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恋人や夫婦を「パートナー」と呼ぶ理由

みなさんこんにちは、あやにーです。
突然ですが、私は恋人や夫婦感の話をするときに、相手のことをパートナーと呼んでいます。

「奥様は御変わりありませんか?」ではなく「パートナーは御変わりありませんか?」と聞くように。
「彼氏できた?」ではなく「パートナーできた?」と。

私は自分の会社理念に「年齢、国籍、性別などに関わらず誰もが多様な価値観を認め合い思い描く人生を生きることが出来る社会に」を掲げており
今年はそうした想いによりフォーカスした仕事をしていきたいなと思っています。

私が目指す多様性のある社会になるように、一つの想いを込めて、この「パートナー呼び」を始めました。
今日はそんな小さなアクションについて書きたいと思います。

パートナーを「相方」と呼んでいた時代

過去にも何度か書いていますが、私はバイセクシャルでパートナーは性別に関係なく付き合ってきました。
私自身セクシャルマイノリティーであるということを隠すわけではありませんが、理解してほしい!という思いもなく「恋人がいる」と周りには伝えていました。

私にガールフレンドがいた時に「彼氏はいるの?」「彼氏はどんな人なの?」と聞かれるたびに、彼氏ではないというところから説明するべきなのか?という「嘘をついている自分」に対しての違和感をずっと抱えていて
「彼氏」と呼ぶのではなく「相方」という表現を選んでいました。

私としては、欠けることのない大切な相手であるという気持ちをこめて呼んでいましたがこれがまた別の波紋を呼ぶ呼ぶ(笑)

「相方って、お笑い芸人かよ!」というツッコミや、「大切に思っているようには聞こえない」というような意見もあり
そのときはここまでマイノリティーに対して社会の注目もなかったので、「なんと呼ぶべきなのか」という答えにもたどり着けず、悶々としていました。

そんな中で、アメリカ出身の友人が私に「あやかのパートナーはどんな人なの?」と聞いてくれるというキッカケが。
彼は当時私にガールフレンドがいることは知らず、自然に「パートナー」という言葉を使っていて
「パートナーなら、性別に関係なく、婚姻関係にも関係なくすべての人に平等に使える言葉」なのだと、気がつくことが出来ました。

人の付き合い方やパートナーシップは多様な形があります。
オープンにしている人もいれば、そうでない人もいる。

こうしたセクシャルマイノリティーの問題だけでなく、事実婚など婚姻関係を結んでいない夫婦なども世界中に大勢いて
みんな色んな思いをもちながら、パートナーシップを築いています。


一つの呼び方、考え方を変えていくことは自分の意識や周りの意識もかえていく。そこから私はパートナーという呼び方をすると決めました。

相手のことを思いやる心を大切にしたい

たった一つの呼び方を変えていくことはとても小さなアクションでしかありません。
でもこの小さなアクションが誰かの意識を変えていくかもしれない。
どんなアクションもそうして「自分発信できる時代」が今です。

例えば、マイノリティーの問題はセクシャリティに関わらず、マジョリティの人々は「どう接するべきなのか分からない」という人がほとんどなのではないでしょうか。

私はそれも一つの大切な思いやりだと思っています。
「傷つけたくない」「分からないから触れたくない」そうした優しい思いを持っている方も沢山います。
こうした多様性が認められる社会を実現していく上で「どう付き合っていくべきなのか」に答えがないからこそ
相手への尊敬の念をもって、言葉に思いやりを乗せていく。

そんな一つの言葉が「パートナー」だなと思っています。
その言葉で心が癒される人が増えることを祈りつつ。

マーケティングのことだけでなく、今年はこうした小さな私のアクションもシェアしていけたらいいなと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いします。

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