潰瘍性大腸炎です。

ツイッターやインスタグラムでもお知らせしましたが

CCJAPANという クローン病と潰瘍性大腸炎の総合情報誌の特集記事で取材をしていただきました。

普段は、取材をする側のわたし。
しかも、永遠に取材したいって思ってるくらい取材好き。
1番最初にこの話を頂いた時に、
取材…されてみたい!!!!という好奇心がわきました。
他の方はどんな取材をするんだろう?
私は取材されたらどんな話をするんだろう?
好奇心好奇心好奇心…!!!
やる!ってなる寸前で、もう1人の私が頭の中で囁きました。

病気のことカミングアウトしてもいいの?
そうそう。そうだった。
この取材が、BRUTUSだったら、二つ返事でOKしてたんだけど、今回の依頼は持病の専門誌。

病気のこと、あまり大っぴらにしていなかったんですよ。
私の放送や、私自身に会ったことがある方なら、納得だと思うんですが、
私、どこからどう見ても、360°健康優良児にしか見えないんです。

そして、以前フワッと持病のことを公の場で話した時に
イメージダウンになるからやめた方がいい
とか

若いのに病気自慢するんだねぇ!今どきの子は!
と言われて、少なからず傷ついたこともあったんです。
傷ついたっていうか、いや、腹立たしかった。
なんっっじゃそりゃと。
私だってなりたくてこの病気になったわけじゃないよ!と。
自慢だあぁ!?どれだけ医療費かさむと思ってんだよ。なんの自慢にもならないよ。
健康だけが取り柄ですって言いたいんだよこちとらよぉ!!!!!!!!!
って言いたかったけど、言わなかった。

その時なんとなく、空気を読んでしまって、

そうか。もう二度と話さないでおこう。

と心の中で誓ったのです。

でもね、でもさ、それって本当かな?と思ったりしたの。

私の仕事って(ラジオパーソナリティ)
プライベートの話をたくさんしているように思われがちなんだけど、
案外ね、プライベートの話ってしないんですよ。
プライベートの中で学んだり感じたり見聞きした一部のことをご紹介することはあるけど、

昨日トイレ行ったら血便で〜
なんて話はしないんですよ。情報にならないから。

でもね。
みんながみんな健康で元気で悩みもなくて好きな音楽の話や映画の話ばかり素敵に紹介してる事が、正解なの?と思ったの。

たしかに、わざわざ放送で、昨日のトイレの血便にビックリした話をする必要はないんだけど、
公共の電波ではない、なにか、別の方法で、私の弱さとか、悩みとか、病気のこととかを知ってもらえたら。
それって、もしかしたら、誰かを励ましたり、勇気づけられることなのかもしれないよ?って思ったんです。

ビビっていても始まらない。走り出してみないと、どこに到着するかわからない。

そんなこんなで、取材を受ける事にしてみました。

結論としては、取材して頂けて本当によかった!
病気に詳しい記者さんが来てくださって、
色んなお話をしながら、マシンガントークでビッシリ2時間。
こんなに話してくれる方…あまりいません。
と、インタビュアーさんに、質問もさせないくらいの勢いで喋り続けてしまいました。

楽しかったし、とても有意義な時間でした。
こんな機会をいただけた事に感謝しています。

そして、今回のことで、すごく吹っ切れた感じがするの!!!
潰瘍性大腸炎だということ。
妊娠期間中、持病の影響なのか、体質なのか、トラブルに見舞われながらもなんとかやってきたってゆうこと。
伝えてみたいと思うきっかけになったのでした。

わかってくれる方がわかってくれたらいいのだと。
あとは、自分らしく生きていたいなということなど。

本当、色んなことを考えるキッカケになって、
やってよかったー!なんかスッキリした気分なのです。

ということで、CCJAPAN発売中。
同じ病気の方、同じ病気のご家族の方、知り合いの方、これを機にちょいとだけ知ってもらえたら嬉しいです。是非ご覧くださいね。

インスタやツイッターに書ききれなかった思いや経緯を書いてみました。読んでくれた方ありがとう。

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