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とっても大好き、ドラえもん

先日、富山県高岡市にある藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーに行きました。

藤子・F・不二雄先生こと藤本弘さんは、生まれてから高校卒業し上京するまで、ここ富山県高岡市に住んでいました。
のちにコンビを組む藤子不二雄A先生こと、安孫子素雄さんとの出会いも高岡市の小学校でのこと。
当時「ドラえもん」に出てくるような空き地が、先生たちのおうちの近くにあります。そこでジャイアンみたいなガキ大将や、スネ夫くん、しずかちゃんたちお友達と遊んでいました。
裏山を思わせる自然もあります。

神奈川県川崎市には藤子・F・不二雄ミュージアムがありますが

川崎市は、漫画家デビュー後に長く住んでいた場所。



私は、子どもの頃から藤子不二雄先生の漫画「ドラえもん」を支えにして生きてきました。

運動も勉強もまるでダメで、ガキ大将のジャイアンにいじめられていて、昼寝とあやとりだけが得意、なのにラクしておいしい結果だけが欲しいのび太くん。困ったら「なんとかしてよ、ドラえもん!」とドラえもんに泣きつけば、ドラえもんが「しょうがないなあ」とひみつ道具を出してくれる。

高岡の伝統産業である「高岡銅器」により制作した、ドラえもん像。現在のアニメのドラえもんとはちょっと顔が違いますね。

私はかろうじて勉強は出来たけれど、運動は出来ないし不器用で友達も少なくて、学校も家もつまらなくて。

「のび太くん」は、私でした。

どんなにだめだめでも、のび太くんを見放さず寄り添い続けるドラえもんは、私の憧れで、お守り。のび太の勉強部屋の畳に寝っ転がって漫画読んでいるのは私だったし、そのそばにはいつももちろん、ドラえもんがいました。

ドラえもんは、だめだめな私に「ここにいていいよ。君だってしあわせになれるよ」と子どもの頃も今も変わらず、ずっとずっと言い続けてくれています。


ギャラリーへの入り口はどこでもドアになっています。


「マンガばかり読んでいないで、勉強しなさい!働きなさい!」
と叱られます。
幼稚だとバカにされることもあります。

マンガに限らずあなたが今、好きなこと、子どもの頃好きだったことは、たとえ人にバカにされようと理解してもらえなかろうと、あなたにとって大事なこと。
あなたの未来を照らす灯台であり、あなたの核心を守る力がある特別なお守りだと私は思います。

暗闇に放り出されたように感じる時は、好きなこと、子どもの頃好きだったことを思い出してください。きっとあなたを照らしてくれます。


自分の好きなことを

何よりもあなたが

信じて大事にしてください。





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