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はじめてみなけりゃわからない


今、本作りと並行して始めたことがあります。


私、最近、走り始めました。


きっかけは、とあるテレビ番組で漫才師の矢野兵動というコンビの兵動さんという男性が、関西マラソンに挑戦する企画を見たことでした。

吉本興業のホームページよりお写真お借りしました!
向かって左側矢野さん、右が兵動さん。
私がお名前を間違えていてゆうゆうさんのコメントで 
記載間違いに気づきました!ゆうゆうさん感謝!


兵動さんは52歳。体型も親近感のあるぽっちゃりで、到底スポーツマンには見えません。


兵動さんは走る前までは適度に怠惰で、充分におじさんだったそうですが、人生でやってきたことを増やしたいと、42.195キロに挑戦することにしたと話されていました。


最初は歩いているスタッフの方が早くて、150mで息をあげて、足を止めていた兵動さんは、練習を重ねて徐々に走れるようになっていきました。20キロを走り抜いた映像をみて、心が震えました。


私も走りたい。そう思いました。


私も走れるかもしれない。そう思いました。


ランニングシューズを買い、なんなら30年ぶりくらいに走ろうと思って走りました。


めっちゃ走れない。兵動さんのこと笑えない。


思っていたよりも走れなかったし、すぐ苦しくなるし、息はあがるし。


めっちゃカッコ悪い。けれど、なんか嬉しかったんですよ。


少し走る。少し歩く。またあの木まで。またあの橋まで。と少しずつ距離を伸ばして、前を向いて少しずつ少しずつ走っていくと、なんだか嬉しい気持ちになるんです。


川の流れを感じながら、鳥の背を見ながら、
イチニ、イチニと自分を鼓舞して、自分に負けて、苦しくてもまた走る。


昨日土手を5キロ。1人で休み休みでも走ったり歩いたりして、嬉しかったなあ。


こんなに身体が重いことも、気を抜くとおしっこが漏れる(軽失禁パットを使用)ことも、走らないとわからなかったです。


こんなすぐ挫ける性格も、すぐに息があがるへなちょこも、それでも走るのをやめたくない不思議も、はじめてみなければわからない私でした。


兵動さんの関西マラソンの顛末は、まだ番組で観てないんです。


やすとものいたって真剣です。という関西の番組なんですが、毎日、TVerでまだかなあ。って楽しみにしています。


走るのはじめました。今年は山と並行して、こちらも頑張りたいと思います。


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