ビジネスの話は楽しい。開業・起業するということ。
中村綾子です。
ビジネスという言葉は、人によっては「お金、お金、お金・・・とガツガツしてそう」といったネガティブイメージが沸くかもしれませんが、私にとってビジネスという言葉は、大好きな言葉です。
世の中のすべてのサービスがビジネスで成り立っていることを思えば、いろんな恩恵を毎日欠かさず受けているからです。
カウンセリングで、起業を目指すクライアント様と、ビジネスの話をするのは、ホントに楽しいです。
メインブログでは摂食障害のことを中心に書いていますので、このnoteでは、ビジネスの話題も多く書いていきたいです。
マンションの一室で起業する時、特別な許可が必要
*現在の私のカウンセリングオフィス写真です^^
これは・・・ご存知ない方が意外にも多い事をしって、私のほうがビックリです^^;;
以前の名古屋駅のオフィスでも、現在の久屋大通駅ちかくのオフィスでも、「事務所として」借りています。
名古屋駅のオフィスは、家主様と黙認というカタチで許可をいただいていました。
そのため、家賃は、ふつうの住居用と同じでした。
現在の久屋大通駅ちかくのオフィスは、マンションそのものがサロン用です。そのため、他にもエステなどの店舗がいくつも入っています。
このオフィスは、契約時からハッキリと事務所利用としての契約書でした。そのため・・・家賃がちがうのです。消費税別!
実は、これは大きいです。毎月の経費ですから。
事務所利用の許可は、ぜったい必要です。
なぁなぁで起業している人も多いようですが・・・私は、きちんと仕事をして、きちんとしたサービスを提供していくなら、許可はとても大切だと思っています。
自分の仕事を守るため。自分のクライアント様を守るため。
この両方です。
起業することがゴールではいけない。
起業女子、起業家といった言葉がとても多く出回っていますが・・・「起業すること」がゴールになっている人が、とても多い印象です。
起業するだけなら、だれでも出来ます。「やります!」って言うだけですから(笑)。
何のために起業するの?
どうして「今」起業するの?
起業を通して、何を達成したいの?
そもそも、なぜ起業しなきゃいけないの?
そして、お客さんは、なぜ「あなた」から商品・サービスを買わないといけないの?
こうしたことをなんとなーーく、スルーしたまま「起業」だけを目指してしまっていませんか?
私自身の前職の反省と、現在のカウンセラー職を振り返って書いてみます。
前職:パン教室の反省
これには、大きな反省があります・・・完全思いつきでスタートしたからです。
パンのライセンスは持っていたものの、決められた回数さえ通えば、取れるようなとてもカンタンなライセンスです。
パン作りを教えて経験ゼロ・経営について学んだ経験ゼロ・資金ゼロ。
そんなスタートでした。
でも、ハッキリとした想いだけはありました。
・2時間完結レッスン
・「ちょっと楽しい時間」を提供する。
パンの生徒さんの大半は、「家では全くパン作りしない人」でした。それはレッスンの回数を重ねても同じです。でも、パン教室のレッスン日があれば、日頃の疲れもストレスも「あと、ちょっとでパン教室だから、がんばろう」と思ってもらえるような・・・そんな時間を目指していました。
だから、すっごく楽しい!ではなく、「ちょっと楽しい」を目指していたのです(笑)。
そして、2時間完結もこだわっていたところです。
もちろん、私のパン技術の無さ・レッスン経験の浅さから、2時間で終わらせることが出来るかヒヤヒヤ(内心イライラ(笑))していたことも多かったです。
でも、パン作りって、すごーく時間がかかるイメージがあるので、それが「午前中の2時間をつかえば、お昼に焼き立てパン」といった具体的なスケジュールが見えるほうが、取り組みやすいと思いました。
実際、パンの生徒さんの中には、週末の午前中のパンレッスンに来て、そのパンを持って、お友達の家へ・・・という方も多くいらっしゃいました。そんなふうに「2時間完結」をうまくスケジュールに組み込んでくださっている姿が、私はとても嬉しかったです。
現在のカウンセリング業を起業したわけ
自分が欲しかったカウンセリングのカタチを、回復者の自分が提供する!
コレに尽きます!ホントに譲れない・ブレない理由です。
・病院以外の場所でのカウンセリング
・治った人に会える場所
・克服経験談が聴ける場所
・治った人が、「ちょっといいな」と思える見た目
・治った人が、「ちょっといいな」と思える生き方をしている。
・カウンセリング場所に来るのが楽しみになるような明るい・可愛い場所
・体重だけではなく、その後の「働き方」を相談できる・・・etc.
カウンセリングの仕事を通して、手にいれたい未来。
それは「摂食障害が治ることが当たり前」という認識が社会に広まること。
わざわざカウンセリングに来てくださる理由。
それは、他のどこにも無いカウンセリングだから。実際、開業当初から県外のクライアント様が、新幹線などで通ってくださっています。現在は、ますますエリア拡大をしてき、新幹線のみならず、長距離バスや飛行機で毎月名古屋カウンセリングまで通ってくださっているのです!
カウンセラーとして起業した、その先とは?
カウンセリングを卒業されたクライアント様が、それぞれの道で社会の中で活躍していくことです。決して、私のカウンセリングで「ちょっと良くなったね」という話で終わりではなく、きちんと卒業すること、そして、摂食障害と直接つながっても、繋がっていなくてもいい。どんなカタチでもいいから、健康になった心身で、社会貢献に励んで欲しいのです。
イチ個人のカウンセラーが信頼を得るために、書き続けたモノ
それは、ブログ。
起業当初は、1日5回更新!!
今から振り返っても、すごい時期でした^^;;
でも、ブログしかないと思っていました。この仕事しかないと思っていました。
カウンセリングとは、目に見えるモノがありません。特に、開業当初は、ホテルのラウンジでカウンセリングを行っていたので、「こだわりのオフィス」すら無かったのです。
だから、ブログは、唯一無二の「伝える・魅せる」手段でした。
毎日のようにパソコンに向かって、ずーっと書いて。開業時からメルマガも開始して、そのメルマガもずーっと書いて(笑)。「コレしかない!」と思っていたからこそ、私は続けれたのだと思っています^^
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