、 撮っては、ワクワクして 撮っては、反省して、を繰り返しています。 で、好きな写真が撮れたりして、 人に見せたり、心のアルバムにしまったりしながら “あぁ、これが、あのカメラだったらどう写るの

          カメラのサブスクを利用してみた

          ぐにゃりぐにゃり

          時空がぐにゃりと歪む瞬間がある。 私がとても好きだと思っていた作家のことを、 とある人に紹介をして、 その人もその作家のことを好きになったのだけど、 きっと、何かの作品が気に入らなかったのだろう。 “素敵な人だけど、この人は世の中から忘れ去られる人だね” と吐き捨てた。わざわざ、わたしに! その瞬間、私の心の中で“ぐにゃり”と音がしたのだ。 ぐにゃりと時空が歪む、というのは、 私が、常々昔から感じてることなので、 実際に時空が歪んだわけではない。 なんとなく、そうい

          ぐにゃりぐにゃり

          拝啓 札幌弘栄堂書店 様

          気軽に立ち寄れる書店がなくなって、もう1年以上が過ぎた。 恵庭に住む母は、 恵み野の駅前にあった“イトーヨーカドー”が閉店したことをいつも嘆いていて、 それは、何かにつけて “あぁ、イトーヨーカドーさえあれば” とか “イトーヨーカドーがあった頃は良かったなぁ” などと、 遠い目をして懐かしみ、 まるで、小さい時の思い出を回想するかのようなテンションで あの頃は良かったと語る人だったので、 その話を聞くたびに 「そんなに?」 と思っていた。 全然思っていた。 それが、

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          チューリップが届いた

          コロナ禍寸前に次女を出産した。 皆さんもご存知の通り、当時は、 あれよ、あれよ、と言ってる間に 街が、国が、世界が、 得体の知れないウイルスに侵され この先がわからないような雰囲気になっていた。 まだまだ小さい次女を保育所に預けることは考えづらく、 かと言って、どうしていいかわからない。 そうこうしてる間に、 “おうち時間”が当たり前になり、 仕事の復帰の見通しもつかないままに、 私は実家に身を寄せた。 コロナの影響で、夫の仕事もキュウキュウになり、 生活の見通しも

          チューリップが届いた