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私の仕事:いつも「人の話を聴く」ことで生きている

中村綾子です。

仕事のお題で書いてみようと思った時、いろんな場面の仕事は、たった1つの共通点で繋がっていると感じました。

それは、いつでも、どんな時でも、どこでも、「人の話を聴く」こと。

面白いほどに、そこが繋がっているのです!それが好きで、それが得意。だからカウンセラーって天職だと本気で思っています^^

バレンタインチョコの売り場でも、カワイイ女子の話もおばちゃんの話も。

17歳から23歳まで、カナダに留学していました。その中で、約4ヶ月ほど日本に居た時期があります。その時間を使って、アルバイトに精を出していました。

アルバイトの1つが、バレンタインの催事場です。

とっても可愛い女の子から「男の人って、甘いもの苦手ですよね。でもこれだったら食べやすいなどのチョコレートはありますか?」とキラキラした瞳で相談されて、なんだかこちらまで嬉しくなりながら、オレンジピールのチョコレートがけという商品をオススメした覚えがあります。

こんな素敵な女の子なのだから、あなたの恋が上手くいくといいね!とひそかに応援しながら(笑)。

さらに・・・おばちゃん世代。

当時、生チョコは、「冷蔵庫ではなく暖房のきいていない部屋で保存してください」とお伝えするのがお店のルールでした。

それをおばちゃん世代のお客様にお伝えすると「どこにしよう・・・タンスの中とか?忘れちゃったりして(笑)」「じゃぁ、ご自分で(笑)」。おばちゃん爆笑!

こうしたやり取りはとても楽しかったです!そのおかげかどうか分かりませんが・・売上絶好調!でも、アルバイトなので、多少誉められる以外、時給アップもなく、そのままバイト人でした^^;;

塾のアルバイトでも、小学生から「ヒミツ」を知りました。

塾のアルバイトといっても、講師ではなく、雑用係でした。始業前にプリントを机の上に配布してり、宿題ノートをチェックしたり、電車で帰宅する生徒さんを駅まで送ったり。

この「送り」の仕事は、結構すきでした(笑)。

授業後、一斉に帰る時は大人数ですが、時には授業後に自習したり、保護者の方の都合で、少しだけ時間がズレて帰る、という生徒さんが何人かいました。

生徒さんが「帰る!」と言ったら、すぐにその仕事が発生し、時間がバラバラなので、手の空いているスタッフが付き添う、というやり方でした。

「先生、帰る!」

まわりのスタッフに「行ってきます!」の挨拶をして、小学生とふたりで駅まで歩く道のり。その間、いろーーーんな話を聴かせてくれました。

授業の話・兄弟の話・テレビの話・・・etc.

面白いなぁ~と思いながら「うん、うん、それで!?」と聴いていると、どんどん話してくれる(笑)。普段、あんまりハキハキとしゃべるタイプじゃない子でも、なんだか一生懸命話してくれる姿がかわいくて、ますます「うん、うん」と聴いてしまう私(笑)。

そんな中で、社員の方も知らなかった兄弟情報などを手にいれて、結構重宝されていました。

パン教室でも、パンよりも話を聴いていたい。

*この写真はイメージです。

何度か書いていますが、はじめての自営業であり、前職はパン教室主宰でした。

パン作りに関しては、一応ライセンスは持っているものの、かなりかなり素人同然レベルでした・・・生徒さんには申し訳ないほどです。

でも、1対2または1対1のレッスン。だから、話は濃かったです。

OLさんからは会社の裏話。主婦の方からは、お子様たちの学校話。

そんな中でも、いろんな相談をいただきました。

・留学したい、でも仕事どうしよう。

・実家で上手くいっていない、でも一人暮らしは不安。

・娘が習い事で上手くいかなくて、兄弟でどうしてこんなにちがうの?

・20代で起業するってすごい、自分も会社やめて何かやりたいなぁ・・・

中には「掃除機、どれ買ったらいいですか!?」「電球どこで売っていますか?」という、「ソレ、私に聞く?」という質問もありました(笑)。

いろんな話を聴かせていただていると、パンよりも話!パンはもういいから、ずっと座って話を聴いていたい。本気でそう思うようになりました。

これが、カウンセラー職にもどったきっかけです。

だから、話を聴くが本業になりました!

上記の通り「私の仕事」は、いつもいつも「話を聴く」ことでした。いつのまにか、どんな仕事でも、どんな立場でも。

それが、大好きで、ホントのやりたい仕事だと気づかせてくれました。

だから、「話を聴く」が本業になりました!それが、カウンセラーという仕事です。

もちろん、カウンセラーとして仕事で話を聴いていくのは、シビアな面もあります。話を聴くだけではなく、経営という側面もあります。

でも、人から話を聴かせてもらうことは、私一人では経験できなかった世界を教えてもらうこと、知らない世界を垣間見るチャンス。それが、とても貴重なことだとホントに思っています!

話を聴くを本業にしたい人へ

カウンセラーって、だれでも「カウンセラーです!」と言えば、職業として成り立ってしまいます。

だから、「カウンセラー」という中身はイロイロです。もし、これからカウンセラーを目指して、カウンセラーとして生計を立てていくなら、私は、2つアドバイスとして贈りたいと思います。

・基本的な心理学の勉強をしっかり重ねていくこと

・カウンセリングの中身・想いを、発信し続けて行くこと。

カウンセラーという資格の中には、超・短期間で取れるものや、通信講座だけで取得できてしまうものがあります。でも、カウンセリングで接するのは生身の人間です。だからこそ、そんなカンタンな仕事ではありません。

無駄と思えるような心理学の勉強を、大学でしっかり重ねていってください。心理学の歴史なんて学んでも、現場で役に立たない、という気持ちはきっと沸くと思います。でも、無駄と思える事柄も、ずーっと仕事をやり続ける中で、いつか何かと繋がっていくのです。

さらに・・

カウンセラーは玉石混交だからこそ、あなたのカウンセラーとしての想いをブログなどで発信し続けてください。病院のHPには、ごく簡単な経歴しか記載されていなくて、私が病んでいる時、病院えらびにはとても苦労しました。

だからこそ、カウンセリングを経験する前に、カウンセリングの中身がみえるような発信こそ、「未来のクライアント様」と出会うチャンスであり、「信頼」につながるのです!

・・・

今回のnoteでは、はじめて募集中のテーマ「私の仕事」について書いてみました!これまで書いてきた中で、1番楽しく書けました(笑)!

仕事をしてきたからこそ、次の仕事へ。

女性向けサロン・鍼灸院・教室経営サポートを行います。

快適経営は細部に宿る!

サポート開始は、9月を予定しています。

#私の仕事

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