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斜に構えてみたら、生きるのが楽になった

最近なんだか、色んなことを斜に構えてしまっている自分がいる気がする。

素直に人の手助けができなくなったというか、なんでやねんって思うことが増えたというか。

つい先日、2回くらいしか会ったことのない友人(って言ってもいいのかすらわからない間柄の人)から久しぶりに連絡がきた。
「保険会社に転職したから、1時間でも30分でもいいから保険の話を聞いて欲しいんだけど、今週時間あるかな?」
このメッセージを見て、まず最初に思ったのは、「なんの義理があって30~1時間の時間を使わなあかんねん」だった。だってそんなの、30分じゃ終わんないじゃん、普通。自分のスケジュールを確認して、空いてる時間を送って時間を合わせて、カフェかどこかまで出向いて、そこまでしてどうして仲良くもない人の保険の話を聞かなくちゃいけないんだろう。ちなみにわたしは保険に対しては特に困ってはいない。
誘い方も直球ドストレートすぎるし、そんな営業やってたら成果出ないのでは……とか、お節介にも思ってしまった。思っただけで特に口には出していないけれど。

でも、営業ってやっぱり、相手とのリレーションの構築だったり、ニーズを汲み取る力だったり、潜在ニーズを引き出す力だったりが必要だと思うんだ。それを全部すっ飛ばして、直球どストレートに「これ買ってくださーい!」だと、うまくいくものもいかないんだと思うんだよね。

だから、申し訳ないけど丁重にお断りの連絡を入れておいた。ごめんなさい。仮にわたしが保険に入りたいって思っていたとしても、自分のライフプランナーは本当に心から信頼できる人にお任せしたい。こういう営業の仕方をされてしまうと、正直なところお任せしたくないなって思ってしまう。
「もっとこうした方がいいと思うよ」とか言ってあげられたらいいんだろうけど、わたし、どうやらそこまでお人好しなモードでは今のところないっぽい。
わたし自身、決めなきゃいけないことやらなきゃいけないことがたくさんあるから、そっちで手一杯なの、ごめんねって感じ。

あ、でも業界問わずに営業をやっている方にはぜひ読んで欲しい本は紹介してあげても良いのかもしれないな。あとで連絡してあげようかな。いや、お節介かな、どうだろう。とりあえずここに載せておくことにする。


どんなことに対しても、以前のわたしなら「えー!すごいね!話だけでも聞くよ!」なスタンスだったんだけど、今のわたしはそうじゃない。

「ごはん行こう!」なんて誘われたら、なんで行かなきゃいけないんだろうとか考えちゃうし、「相談があるので電話の時間ください!」とか聞かれたら、どうして自分の予定調整してまで電話の時間を作らないといけないんだろうとか思ってしまう。

なんだか、ちょっと嫌なヤツになってしまったような気がしてならないんだけど。でも、自分の時間は大切にしたいし、乗り気にならないものには参加したくないし、そこに時間とかお金を使うのってすごく勿体ないなって思ったりもして。

そう思うようになったのは、わたし自身にやりたいと思うことや、こだわりみたいなのがどんどん増えてきたからなのかなって気もしていて。

あと、以前までは誰かから嫌われることに対して異常なまでの恐怖を感じていて。「この誘いを断ってしまったらなんて思われるかな……」とか「嫌な気分にさせちゃうかな……」って気持ちが優先されていた。
でも、今はそういうことを気にしなくなったというか。「相手がどう思おうと、今のわたしはこうなんだ!」っていう自分の気持ちをちゃんと聞いて行動できるようになった。そしたらなんだか自分の肩の荷が下りたというか、なんだそんなに無理しなくてもよかったんだってふと思ったりもして。
そう考えると、わたしも強くなったのかもしれない。ちゃんと自分の気持ちを自分で聞いてあげられるようになったから、成長したのかな、なんて。


他の人からしたらなんでもないことかもしれないけれど、わたしの中ではすごく大きなことな気がした。


別に誘いを断っても、人間関係壊れることないんだよね。それに、壊れてしまったらその程度の関係だったってことだからね。割り切りって大事。

ずっと心の奥底にあった「八方美人」の短所を、いい意味で克服できているような気がする今。


いや、うん、こんなnoteを書くかどうかも悩んだし、書いてから公開するのも悩んだけど、ひとまず、今のわたしが思っていることを残しておこうと思う。



今日もおつかれさまでした。





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