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クラウドユーザーに向けた気軽な勉強会の開き方(後編)

あやなるのアドカレ8日目分!前回の続きです。

発表者は開発エンジニア

最初の頃は発表をユーザーサポートチームのエンジニアにやってもらっていました。今でもサービス概要の説明などの部分はそうしています。

しかし、続けていくうちに、開発エンジニアからも「自分たちが作ったサービスを自分たちでアピールしたい」という声が上がり始めました。これ、かなり嬉しかったです。そこで、各サービスの発表の回などを設けるようになりました。

そして、サービスが成長してユーザーが増えてくると、ユーザーにも利用事例を発表してもらえるようになりました。これからはどんどんユーザーが事例を共有するような場にもしていくつもりです。

スライドと質疑応答は全公開

当たり前ですが、スライドはその場で社員の誰もがアクセスできるようにしています。今までのスライドにもすぐにアクセスできるように、全部入りのフォルダを作り、まとめて公開しています。

質疑応答の内容はテキストまとめてリストにしています。ちょっと作業が大変ではありますが、参加できなかった人でもさっと目を通したり、その場で答えられなかった質問を確認してもらうことができるので。

このリストに関しては、まだまだ改善できるなぁと思っているところです。検索機能の質をあげれば、過去の質疑応答も簡単に探せるし、ミートアップ以外の時でももっと気軽に質問できるようにしたい。ユーザー同士でも回答を書き込めれば、コミュニティっぽくなってきそう。などなど、この辺のアップグレードはずっと考えていて、アイディアは色々あるので、今後少しずつ対応していく予定です。結果はまたnoteに書きたいですね。

社内ビデオチャンネルを活用

Zoomなどでの会議が主流になって、ミートアップの動画を録画するのが劇的に楽になりましたよね。これを残しておかない手はない。参加できなかったユーザーや、新しく入社した人、過去の情報に興味がある人たちに、動画を届けることができます。

社内の人だけがアクセスできるYouTubeみたいなシステムで、Microsoft Streamというのがあって、私はそれを愛用しています。よく調べたら実は使えるって企業が多いかもしれません。弊社もそこまで使われているわけではないのですが、ドライブで共有するより圧倒的に見やすいので、発表動画のデータをアップロードし、ここへのリンクを宣伝しています。

先日とても嬉しかったのが、「いつも忙しくてミートアップには参加できないけど、作業時間中にずっとミートアップのビデオ流して聞いてるよー。」とユーザーに言ってもらえたことでした。昔の動画が何百回と再生されているのを見ると、とてもやりがいを感じます。

ちなみに数字が出てきたところで規模感の話をしておくと、現状ユーザーは1000人以上いますが、毎回のミートアップの参加者は100名前後です。ビデオのおかげでより多くのユーザーに情報が届けられるので、とても良いです。

気になる告知方法

先日ここまでの話を情報交換会的な場で共有したときに、告知はどうしてるのかと聞かれました。全員に会議依頼を送るのも手ですが、ちょっと躊躇しちゃいますよね。全員に届くメールや掲示板的なものは見てない人も多い。でも、数をこなせばそれぞれのよく見ているところで目にとまるはずなので、告知できるとこ全てで告知していますw

  • エンジニア全員のメーリスにメール

  • 社内掲示板に投稿

  • 社内Slackの #general  (メンション通知なし)

  • 社内Teamsの希望者だけのチャットグループ (メンション通知あり)

  • 事前申込者が少ない場合は、社内の知り合いにDMすることもw

こんなところでしょうか。
1~2週間くらい前に1回送ったあと、1~2日前にリマインドを出しています。。

仲間を募集しています!

さて、ユーザーにとって「気軽な勉強会」の話をしてきましたが、途中からお察しの方もいらっしゃるように、運営を効率よくまわしていくのは、なかなか一苦労な業務量でした。これだけが仕事というわけでもないですからね。

この1年間は、なんとか1人でやってきたのですが、そろそろ仲間が欲しいところ。運営だけでも人手不足なのですが、”運営にも興味があって、エンジニア向け研修も作ってみたくて、発表したりトレーナーをやったりも興味ありまっす!” なんて仲間を大大大募集しております。英語もチョットデキルと嬉しい。

これを最後まで読んでくれたそこのあなたはすでに興味がある気がするので、よかったらTwitterでDMください。運営の経験はなくても大丈夫です。

登壇・MTG依頼もお待ちしています!

・こういった内容の登壇をしてほしい
・そこまでの場はないけどカジュアルにMTGして色々聞きたい
などあれば、いつでも大歓迎です。

私自身ももっと色んな方と交流して、他社の事例を学んで改善し続けていきたいと思っているので、単純に情報交換したい方からのご連絡もお待ちしております。

結局長くなってしまいましたが、このお話はここまで。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました~!

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