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無宗教の自分って、世界的に見たらまじで希少価値高いなと気づいた

今学期、私はアメリカの大学で「宗教とポピュラーカルチャー」という授業を取っている。動機としては、なんとなく面白そうという軽い気持ちだったのだが、これは本当にアタリの授業だったと思っている。

人生において、世界地図で宗教の分布図を見ることは稀かもしれない。しかし、私はこの授業で何回も目にすることになった。

日本に生まれると、「無宗教」が当たり前であり、むしろ何かを熱心に信仰していたら、何か怪しいものに騙されてるんじゃないか。などど思うような空気感がある。もちろん私も、そんな空気感を吸いながら生きてきた。

だから、授業で宗教の分布図を見たときにかなり驚いたのだ。世界地図で「無宗教」の国の割合が少なすぎる。「え、日本ってそんなにマイナーな国なんだ!?」と本気で驚いた。

アメリカで生活をすると、いかにキリスト教の文化が生活に根付いているのかが分かる。熱心な信者は週に何回かみんなで聖書を語り合うし、日曜日には教会に行く。そこでのコミュニティも強いし、最終的には「ジーザス」に祈りを捧げるのだ。「Oh my God」という言葉からも分かるように、神は日常会話にまで侵食している。

つまり、その辺の道端にいるお姉さんもおじさんもみんな信者である可能性が高いのだ。そんな国にいると、自分は無宗教である。というその状況がとても稀に思える。もはや、信者のように神を信仰しなくても、ときどきピンチのときだけ「神さまお願いっ!願いを叶えて🙏💫」とか適当に願っちゃう自分最強だな、とさえ思うようになってきた。

こんな気軽に神様にお願いができちゃうなんて、自分の特権であるし、世界的に見ても希少価値生物である。そんなことに気がつかせてくれるなんて、この授業はアタリである。

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美味しいご飯が食べたいです🍣🍔🍫