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今の美容師さんと前の美容師さんの違い

美容室を変えて1年になる。

結果的に変えて良かったと思っている。
「なんか気に入らない」「別の美容室でやり直したい」と思うことが一切なくなった。

前の美容師さんと今の美容師さんの違い。

今の美容師さんは、カラーの希望として見せた色をそのまま再現してくれる。今回は「ピスタチオグレージュ」というご大層なネーミングのカラー(要は緑とグレーとベージュがかったブラウンだ)を、インスタの投稿そのままに再現してくれた。

前の美容師さんから「似合わせるために、実は要望とちょっと変えてるんだよね」と言われたことがある。私の持っていく色見本はちょっとやりすぎ感があったりする(本人にその自覚はない)ので、ソフトにしていると。
当時はその心遣いが有難いと思ったものだが、今思えば余計なことをしないでほしい   と思う。

美容室に持っていくカラー見本は「その時に本当にしたい髪型、髪色」であって、仮に今回のピスタチオグレージュが実はカメムシのような色であっても、今はその色にしたいんだ。
美容室の鏡と家の洗面台の鏡ではいい感じに見えたが、職場のトイレのクソ蛍光灯の下ではカメムシ色に見えたとしてもだ。

あと、今の美容師さんは「1.2cmカットしてください」と言うと本当に1.2cmしか切らない。
これは前の美容師に限ったことではないのだが、美容師に1.2cm切ってくださいと伝えた場合、大抵は3〜4cm切られるイメージだ。トラブル不可避。

私はお堅い職業なのだが、今の美容師さんにもそういう感じ(カラーもカットも言われた通りにやる、言われた通りにしかやらない)があって、それが結構好きだ。仮にそれが似合わなかったとしてもオーダーした客のせいなのだから。

今回オーダーしたピスタチオグレージュと、1.2cmの前髪カット(前回から伸びた分を切っただけ)は今のところとても気に入っている。

月曜、職場に行ってゴミ蛍光灯の下でどのように見えるかは未確定だが、彼女のことだからゴミ蛍光灯の下でもいい感じに見えるように仕上げてくれたはずだ。たぶん。

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