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作文が苦手だった。

noteの記事が、前回の投稿で無事に50記事になりました。

勢いで始めたnoteだけど、まさかこんなにちゃんと更新するとは思わなかったなあ、というのが本音(笑)


小学校の頃から、文章を書くことにとても苦手意識を持っていた。作文の書き方なんて誰にも教わってないのに、わたしの書いた作文を読んで「上手じゃないね」って大人に言われたことが、ずっとずっとトラウマだった。「あぁ、わたし、作文下手くそなんだ」幼いながらに植え付けられたその潜在意識は、今でもわたしの中にザラザラとした感覚と共に残っている。

自分から生まれる言葉に、自信が持てなかった。
自分の気持ちを文章にすることが、怖かった。

「そんなに読書が好きでいっぱい本読んでるのに、なんで作文は下手くそなんだろうね?」
いつ誰に言われたかなんて、もう覚えてないけれど、ショックだったことはとてもとても覚えてる。

気がつけば完璧主義になっていて、誰から見ても「上手だね」って言ってもらえるものしか、外には出せないって思うようになっていった。

レポート課題でクラスで一番をとっても。わたしの書いた修学旅行記が学年の優秀賞に選ばれても。ずっとずっとどこか納得いかなくて。苦手なもので評価されることに、後ろめたさと違和感を感じていた。
わたしなんて全然上手じゃないのに、って。
わたし作文下手くそなのに、って。


逃げていた。苦手なことからずっとずっと。
できないって思い込んで、やりたいこと、なりたい姿から、逃げていた。周りからの評価ばかりを気にして、人の目を気にして、自分のプライドが傷つくことが怖くて。ずっとずっと逃げていた。


でも、やっぱり。


たくさんの本を読むうちに気づいてしまった。
わたしも、文章が書きたいという気持ち。
読むだけで、わくわくしたり、ドキドキしたり、嬉しくなったり悲しくなったり。そんな文章を、わたしも書けるようになりたい。


わたしにできるかな、どうかな。
自信ないな。やめとこうかな。


何度も葛藤して、何度も辞めようとして。


それでも意を決して伝えた「毎日note更新します!」という宣言。
そして、自ら入ったまいにち日記部。

やらなきゃいけない環境に自らを置いたことで、なんとか書けた50記事。

気がつけば、読んでくれる人が増えて、感想を伝えてくれる人が出てきて、さらには「あやめしの世界観が好き」って言ってくれる人まで。

とても、嬉しい。
とてもとても、嬉しい。


完璧じゃなくていい。下手でもいい。
これから上手になっていけばいいだけの話だから。今のわたしの気持ちは、今のわたしじゃないと表現できないから。


だからわたしは、今日も書く。

他の誰でもない、自分のために。




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