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他者の人生への優しい介入。

違和感があるんだけど、うまく言葉にできない。そんなことがたまに、ある。

ミャンマーで、人材紹介会社のインターンシップをしていたときに抱いた違和感は、まさにそれだった。

私は”社会人の人生を記事にする”活動を2年程続けていて、個人の自己実現を支援することに興味を持った。

それをビジネスで試してみたいと思い立ち、
インターンシップを探しミャンマーに渡航した。

だけど実際に働いてみて、何かがモヤモヤする。その”何か”を無理やり言葉にしてみると、”営業がもらってきた案件に人を無理やり当て込む”ことへの違和感だった。個人に寄り添って話を聞いたとき、その人の要望を叶えられない人材募集だったとしても、全社の売上のために半ば強引に”説得”させて面接に繋げることも数回あった。

“やりたいこと”や”自己実現”のための手段は、仕事でなくたっていいと思う。知り合いの中には、大手企業を務めた後に大学院で学び直した方もいたし、働きながら趣味で自己実現を叶える人もいる。

そういう風に、ゆるやかに人が挑戦する背中をぽんっと押してあげられる存在で、いたいと思っていた。

まだうまく言葉にできないまま出かけた、内定先の懇談会で、同期から、君がやりたいのは
“他者の人生への優しい介入”だよね。
とふいに言われて、「ああ、それだ。私がやりたかったのは。」拍子抜けした。

相手が自分の内なる想いに気づき、一歩踏み出す。
そんな勇気のいる一歩を側で優しく応援できる、
そんな人になりたい。

#自己実現 #選択 #一歩踏み出す

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