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ミニマルに生きるは手段

私,ミニマリストなんです!
って流行ってる。

私もミニマリスト。でもそれは選択的ミニマリストじゃなくて必然的ミニマリスト。
4年前から3年半1人暮らしをしてた。
引っ越して半年は何にも家になかった。ベッドもテレビも湯沸かし器も。
仲はいいけどなんとなく親に頼らずに始めた一人暮らしはお金がなくて,何にもものがない状態でただ生きてた。
それからしばらくするとお金も溜まってきてちょっとずつものが買えるようになるんだけど,そしたら次は洗い物と掃除ができない自分に出会った。
元々知ってたけど,舞い戻ってきたって感じ?
洗い物は2ヶ月溜めちゃって,カビて腐って食器の大半を捨てるってことが3回あった。友達が来ないと掃除しないから,前友達が来てタコパしてぐちゃぐちゃになったこたつの上が次の友達が来るまでの2ヶ月そのままだったこともある。排水溝の掃除しなすぎてお風呂の排水溝を始めて開いた時は溜まりすぎた髪がスライムみたいにその排水溝を埋めてて,そこなんて見えなかった。

そんな私だから途中からものを増やさない,減らすことにした。例えば10個しかものを持たない人はその10個をならべかえるくらいしか散らかしようがないから散らかせないよね,その状態に私もなればものを片付けられない悩みから解放されると思ったんだ。

で,ミニマリストになってラグも捨てて掃除機とか大きいものを人にあげてものがなくなったら多少人生マシになった気がした。元々物をあんまり買わない私はさらに物を買わなくなって,本ぐらいしか増えるものがなくなった。
これが幸せなのかはわからない。
でもこうじゃないと人間らしく生きられなかった。

まあその家も空き巣に入られて引き払ったんだけどね。

今実家に住む私の物はやっぱり少ないままだ。
きっとこれからも少ないものを維持しながら生きていくんだろうなと思う。

とはいえ最近の悩みは春夏秋合わせて15着しかない私のクローゼットなのだが。

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