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働く時間を「お客様」に合わせて失敗した話。働く時間を「自分」に合わせてうまくいく話。

こんにちは。中村綾子です。

「働き方」の中でも、自営業あるあるネタの「働く時間」についてです。今回の「働く時間」とは営業時間です。

前職の頃は、「働き方」について考える余裕もないまま、ひたすら「お客様のために」であり、少しでもたくさんの人に来てもらえるように・・・と思っていました。

でも、そこで上手くいかなかった経験や、自分のライフスタイルを色々と考えるようになって、今の「働く時間」が確立できていったように思います。

夜8時のパン教室時代

前職はパン教室主宰でした。よくある自宅パン教室です。

パンのスキルも未熟なら、経営スキルはもっと未熟でした。

とにかくたくさんの生徒さんに来て欲しい、そんな気持ちで、フル活動していました。

朝1コマ・昼1コマ・夜1コマ。

コマ数だけを見ると少ないですが、全てひとりで回していたので、かなりかなり一日中バタバタでした。

問題は、夜レッスン

夜8時開始の2時間レッスン。

名古屋駅周辺の会社で働くOLさんが、よく来てくれた時間帯でした。

企業に勤めるという、私にとっては未知の世界の話が聴けたり。忙しい中、パン教室に来てくださることが嬉しかったり。パンを気に入ってくれて、パンで作る「結婚式のウエルカムボード」の注文をいただいたり。

いろーんないいこと・楽しいことが、たくさんありました!

けれど、、、朝6時から動き回っていた私には体力的にかなりハードでした。

さらに1番の問題は夕飯でした。

23時の夕飯

夜レッスンが終わるのが20時。片付けして、ちょっと準備して、夕飯を食べ始めると、すでに23時。

あぁ、こんな時間に食べてる。

不健康だよね。。。

お腹空きすぎて、食べ始めると止まらない。。。

楽しい時間を提供するためのパン教室。でも、自分の生活は不健康になっていく。自分は、ホントに楽しいのかなぁ。。。

そんな気持ちでした。

でも、夜レッスンに来てくれる生徒さんもいるのだから、、、と生徒さんに「合わせる」ことをやめる勇気はありませんでした。

これが、失敗した1つの要因でした。

カウンセリングも、最初は合わせていました。

カウンセリングを開始した頃、オフィスを持たずにホテルラウンジで実施していました。ランチコースもあるラウンジだったため、使えるのは14時〜18時のみ。

そこで、午前・夜は、スカイプや電話カウンセリングの時間として設定していました。

夜8時開始のカウンセリング。

それなりに需要はあったものの、私が一人暮らしを開始したタイミングで、夜8時開始のカウンセリングを閉じました。

理由は、、、

・夜のカウンセリングは、暗い気持ちを引きずりやすい。

・仕事をしているクライアント様から「仕事が急に入って」と言われると、変更不可と言いづらい。

気持ちを引きずりやすいのは、きっとクライアント様も同じだったと思います。せっかく前向きに回復していこう、というカウンセリングなのに、時間帯で悪影響があるのはよくない、と判断しました。

夜8時のカウンセリングを辞めても、売上は上昇する

夜のカウンセリングを辞めたら、どうなるんだろう?

これまで予約してくれていたクライアント様に申し訳ない。。。

当時の私が思っていたことです。同時に、今、働き方に悩んでいる個人事業主の方に多い悩みではないでしょうか?

結論から言うと、何も変わりませんでした。

むしろ、夜のカウンセリングを辞めても、集客・売上ともに上昇していきました。

だから、、、

お客様に合わせるよりも、自分に合わせる。

これが、無理なく続けるための結論です。

女性サロン・鍼灸院・教室サポート。

快適経営は、細部に宿る!

サポート開始は、9月を予定しています。

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