いきなりですが私の彼氏の話をしていいですか？
うちの彼氏（通称：ハニー）、とっても繊細で
女子のような「きめ細か」な視点で
物事を見ていることがあって

男の人だと思っているけど、
たまに女子会か？という会話を
繰り広げていることがあります。

うなずき方とか、プロ。
「もー本当ウケる♡」「そっかーそっかー♡」

「なんて素敵なのー！
いちいちおしゃれ！」←NEW!

最近のブームはいちいちおしゃれ、です。
完全に私の口癖です。反省しかない。
でも、優しい言葉で話す人なので
そこはとっても好きです。

今日はそんなハニーと
女子会っぽい
「となりの男女」をお送りします。
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お友達とディズニーシーへ行くことになり
前乗りでディニーリゾートの
オフィシャルホテルへ宿泊しました。

外資系の有名ホテルばかりなのですが
一番気に入っているホテルへ。
ここコスパいいんです。

舞浜に宿泊して困るのは、夜遊べるところが
少ないところ・・・。
イクスピアリにいくのもホテルから距離があるし。
この日はもうホテルから出ない！と決めて
ラウンジで一杯飲みにいこう、と向かいました。

比較的人がいて、みんなそれぞれ
自分の時間を満喫している様子のラウンジ。
私たちは店内が見渡せる壁際のソファーへ。

あ「それにしてもいろんなカップルがいるねえ」
店内を見渡し、こっそりハニーに言うと
ハ「ねー。みんな夫婦とかなのかなー」

ごめんなさい、実のない会話で！
8年もいるとこうなるんですよ。。。

ふと目の前に座っているカップルの話が
耳に入りました。
男性はタメ口で、女性は敬語。

ハ「前の人ってカップルかな～？」
あ「いや、違うんじゃない？
女の子は敬語だし、よそよそしいと思う」
ハ「確かに・・・」

すっかりとなりの男女の影響を受け
周りが気になっちゃうハニーさん。

いろんなカップルをさんざん見てきましたし
こういうカップルも珍しくないよね。
外資系のホテル取ってくれれば
付き合ってなくてもお泊りしちゃう子だって
世の中いっぱいいるでしょう。

お互いに気を使い合っていて
「初々しさって大事だなー」なんて
思っていたのですが。

ちょいちょいマウンティングをする彼。
「今の流行はさ～
新聞でもテレビでもないんだよ。
なんだかわかる？ネットだよ、ネット」
「まあ、君もそのうちわかるようになるからさ！」
「あ～その考えはちょっと甘いかもね！」
どんどんわからなくなる、この二人の関係。

22時すぎてする話がそれですか！？

でも、「エスプレッソと東京」のとき同様
女の子がおとなしいの。
ただ優しく頷くだけ。

仕事の話をしていたと思えば
いきなり話はまどマギ（アニメ）の話に。

男「○ちゃんなら
急に契約を迫られたらどうする？」
（アニメの中で変な生き物と契約して
魔法少女になるというお話です。
気になる人は検索してみて！）
女「えーっと・・・私はちょっとわからないです」
男「えー！俺は絶対無理～（笑）」
女「あ、あはは」

それが22時半を過ぎた
ゆうに30歳を超えていそうな
未婚男女の会話か！！！！！！！！！

もっと、もっとロマンチックな話はできないのか！
お前たちの前にあるウィスキーロックを飲み干せ！！！！！

むしろテキーラでも

飲んでみろ！！！！！！

私の持論なのですが
「ロマンチック」に対しての対策ができない男は
１２０％モテません！！！

モテない人が好きな人もいますので
それはそれで需要あるからいいんだけど
万人に対して「モテ」を意識したいのであれば
とにかく女を喜ばせたいという意識のもと
戦略的にロマンチックを追及できるかどうか。
ただそれだけでモテ度は変貌していくのです。

ホテルのラウンジで22時半に

まどマギの話をされたら
私だったら帰ります。

何万かかってもタクシーで。

まあ、付き合っているかどうか
分からないから仕方ないけど
何度もいうけど22時半超えて
説教とアニメ話はないわ！

私だったら、そろそろ

エロを感じさせてほしい！！！

と思うんですけど。
どうなのどうなの？

ひゃーってお隣を見ると
彼がにっこり笑っていいました。

ハ「んー、あのひと、僕的にはありえないな～」
あ「ん？どうして？」

ハ「だって

靴も靴下も脱いで、はだしだよ？」

Σ(ﾟдﾟlll)ええええええええええ

彼女からはテーブルの下で見えないけど
すごく器用に靴下が靴に突っ込んである・・・！

ハ「おデートなのにねえ。
ここホテルのラウンジだよー？」
あ「たっ確かに・・・」
ハ「彼はわかってないんだよ～」
あ「なっ・・・何をでしょうか・・・」

ハ「彼の行いは彼女の評価に
繋がるってことを」

(；ﾟДﾟ)！！！！！！
うちの子どうしちゃったの！
びっくり仰天だよ！

ハ「あんなお行儀の悪い彼と付き合うなんてって
思っちゃうよねえ。
あれたぶん癖だし。
周りで見た人は嫌な気分になるよ～」

あ「間違いないっす・・・」

うちの子ったら
見るところが女子！！！！

でも本当に会話の内容だったり
ひとつひとつのしぐさだったり
若干ナルシスト入っている彼は
彼女を鼻で笑いながらも楽しそうで・・・

あああああああああ
今すぐここで
「あやにーが教える
必勝夜の恋愛講座　初級」を開いて
迷える男女を救いたい！！！！！

ハ「んま、僕たちも気を付けようね」
あ「はっはい・・・！！！！」（主に私）

私たちはロマンチックな会話をすべく
ビーフジャーキーをむさぼりながら
日頃の愛をささやき合っていたのですが

5分後・・・・

一瞬にして、そのロマンチックタイムが
大崩壊する羽目に・・・。

男「そろそろ行こうか」
女「そうですね。おいしかった」

男「そう？まあこんなもんだよ。


すみませーん！（大声）

チェックで！

お会計別で出来ますか？」

うおおおおおおおおおおお
お会計別でね！！！

この時間この店でこのタイミングで
お会計別ね！！！！

静かすぎるラウンジに響き渡る
お会計割り勘の声。

あ「いつもありが・・・

『お会計別で！』」

割り勘でもいいよ。

そこはカップルのルールだから！

ただ！！！
空気を嫁！！！！

そんなだから22時半すぎて
まどマギの話なんだよ！！！！！！
もうキュウベエと契約してくれよ！！！

その後、何もなかったかのように

二人で割り勘をして去っていきました。

いっやーーー

本当に色んなカップルがいるよね。

嵐の去ったラウンジで私とハニーふたり。
残りのカクテルを一気に飲み干し
色んなものを抱えつつｗ
お部屋へ戻り10分後ふたりとも爆睡。

そのあとあのカップルが部屋に戻り
お色気展開になったのか
私たちは未だに気になっています。
（本当女子）

この出来事で私は
改めて自分の行動には気を付けようと
心に言い聞かせながら。

どういう恋人でいてほしいかどうかは
人それぞれだけど
相手が喜ぶこと、うれしいことを
いっぱい増やし合えるという
そういうリレーションシップがいいなと思うのです。

誰のために、どんな自分でいるか。
それが相手の評価にもつながっていく。

帰り際廊下に落ちていた靴下を眺めながら
私は彼らがどんな夜を過ごしたのか
妄想にふけるのでした。

エロいことしたのかなー。