神田彩子

第13回小説現代長編新人では予選突破。cobalt新人短編賞ではもう一歩(最終手前)まで。 自分のパソコンであっためてた作品も蔵出ししていきます。おもしろいって思ってもらえたら最高。 ご意見、ご感想いただけると嬉しいです。

虐殺器官(読書レポ)

0年代の最高傑作SFと聞き読んでみた「虐殺器官」(伊藤計劃著)。 読後感はなんともいえない寂しさと、空恐ろしさ。なんていうか、最初から最後までわたしには怖かった。内...

具体と抽象(読書レポート)

先日上司に、 「神田さんは学びを抽象化してそれをほか案件にも応用していく力をつけていけるといいね。」 と言われて、「なんのこっちゃ」とわけわかめだったので、google...

4-4 ちくわの予言

自転車を漕いで、漕いで、僕は優里奈の家に向かった。インターホンを押すと、優里奈のお母さんが出た。 「優里奈さん、いらっしゃいますか?」 「学校に行きましたけど?」...

災難は突然

いつもの時間、いつものコンビニ。朝8時過ぎに、私はコンビニでコーヒーとその日のお昼用にサンドイッチを買う。 学食は混むし、少食なわたしには量が多くて食べきれない...

4-3 ちくわの予言

一瞬、何を聞かれたのか分からず、僕はぽかんとした。彼女とは優里奈のことだろうか。 「うん、元気だよ」 「そう、元気ならいいんだ。じゃあ」 「うん?」 「…いや、やっ...

4-2 ちくわの予言

その日の夜、僕は日曜日のデートに向けて、ちくわの助言を借りようと、いつものように穴を覗いた。 そこに映ったのは、地面にゆっくりと倒れこむ伊織だった。 ハっとして...