ハロウィンも終わり、街にはクリスマスソングが流れるようになりました。今年ももう、終わりが近いのですね。
11月の発表です！
先月から取り組んでいたクロスステッチキットが、完成しました♪

グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』のモチーフ。
ヘンゼルとグレーテルの兄妹と、お菓子の家。
菓子の家、目の前で見たらどんな感じなんだろう？

ヘンゼルとグレーテルのお目々は、糸の結びめを一個作って固定する、フレンチノットというステッチなのですが、一発勝負で私にはむずかしいです。もっと可愛くしたかったな。やり直したい。というか、多分、やり直します！
糸だけでひとの顔を表現するのは、シンプルゆえに技術とセンスが問われます。

『ヘンゼルとグレーテル』、どんなお話か覚えていますか？

飢饉が起きたために、両親から森の奥に捨てられるという、なかなか厳しいお話の冒頭。
日本もヨーロッパもごく最近までは、飢饉、その果ての餓死、口減らしのための子捨て、人身売買は当たり前だったのですよね。
子どもの頃は、お話の中の特殊なことに思ってました。今の日本では少なくとも、天候不順が起きても飢えずにすみます。しあわせな時代なのですね。

ヘンゼルとグレーテルは、森の中の魔女の家から生きて帰れてよかったな。
家へ帰り着くための目印を忘れなかったヘンゼルの知恵と、最後に魔女をかまどへ突き飛ばしたグレーテルの勇気と大胆さがあってこそ。

知恵、勇気、大胆さ。
と抜き書きしてみました。生きていくには、どれも大事。

今月も見ていただきありがとうございます。