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#小説
1-2 不思議なちくわ
翌日、僕は十三時ちょっと前にカラオケ店の近くに行って待ち伏せをした。するとそこに現れたのは、直樹と、同じクラスの田中だった。
二人がカラオケ店に入ろうとしたとき、後ろからガラの悪い二人組が声をかけてきた。遠目から見ても震えあがっている様子がみてとれる。信じられないことに、それは、ちくわで見た映像と同じものだった。ただ僕が、田中に変わっただけのことだった。
アメイジング!
僕は逃げ出すようにその場
翌日、僕は十三時ちょっと前にカラオケ店の近くに行って待ち伏せをした。するとそこに現れたのは、直樹と、同じクラスの田中だった。
二人がカラオケ店に入ろうとしたとき、後ろからガラの悪い二人組が声をかけてきた。遠目から見ても震えあがっている様子がみてとれる。信じられないことに、それは、ちくわで見た映像と同じものだった。ただ僕が、田中に変わっただけのことだった。
アメイジング!
僕は逃げ出すようにその場