私の「働き方」:バリキャリとフリーターの「間」を模索し続けた日々

開業カウンセラーとして、自営業で働いています。いわゆる女子起業家といわれる部類ですが、なりゆきで今の働き方になりました。

アルバイト以外で、きちんと「正社員」として働いた経験はゼロです。これまでの経歴と模索し続けた日々をお届けします。

働けなかった時代:学生でもない、社会人でもない自分。

最終学歴は、大学院中退。続かなくなって辞めたわけですが・・・自暴自棄というか、「その後」が決まっていたわけではありません。むしろ、続ける手続きもしながら、お金を棒に振る状態で退学です。

その頃が、私の人生の中の最悪時期。

中退という言葉。最大の汚点だと感じていました。

そして、自分の「身分」「立場」がないことが不安で不安でたまりませんでした。

学生でもない自分・働いてもいない自分。学生でもない・社会人でもない自分は一体何なんだろう?

当時の私には、「休憩」といえる気持ちの余裕もなくて、「何の所属もない=自分に何もない=自分に価値が無い」とホントに焦っていました。

就職活動:キャリアなしの中途採用へのギモン

大学院を辞めて1年近く経過してから、正社員を目指して就職活動をしていました。

まず、採用枠で立ち止まってしまいました。

卒業を控えた学生ではないので、新卒ではない。でも、塾でのアルバイト経験しかない私は、「職務経歴書」に書けるほどのモノがない。

やっぱり、「自分って何なんだろう・・・」というドロ沼は再燃。。。

「新卒では無い」だけで、中途採用の枠に応募。

いろんな会社に応募しても、やっぱり全敗。

働き方は二者択一!?バリキャリとフリーター

私の周りをみると・・・ちょっとノンビリ系の会社に勤めている友人もいますが・・・

元優等生の友人たちは、いわゆるバリキャリです。

月曜日から金曜日まで働いて、夜中までの残業があったり、飲み会で深夜帰りがあったり。そして土日は、習い事。子どもがいる友人は、子どもの習い事への送迎やママ友とのランチ会。。。。

すごいなぁ~、いいなぁ~と思う反面、「そこまでバリバリ働ける人しか、社会の中では必要とされていないのかなぁ」。

オンもオフも充実!という生活は憧れるけど、自分にはそんな体力はないよね。。。

仕事は、しっかりやりたいけれど、超・長時間労働なんて無理。

仕事はやりたいけれど、それ以外の「お付き合い」無しで働くっていうのは、ダメなの?

そんなギモンが沸いていました。

企業に就職して、バリキャリ路線でいくのか。全く諦めて、フリーターで、どうにか自活できるだけのお金を稼ぐのか、「働き方」って二者択一のように感じて、就職活動中は、それだけでさらに落ち込んでいきました。

不登校時代に目にした「主婦の働き方」

私が不登校だったのは、小学校4年生の頃です。なので、この話は30年くらい昔の話になります。

学校に行かず、家でテレビを観ながらお菓子を食べ続けるだけの生活でした。特に勉強をしようとも思わず、家にあった雑誌を手にとっていました。 

それは、母の婦人雑誌。主婦向けです。

『パートで見つけた!新しい私!』

こんな見出しで、満面の笑みの写真が載っている女性たちの姿。専業主婦だった女性たちが、パートに出て、若い人たちと触れ合って、身も心もリフレッシュ!といった内容でした。

こうした内容に、小学生で不登校児だった私は、衝撃を受けたのでした。。。

「おばさん」の年齢になったら、仕事ってこれしかないの?時給●円のパートで働くしかないの?

当時、こうしたギモンを聞く相手は、母しかいませんでした。

でも、母もずっと専業主婦。

記憶に残っている範囲の母の答えは・・・

「若い時からバリバリ働いている人はちがうよ」。

う~~ん。。。バリバリ働いたことの無い母。バリバリ働くってどういうことなのか・・・よくわからないまま、普通に学校にも行けれない自分は、将来どうやって生きていったらいいんだろう?と、ホントに悩んでいました。

「企業に勤める」だけが働くことではない!

上記のように、就職活動がぜんぜん上手くいきませんでした。そして、自分の病気も重なって、一旦すべてをリセットしました。

ふたたび、完全無職。

でも、家族のおかげで、心はかなりふっ切れていました。

だから、周りから「ニートって言われるんじゃないか」「プー太郎って思われるんじゃないか」という心配すら、一切無くなっていました。

もう、ムリ!

ハローワークに行って、給料と有給日数だけを見て、応募するかしないか決めている自分が、ホントは嫌だったのです。

そんな働き方を求めて、ずっと勉強してきたわけではないのですから。

ふっきれた心で気づいたこと。それは・・・

勤めるだけが、仕事じゃない!

企業に就職できないなら、自分で自分の仕事を作ろう!

それが、最初の自営業だったのです(この話題は、後日ふたたび)。

自営業は、誰にでも合う「働き方」

自営業に向いている人・向いていない人という区別って、ホントは無いと思っています。

自分っていうモノがあって、自分がどう生きていきたいか?が、常に問われ続ける働き方だと思っています。

だから、自営業は●●の人向きではなく、「自分」というモノの合わせられる「働き方」だと思うのです。

私は、バリキャリとフリーターの、どちらの働き方も嫌でした。

毎日残業することも、気が向かない飲み会に行くことも、会社の慣例行事に参加することも、ぜんぶ嫌でした。

でも、時給●円という立場で、「とりあえず自活」するためだけの、アルバイトをずーっと続けるのも、嫌でした。

さらに、「仕事はお金を稼ぐだけで、ホントにやりたいこと・好きなことは土日にやればいい」という考え方も嫌でした。

仕事って、人生の時間の多くを占めるもの。そんな膨大な時間を「好きではない」「お金のためだけ」に費やすのは、嫌でした。

だから・・・

やりたい仕事 X  合う働き方 = 自営業

に行きついたのでした!

働き方は、ずーっと書きたいトピックでしたので、このnoteでは積極的の取り上げていきたいと思っています^^

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