海外出張で大失敗!修羅場をくぐりぬけた話

海外出張での失敗談はたくさんあります。。


例えば、次のようなもの。

・常務との出張でアポ時間を間違えて一時間お待たせした

・日本のお菓子は人気があると思ってお菓子を持って行ったら、ヴィーガン・ベジタリアンの人がいてお菓子が配れなかった

・ロンドンで「きれいな庭園!」と思って散歩したら、出入りに鍵が必要で、入ったはいいものの出られなかった


その中でも極め付けの修羅場をくぐり抜けた話について書きます。


季節は3月、まだ肌寒いボストンのホテルに宿泊していたときのこと。その日、仲良くなった取引先の人と楽しくお食事をして、飲んでホテルに帰ってきました。

寒いのでバスタブにお湯を張りながら、お風呂に浸かっていたんです。

酔っていたのも手伝って、普段よりゆっくりとお風呂に入り、さてお風呂から上がろうと思った瞬間。

お風呂場には排水口があるため、バスタブからオーバーフローしたお湯はそこから流れていきますよね。

そのはずだったんですが・・・


なんと、

バスタブから流れたお湯が室内に氾濫していたんです!!!

しかも、お風呂場周りだけでなく、

部屋の半分と、玄関(部屋の外)まで!!!

酔いが一気に覚めて、顔面蒼白になりました。


よく海外旅行保険の支払い例で、お風呂で水漏れというものがあり、「これはさすがにやらんやろー」と内心思っていたのが

まさか自分がやることになるなんて!


夜遅かったので、24時間オープンのホテル内のジムに行き、バスタオルを大量にかりてきて、水を吸い取り、ジムの使用済みタオルに戻す、またバスタオルをかりる・・というのを5往復くらいしました。


溢れた水は少しマシになったものの、まだ室内は湿っています。階下に水漏れしていないことを願ってその日は寝ました。


翌日、「掃除に入らないでください」の札をドアノブにかけて、出社。


仕事の合間にインターネットで調べたところ、

水漏れで1,000万円の請求

があった例もあるとのことでさらに不安が高まりました。


自分の海外旅行保険の補償範囲を見ると、お風呂の水漏れは補償範囲外・・・


誰にも相談できず、いつホテルにバレるかひやひやしつつ、バスタオルでの拭き取り、ドライヤーでの乾燥などを細々と続けながら、残りの数日を湿気の多い部屋で過ごしました。。


そしてやってきたチェックアウトの日。ここまできたらもう正直に話すしかないと、フロントの人に英語で伝えました。。


そうすると、一緒に部屋に見に来てくれて、

「わかりました、大丈夫です」

と言われました。


え、回復費用は?と思ったんですが、

支払いは必要ない

との神回答。


今回なホテルのご好意でなんとかなりましたが、私のようなおっちょこちょいは海外旅行保険で賠償責任が補償内容に入ってるか絶対チェックしてください!

会社で加入の海外旅行保険には付いていないことがあります。

あと酔ってお風呂に入るときも気をつけましょうね。


より良い発信ができるように、体験や知識に投資させていただきます。